2019年ロンリーハーツ植物紀行
6月9日は焼山火山へ(1)

焼石岳の次は八幡平西部にある焼山火山に行ってみた。
この山には大昔一度登っているが、一眼レフカメラを持つ以前のことで写真記録は無い。
数年前、登山を再開してからも、近場の割とメジャーな山なのにずっと行かないでいたが、主たる理由は人食いクマの出没。
今年も周辺の山麓では、山菜取りに関して厳重な入山規制が行われていた。

玉川温泉付近の国道341号線沿いには
このような入山規制の標識があちこちに有った。
場所によっては警官も立っていた。

今回は、規制の無い東側の後生掛温泉から、登山者が比較的多いと思われる日曜日を選んで入山してみた。

早朝、蒸けの湯温泉付近から焼山の東部にある栂森(1350m)を望む。

ところが初っ端から失敗。登山口がわからないのだ。
間違って大湯沼や泥火山のある散策路の方に入ってしまった。
後で後生掛温泉の職員の方から教えてもらい、登山口は見つかったが、折角なので、朝に迷い込んだ温泉付近の火山景物から始めよう。

大湯沼

泥火山

泥火山

泥火山の近くで咲いていたイソツツジ
Ledum palustre subsp. diversipilosum var. nipponicum

こちらはおまけ。近くの蒸の湯の噴出口。
黄土色の泥がゴボゴボ言いながら吹きあがり、薄気味悪かった。


やっと登山口も見つかった。それは何とバス停のすぐ脇から始まっていた。一時間ほど遅れて、7時から登山道を歩き出す。
日曜だから他にも登山者は居るだろうと思ったが、今回は誰も居なかった。
久々にクマ除けホイッスルをけたたましく鳴らしながら、小一時間ほど樹林帯を歩く。

樹林帯の小道。

樹林帯ではさいわいにもクマさんには逢わなかった。季節的なせいか、花も少なかった。

ミヤマカタバミ Oxalis griffithii キクザキイチゲ Anemone pseudoaltaica

樹林帯が終わる頃、少しだけ樹の花も。
ムラサキヤシオ Rhododendron albrechtii

上の方に行くと登山道には残雪があり、たびたび踏み抜きに遭遇、ひどい時は雪穴に腰まで嵌ってしまい、動けなくなった。

針葉樹林帯の登山道 イワナシ Epigaea asiatica

もうせん峠が近くなると、斜面は雪原に変わった。

振り返ると、雪原の向こうに八幡平やもっこ岳の姿が。

もうせん峠を越えたら、雪が無くなり、眺めの良い稜線歩きが続く。
ただし今日の視程はイマイチ。近場の山しか見えなかった。

もうせん峠

遠くの山は秋田駒ヶ岳。

少し進んだら、焼山火山の核心部、鬼ヶ城や焼山山頂らしきものが見えて来た。

焼山山頂は左奥のピークのようだ。
その手前の山小屋は焼山山荘で、後ろの小山が鬼ヶ城。

焼山山荘近くの火口湖

鬼ヶ城の麓を廻りこむと

目の前に荒涼たる火山風景が現れる。

火口斜面の道を登って行くと・・・

火口斜面の登り。 振り返ると・・・

そこには安達太良山の沼の平か、蔵王の御釜のような景色が有った。

火口斜面上部から、火口湖を眺める。
湖の左の方から盛んに噴気が上がっていた。

焼山火山の北側のピーク

名残峠に着くと、初めて西側の風景が展開する。

名残峠から西側、玉川温泉方面を望む。

森吉山

焼山山頂まではあとホンの少しだが、今日は視程がイマイチで遠くの山が見えないので、名残峠で引き返すことにした。
帰りは、20〜30名の団体さん二組ほか数名の登山者と交差、
更に温泉近くになったら、山菜取りの方々が大勢居て、林の中は賑やかだった。おかげで下山時はクマに怯えることも無かった。


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(本頁は2019年8月30日にアップしました。)