2019年ロンリーハーツ植物紀行
9月13日、初秋の八塩山と東光山

八塩山は出羽丘陵にある低山で標高713m、地元では山麓は黄桜(植栽)、山頂部はブナ林が綺麗な山として知られている。
春は草花が豊富だし、秋の紅葉時も含め、何度も訪ねているが、初夏から初秋にかけての時期には未訪問だった。
今回は初秋にどんな花が咲くのか確認のため登ってみた。
結論から言えば、今の時期、花はほとんどなかったが、一応記録にとどめておく。

山麓の東由利から八塩山を望む。右に突き出したのは鳥海山。

今回、登りは鳥居長根の痩せ尾根を歩いたが、花はホツツジが僅かに咲いている程度、
キノコもまだ少なかった。タマゴタケは今頃の時期、他の山でもよく遭遇するが、ここでは新鮮なものに会えて嬉しい。

鳥居長根の根っこ道 新鮮なタマゴタケ

山頂台地の先端に到着。ここから道は平らになる。


山頂台地のブナ林はいつ来ても美しい。


今日は鳥海山がよく見える。今まで登ったうちでは最高かもしれない。
雪渓は消滅寸前だった。
鳥海山

北東方向の眺め。左奥の小ピークは保呂羽山。

今日は岩手山も見えていた。
左奥は秋田駒ヶ岳、右奥に岩手山。

下りは風ぴらコースを歩く。
こちらは沢が近づくにつれ、花が現われて来た。
オオカニコウモリ
Parasenecio nikomontanus
オクモミジハグマ
Ainsliaea acerifolia var. subapoda

ジャコウソウ Chelonopsis moschata
(咲き残り)
キバナアキギリ
Salvia nipponica

風ぴらの沢筋は、春にはサンカヨウやアズマシロカネソウがいっぱいだった(こちら参照)。
今の時期はシソ科の花が多い。ジャコウソウは終わる寸前だったが、キバナアキギリは丁度盛りだった。

キバナアキギリ

ミヤマセンキュウ Conioselinum filicinum
だろうか。
ミズタマソウ Circaea mollis



この日は八塩山登山が昼前に終わったので、昼からは近くの低山、東光山(594m)にも寄ってみた。

下界から見た東光山

八塩山でも咲いていたキバナアキギリがここではすこぶる多く、全山に群生していた。

キバナアキギリ Salvia nipponica

他は・・・地味な花ばかり。
オオカニコウモリ
Parasenecio nikomontanus
このトウヒレン属は
トガヒゴタイ Saussurea nipponica subsp. Muramatsui
だろうか。

花後の
シライトソウ Chionographis japonica
ツルリンドウ Tripterospermum japonicum

東光山稜線の巨大ブナ。
分枝が多いのはあがりこの影響か。

タイリンヤマハッカかはたまたカメバヒキオコシか。
背丈は1m以上有った。
オクトリカブト Aconitum japonicum ssp. subcuneatum
葉は多く見かけたが、咲いてるものはごく僅かだった。

やはり今頃の時期の低山、八塩山と東光山に限って言えば、花は少ないことがわかった。

山頂からの眺めを二枚。
東光山山頂から鳥海山

東光山山頂から日本海と飛島


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(本頁は2019年12月19日にアップしました。)