2019年ロンリーハーツ植物紀行
5月18日、神室山を見たくて、山伏岳へ。

5月18日の天気は快晴との予報。
秋田山形県境にある神室山の雪姿を山の上から眺めたくなり、
宮城山形県境にある禿岳を目指して国道13号線、108号線を南下(自宅出発は4時頃)。
湯沢市秋宮地区から見た神室山(実質は前神室山)。
なお秋宮地区は「令和」で知られる某官房長官の出身地。高校までこの地に居られたと
聞くので、50年以上前にはこの風景を御覧になられていたかも・・・。

ところが県境を越え、宮城に入った途端、こんなことがあるんだろうか。天気は急変、禿岳はすっぽり雲に包まれていた。
よってこちらの登山は断念(6時頃)。かわりに秋田県南にある山伏岳に登り、神室山の雪姿を眺めることにした。
国道108号線を秋宮温泉まで戻り、山伏岳に登ろうとしたが、今度は登山口に至る林道が途中で怪しくなっていた。

山伏岳の秋宮側登山口の近く、矢地ノ沢から見た神室山。

安全を優先し、一昨年、登ったことのある川原毛硫黄山から取り付くことに変更したが、
秋宮から川原毛硫黄山に山越えする道はまだ冬期通行止めだった。
仕方なく、更に北へ戻り、湯沢市須川から大回りして川原毛硫黄山に到着(7時半頃)。

川原毛硫黄山から見た山伏岳(前衛)。
写真は午後、下山後撮影したもの(朝は逆光で見えにくかった)。

結局、登山開始は当初、予定していた禿岳よりも一時間以上タイムロスが発生したが、山伏岳山頂には10時頃に到着。
結論を言えば、神室山の展望はまあまあだった。
前置きが長くなったが、以下、川原毛硫黄山からの山伏岳ピストン登山を報告させて頂く。

山伏岳の標高は1315m(対する展望目的の神室山は1365m)、登山口の川原毛硫黄山が800mくらいなので標高差は500m程度。
危険個所も無く、通常なら二時間もかからず登れる筈だが、今回はそうも行かなかった。

歩き始めの登山道

理由は残雪。歩き始めて20分もしないうちに登山道は雪に覆われてしまい、どこをどう歩けばよいのかさっぱり分からなくなった。
この山には一昨年もほぼ同時期に来ている(記録はこちら)が、残雪は今回の方が遥かに多かった。
しかも今日は土曜なのに登山者はワタシ独り。この山、思った以上にマイナーなようで、ピンクテープもほとんど見つけられなかった。
登山道が現れたかと思うと、雪で圧迫された木の枝が被さり、とても歩きにくかった。
迂回すると、突然、雪を跳ね上げて枝が起き上がるのにビックリ。豪雪地の樹木はしぶといものだ。


途中からは雪がビッシリ。それでもブナの木は新緑の真っ最中。
こんな状況なので、花はさっぱり。雪が早く融けてわずかに現れた地面に咲いていたのは・・・

イワウチワ カタクリ

イワナシ

ショウジョウバカマ ブナの芽の鱗片と実

マルバマンサクは枝の大半をいまだ雪に押しつぶされながらも、突き出した先端から咲いていた。
マルバマンサク

振り返ると、焼石岳。

上の方になるとさすがにまだ芽吹きのままだった。

もうすぐで山頂(実はこの先がけっこう長かった)。

小安岳と高松岳の鞍部から栗駒山が見え出した。

反対側、西には鳥海山。
鳥海山。
左の裾に丁岳や甑山も見えた。

鳥海山をアップで。

一昨年、見た時よりも少し霞んでいる(一昨年の記録はこちら)。

山伏岳の山頂はとても眺めが好いが、圧巻は西側の神室連峰だと思う。
特に残雪が豊富な今頃の時期は、朝日飯豊連峰やもしかしたら北アルプスを連想させるものがあり、とても1300m程度の低山とは思えない。
手前に突き出した屏風尾根の景観も凄いと思う。
今回は一昨年より、十日ほど時期が早いので、残雪も豊富だった。
神室連峰の大観

左は神室山、右は前神室山。

神室山。山頂の陰に月山。


神室連峰の南側。左側に軍沢岳も見える。

左は小又山(神室連峰最高峰)、右は天狗森。

屏風尾根とジャンダルム


次(山伏を下る・・)へ行く。
裏庭トップに戻る
モガ狂トップに戻る
管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
(本頁は2019年7月26日にアップしました。)