2019年ロンリーハーツ植物紀行
6月4日、焼石岳花紀行1

焼石岳には過去に何度も来ているが、いずれも6月中旬以降ばかりだ。
姥石平の天国のようなお花畑は例年6月中旬に最盛期を迎えるが、その頃はユキワリコザクラが草臥れ気味になっている。
もう少し早い時期に行こうと思い、今回は6月4日に訪ねてみた。

早朝の胆沢ダム湖は霧に包まれていた。
左の岩山は猿岩、右奥に栗駒山。

今回は岩手側、中沼コースから入山。
早朝の中沼の水面は凪いで、横岳がしっかり映っていた。
早朝の中沼(背景は横岳)

横岳の鏡面風景

中沼畔に咲く
ムラサキヤシオ
Rhododendron albrechtii
上沼

ミズバショウ Lysichiton camtschatcense

上沼から先は残雪が現れ、登山道がわかりにくくなる。
かと思うと、登山道が雪解け水で渓流になっているところもあった。
今回、登山靴はリュックに入れ、ゴム長で歩いているが、それは正解だったようだ。

残雪に覆われた場所。
踏み抜きや滑落に注意。
登山道は雪解け水で渓流になっていた。


轟々と激流になった登山道 つぶ沼分岐点

つぶ沼分岐点やその上はまだ冬かと思われるほどの大量の雪が残っていた。

雪で押しつぶされたダケカンバが起き上がり出す。


銀明水までの間は、ブナの新緑と白い雪のコントラストが強烈だった。
ところどころ道が判らなくなるので、ピンクテープを必死で探す。

獅子ヶ鼻岳方面を望む。

銀明水の水場
(2017/08/27撮影写真を使用)

銀明水に辿り着いたら、水場が現われていたのでホッとする。
ここの水はとても美味しいし、ここが使えるかどうかで担ぎ上げる水の量も大きく変わる。
向かいの斜面の雪が消えた処はリュウキンカとミズバショウでびっしりだった。


銀明水付近のリュウキンカ、ミズバショウ群生

銀明水付近のリュウキンカ Caltha palustris var. nipponica
ミズバショウ群生
ショウジョウバカマと
コバイケイソウの芽出し

銀明水上でコバイケイソウの芽出しに遭う。
今年は開花するのだろうか。
コバイケイソウ Veratrum stamineum の芽出し

銀明水から先もしばらく雪原歩きが続くが、渓流はもう無いので、靴はゴム長から登山靴に履き替える。
理由はさらに上は石ころばかりの道になり、ゴム長だと底が薄く足裏が痛くなるから。

銀明水上部から。奥の山は天竺山と経塚山。

雪原を越え、石ころ道をしばらく歩いていたら、初々しいハクサンイチゲの出迎えを受ける。

ハクサンイチゲ Anemone narcissiflora var. japonica

いつの間にか姥石平(標高1421m)に到着。
ハクサンイチゲ
Anemone narcissiflora var. japonica

少し歩いたら、残雪の焼石岳をバックにハクサンイチゲのお花畑が広がっていた。
姥石平のお花畑


ハクサンイチゲの間に
ミヤマキンバイやユキワリコザクラも少し混じっている。


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(本頁は2019年8月23日にアップしました。)