10月26日、紅葉の八塩山と法体滝 |
秋田の紅葉前線はいよいよ500m内外の低山にも降下して来た。
出羽丘陵にある低山、八塩山(713m)は紅葉が好いと聞いたので、今回、初めて登ってみた。
八塩ダム湖畔から八塩山を望む。
湖畔のカエデやサクラ(いずれも植栽)はほどよく紅葉していた。
10月26日は平日なので誰も居ないだろうと思っていたが、 (´π`;)まさにその通り。
慣例に従い、もろ登山口に柿の種号を止め置く。
鳥居の沢登山口にて。 歩き出してすぐのスギ林を抜けたら
急斜面にこんな立派なブナの木が。
今回、上りは尾根(鳥居長峰コース)を歩くことにした。
ブナの古木が手招きしてるようだ。
尾根の登山道は根っこ道が延々と続く。
それでも小一時間で山頂に到着。
そこは台地上のブナ林で展望はきかなかった。
山頂のすぐ近くに鳥海山専用の展望場所があるのには驚いた。
到着時は残念ながら雲を被って見えなかったが、早い昼飯を食べたり、周辺を散策して時間調整。約一時間粘ったら、一時だけ姿を現わしてくれた。
鳥海山展望地から鳥海山を望む。
下りは風ぴらコースを使い、奇怪なコブのある巨大ブナにご挨拶。
(´π`;)密なブナの間を下って行く。 このコブは今まで見た中では最大。
下山途中、年配者数組がワタシと逆コースを登って来た。
このお山、平日でもけっこう登る人が居るんだなと変に感心しつつ、下る。
八塩山下山後、時間が余ったので近場にある紅葉の名所、法体滝に向かう。
滝の入口、百宅(ももやけ)地区の里山は赤々と紅葉していた。
百宅地区。
この山村はやがてダム湖に沈むと聞く。
法体滝は折りから紅葉祭りの真っ最中。平日なのに観光客でいっぱいだった((-_-;)いつも人気の無い山ばかり行ってるので余計そう感じた)。
滝の展望所では撮影するにも順番待ちをしなければならないほどの混みよう。
そういう中でも三脚大型カメラを構えて広い場所を悠々と独占している爺さん( (´π`;)ワタシも爺さんですが)には困ったものだ。
あんな人だかりの中でどんな傑作が撮れるんだろうか。
滝の入り口の鮮やかな紅葉
滝そのものに迫ってみた。
法体滝が三段になっていたとは今まで知らなかった。
一段目(一の滝)は13m、二段目(二の滝)は2.4m 三段目(三の滝)は42m。
ちなみに一段目(一の滝)は13m、二段目(二の滝)は2.4m、三段目(三の滝)は42mで合計57.4mの落差があるのだそうだ。
今まで自分が法体滝と思っていたのは三の滝だった。
いつもなら滝を見たらすぐ帰ってしまうのだが、今回は一時間ほど滝の上流の玉田渓谷も散策してみた。
そこでは滝とはまた違う味わいの紅葉が見られた。
なお、こちらの人影は疎らというよりもさっぱり居なかった。例のカメラ爺さん達も居ないので伸び伸びと紅葉を鑑賞出来た。
渓谷斜面のブナも好い色づき。
白い紅葉?はコシアブラ
ちょっと変わった紅葉を二枚。
ホオノキの紅葉というよりも枯葉。
こちらはイタヤカエデでしょうか。
法体滝から駐車場の方を眺める。 (´π`;)柿の種号ってすぐ分かりますね。
法体滝駐車場
次(真昼岳)へ行く。 管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
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(本頁は2017年12月16日にアップしました。)