2019年ロンリーハーツ植物紀行
7月26日、薬師岳&和賀岳・花紀行3

(本頁は「7月26日、薬師岳&和賀岳・花紀行2」の続きです。)

今回は小鷲倉の登りがとてもしんどく感じられた。よって昼飯は予定を早め、小鷲倉山頂で手早く済ませる。
そこから先、昨年秋に来た時は山々の展望がとても良かった(記録はこちら)のだが、
今日は雲が多く、鳥海山はもちろん、岩手山や秋田駒、早池峰などの名峰は望めなかった。かろうじて近場の羽後朝日岳が見えた程度。

羽後朝日岳

この辺りから南側、和賀川源流部の眺めが良くなる。何やら東北離れした風景が展開する。
行ったことは無いが、日高山脈の峰や谷ってこんな感じだろうか。



稜線に花はあまり多くなかった。

イブキトラノオかと思ったら、
シロバナトウウチソウだった。
オニアザミだろうか。
東北の高山にはこのタイプのアザミが多い。

他にはイワオウギを見かけたが、まだ蕾だった。

和賀岳山頂部が見えて来た。

タカネアオヤギソウ
Veratrum maackii var. longibracteatum
トウゲブキ Ligularia hodgsonii

南側にはまた別の源流風景。


ミヤマホツツジ Cladothamnus bracteatus オオバツツジ Rhododendron nipponicum

オオバツツジは先日、乳頭山で一本だけ、それも初めて見たが、この山域にはいっぱい有った(薬師岳の南面でも見た)。

もうすぐで山頂。振り返ると、小鷲倉が随分と遠くなってる。


山頂近くにはニッコウキスゲがパラパラと咲き残っていた。

やっと山頂。

山頂には12時半到着。今回は甘露水登山口から6時間と少しかかった。昨年秋の四時間半とはえらい違いだ。
和賀岳山頂は、噂には聞いていたが、お花畑だった。特に北側は花の密度が高かった。

何だか天気が急速に怪しくなって来た。
冒頭で「この日の天気は晴れ時々曇りで午後から雨になるかも・・・山頂まで持ったら儲けもんだ。」
と述べたが、その通りになった。
南側、真昼岳の方向から黒い雲が張り出して来たので、山頂では休憩なしで花の撮影だけ行なう。

和賀岳山頂北斜面のお花畑

バックの山は大荒沢岳、畚岳、沢尻岳、根菅岳など。

トウゲブキも咲き出していた。


ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)
Hemerocallis dumortieri var.
esculenta
ハクサンフウロとハクサンシャジン

ウスユキソウとネバリノギラン

ウスユキソウとムカゴトラノオ

和賀岳山頂で一番、期待していたのは、
ムカゴトラノオ。この花、地味だが、秋田ではここだけの珍しい花。

ムカゴトラノオ Bistorta vivipara ノギラン(前列)とネバリノギラン(後列)


本格降雨直前の小鷲倉。

撮影後、パラパラ雨が降って来た。雨具を着込んだら、蒸れて汗びっしょりになる。
カメラはリュックに仕舞いこんだので早く歩ける。下山はちょうど三時間。上りの半分以下の時間で済んだ。


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(本頁は2019年11月8日にアップしました。)