2017年ロンリーハーツ植物紀行
7月14日、焼石にアヤメと鳥海山を見た。

焼石岳は7月8日に行ったばかり(こちら)なのに、一週間もしないうちにまた訪ねてしまった。
今回(7月14日)は初回(6月17日)同様、中沼コースを通り、主にヒオウギアヤメの花を見て歩いた。
この日の中沼コースは平日でしかも姥石平のお花畑がひと段落したこともあり、登山者は少なかった。
よって前半はクマに怯えながらの林歩きとなったが、中沼から一変する風景はいつもながら素晴らしい。

ヒオウギアヤメは中沼の畔にも少し咲いていたが、
量的には上沼から先の湿原で多く見かけた。
ヒオウギアヤメ Iris setosa モミジカラマツ Trautvetteria caroliniensis var. japonica
(上左の方)とカラマツソウ

銀明水周辺で見た花たち。
カラマツソウ Thalictrum aquilegifolium var. intermedium
とシナノキンバイ(右下)

シナノキンバイ Trollius japonicus キヌガサソウ Paris japonica, Kinugasa japonica

銀明水にはまだ雪が少し残っていた。

その上で咲いていた花たち。
ヒナザクラ Primula nipponica ヒオウギアヤメ Iris setosa

ヒオウギアヤメは姥石平の入り口付近にも群れていた。
ヒオウギアヤメ Iris setosa と東焼石岳

今回も姥石平を掠め(後でゆっくり見るつもり)、焼石岳山頂に直登。
横岳との鞍部から先、鳥海山が見えるようになった。
鳥海山

ほぼ南西方向の眺め。カルデラかカール(圏谷)のような地形が広がる。

その少し南側、彼方には雄物川源流部の山々が重なる。
雄物川源流部の山々と月山
真南の方角に栗駒山。
栗駒から焼石はよく見るのにここから栗駒を見たのは初めてかもしれない。
栗駒山

山頂から西北西方向の眺め。
確か田中陽希さんがグレートトラバース2で絶賛されていたように記憶している。
山頂から西北西方向の眺め。
左の沼の名は不明。真ん中付近に焼石沼。その奥のピラミダルな山は三界山。
山頂から九合目・焼石神社に下る。
ここでは近縁のトウゲブキとマルバダケブキが隣り合って咲いていた。
前者は奥羽山系では分布の南限に近く(出羽山系ではたしか月山が南限)、後者はたぶん北限かなと思う。
トウゲブキ Ligularia hodgsonii マルバダケブキ Ligularia dentata

ワタスゲ Eriophorum vaginatum。九合目・焼石神社直下の湿原にて。

秋田側斜面に咲いていた花たち。
オオカサモチ Pleurospermum uralense
クガイソウ、シナノキンバイ
タカネスイバ Rumex montanus

六月にはいっぱい花の咲いていた姥石平が今回は緑一色だった。
姥石平と横岳

疎らに咲く花は白ばかりだった。
ウスユキソウ Leontopodium japonicum ムカゴトラノオ Bistorta vivipara

東焼石岳山頂から東側を眺めてみる。
東焼石岳山頂から東側の眺め。六沢(むざ)山や経塚山、天竺山など。

東焼石岳山頂から北東側を眺めた。
手前の綺麗な池沼風景には今回初めて気づいた。
東焼石岳山頂から北東側の眺め。
奥の山は牛形山(1339m)。手前の綺麗な池沼風景には今回初めて気づいた。
この池沼に名前はまだついてないようだ。

最後に今朝一番に見たダム湖風景を。奥の山は栗駒山。
今日の焼石は花こそ少なかったが、周辺の景色はよく見えた一日だった。
胆沢ダム湖と栗駒山


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(本頁は2017年8月28日にアップしました。)