2013年ロンリーハーツ植物紀行
今年(2013年)は見ないだろうと思っていた野花3/盛夏の高所湿原編

今年7月、8月の秋田地方は天気が良くなかった。7月は雨続きで、まともに晴れた日は7月20日の一日くらいか。この日、私は約20年ぶりに秋田駒に登っている(こちら)。
8月は森吉に再々度、行った(こちら)が、そのすぐ後、県内の一部地域でゲリラ豪雨があった。
大館や鹿角では洪水に見舞われ、田沢湖の近くでは大規模な土石流が発生、多数の方が犠牲になられた。
その翌日、私は鳥海に登っているが、天気はひどいものだった(こちら)。
本頁では、それ以外の山で出会った花を取り上げようと思う。
7月中旬の大場谷地。
ニッコウキスゲは見頃だったが、コバイケイソウは終わっていた。
ニッコウキスゲ コバイケイソウ
今年は花の当たり年だったと聞くが、私は逸してしまった。(T_T)

モミジカラマツ サンカヨウの若い実

キンポウゲ科のミヤマキンポウゲとシナノキンバイはよく間違われる。
東北の山では一緒に咲いているところは少ないが、八幡平には少し有る。
これなら違いが歴然としていると思う。
7月中旬、八幡平東斜面にて。
小さめの黄色がミヤキン。花弁はエナメルを塗ったように光る。
大き目の橙みのある黄色がシナキン。花弁のように見えるのは萼。
従って花びらをめくっても外側に緑色の萼は無い。
コバイケイソウの実姿。
8月上旬、大場谷地にて。

コバイケイソウの花は逸したが、オニシモツケには間に合った。
8月上旬の大場谷地。オニシモツケの群生。
ピンクの綺麗なシモツケソウは秋田には無い。

今年は見ないだろうと思っていた野草・サンカヨウだが、今年は花だけでなく実も見ることが出来た。
実は青く熟し、一説では食すことも可能とか。八幡平の湿原近くで。
花の写真はこちら と行きたいところだが、一枚だけ。
サンカヨウの花。6月下旬に撮影。

八幡平ばかり続いたので、今度は須川高原。
8月上旬のいわかがみ平(須川高原)
白い花木はたぶんノリウツギ コバギボウシ

8月になると彼方此方の湿地でギボウシの花を見かけるようになる。園芸ギボウシの白っぽい花を見慣れた眼にはハッとするような青紫だ。
続いてカキラン。
花はパッと見には地味だが、近寄ってみるとなかなか味わい深い配色。
カキラン
8月上旬、乳頭温泉付近にて。
ヤマトキソウ
8月上旬、八幡平にて。この湿原にはもっと綺麗な
トキソウやサワランも有るが、開花時期はもう少し早い。

『黒花狼牙』と書くと何やら怖そうな感じだが、実物は何も怖くはないし、
キレイと言うわけでもない。しかしチョコレートのような花色は野草には珍しい。 バラ科のキジムシロやミヤマキンバイの仲間。
クロバナロウゲ
湿原でも水浸しの場所に生える。北に行くほど多くなる傾向。
ミズギク

彼方此方の湿原でミズギクが咲き出すと、そろそろ夏も終わりだなと思う。
行くよ〜
裏庭トップに戻る
モガ狂トップに戻る
管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
(本頁は2014年1月11日にアップしました。)