5月11日、昼から急に八塩山 |
5月11日は晴れなのに視程がイマイチなので午前中、近場の丘陵にエビネを観に行った(こちら)。
ところが、昼近くなったら、鳥海山が白く輝いて見えるじゃないか。
鳥海山がこんなに綺麗に見えるのは久しぶりなので、昼から、急遽、鳥海山の見える方角に向かうこととした。
行先は由利本荘の八塩山(713m)。自宅から登山口までクルマで二時間弱、登山口から山頂まで約一時間半、18時までには帰宅すると家人に告げて出発。
今回はスタートが遅かったので、撮影してない時は、ε=ε=へ(+´π`;)ノ 走りながらの登山になった。
鳥居沢の登山口から登り始めるとすぐ、
「なんか用?」ってな感じで咲いてたのは、サンカヨウ。
サンカヨウ Diphylleia grayi
実は今回の八塩山で最も見たかった花がこれだった。
この日、咲いていたのはホンの数株で、その廻りや奥の方に行くと、いろいろなステージの芽出しがいっぱい有った。
サンカヨウの芽出し
サンカヨウの芽出し サンカヨウの芽出し
その廻りで咲いてた花たち。
オトメエンゴサク Corydalis fukuharae
残雪をバックに咲くオトメエンゴサクはちょっと珍しい。 カタクリは終わり近かった。
スミレサイシン Viola vaginata
前回(昨年10月26日)は鳥居の沢分岐から先、尾根を直登したが、
今回は風ぴらコース、それも瘤ブラ経由のルートを登ってみた。
瘤ブナ 稜線上のブナ林
深山林道分岐から山頂までの緩い稜線上には
今頃の季節特有の樹木の花が多かった。
オオカメノキ Viola vaginata (下から)
オオカメノキ Viola vaginata (やや上から)
ムラサキヤシオ Rhododendron albrechtii
タムシバ Magnolia salicifolia
山頂台地に到着。
(´π`;)なんか懐かしいお名前が。
ここのブナ林はいつ来ても素晴らしい。
残念だったのは鳥海山。
八塩山山頂展望地から観たおぼろげなる鳥海山
八塩山にアクセスする前はよく見えていたのだが、登山中に雲が湧いてしまった。
東側の眺めは・・・
山頂からいこいの森方面を見下ろす。
帰りはまた風ぴらコース。
ただし瘤ブナは経由せず、急斜面を直下降すると、
オオイワウチワ Shortia uniflora 濃色タイプ
日陰の急斜面にはイワウチワの花が残っていた。
白っぽい花が多かったが、中にはピンクの濃いものも有った。
こちらの斜面にも瘤ブナが有った。
今回はスタートが遅かったので、ε=ε=へ(+´π`;)ノ 走り通しだった。
この次はもっとゆったりと訪れたいものだ。
次(岩手の姫神山)へ行く。 管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
裏庭トップに戻る
モガ狂トップに戻る
(本頁は2018年6月8日にアップしました。)