2018年ロンリーハーツ植物紀行
11月11日、八塩山と東光山、W登山

11月11日はここしばらく見てなかった鳥海山を見たくて、由利本荘市にある低山ふたつに登ってみた。
残念なことに鳥海山は厚い雲に覆われ、その雪姿を拝することは叶わずだったが、それぞれの山で晩秋の風情を愉しめた。

はじめに登ったのは八塩山(713m)。こちらの紅葉はほとんど終わっていた。


昨年(記録はこちら)同様、上りは尾根(鳥居長峰コース)を歩く。

登り始めの雑木林 鳥居長峰コース、尾根の根っこ道

山頂台地のブナは葉を落として冬姿になっていた。

山頂台地のブナ林


山頂台地のブナはスラリと背が高く、日が当たると幹が白く輝き出す。まるで高原のシラカバ林(秋田には無い)のようだった。

ブナの樹冠は脳血管の模型みたい。

帰りは風ぴらコース、ただし瘤ブナは経由せず、急坂を降下する。

風ぴらコースの急坂は
ロープが無いと通過困難。
急坂のブナの木はごついのが多かった。

落葉の下にはイワウチワの葉が。来春の花が愉しみだ。

登山口で見かけたサワフタギの実


次いで、東光山(594m)。
こちらに登る頃には青空になり、日も射してポカポカ快適な山歩きとなった。
なおこの山には4月にも登っている(その折の記録はこちら)。

山麓の大滝付近から見た東光山(594m。右側)。左に突き出した山は仏洞山(488m)。

こちらはまだ紅葉が残っていた。

ちょっと歩いたら、一合目。



意外にも見ごたえのある紅葉が続く。



今年のラスト紅葉は11月7日に訪ねた岩谷山(秋田市)かと思っていたが、
東光山が正真正銘のラスト紅葉になった。

狛犬のような佇まいのブナ 干餅岩

紅葉は中腹の干餅岩付近で終わり。それより上は落葉して明るくなった林が続く。


稜線に上がると大きなブナの木が現れる。
八塩山とは樹形が違う。「あがりこ」だろうか。いずれにしても見応えのあるブナが多い。

分枝が凄い。

稜線のブナ林

山頂部は西側が伐採され、片面だけは展望良好。しかし鳥海山は雲に隠れて見えなかった。

本荘市街地や日本海方面を眺める。

山頂のお社。
今日は休憩している人が居た。
お社の陰にご神体?を見つけた。


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(本頁は2018年2月12日にアップしました。)