2019年ロンリーハーツ植物紀行
7月26日、薬師岳&和賀岳・花紀行1

このところのワタシの山歩きは八幡平や男鹿などあまり歩かなくて済む山や低山が続いていた。
ちょっと物足りないので、26日はロングコース、薬師岳経由で和賀岳まで行ってみた。
この日の天気は晴れ時々曇りで午後から雨になるかもしれないとの予報だったが、和賀岳山頂まで持ったら儲けもんだと思った。
なお和賀岳までのコースタイムは休みなしで約4時間半。
昨年秋に登った時(こちら)は花の無い時期だったし、途中から日本二百名山踏破寸前の方と一緒になったので、ペースが早まり、ほぼコースタイム通りに行けた。
しかし今回は非常に花の多い時期だし、一旦、撮影し出したら、時間が読めない。6時間くらいはかかるものと思い、家を早めに出た。

薬師平から見た和賀岳

登山口の甘露水入り口には朝5時半前に到着。当然居ると思っていた先客が今日は誰も居なかった(昨年秋は多かった)。
6時まで粘ってみたが、誰も来ないので仕方なく出発。
久々にクマ除けホイッスルを吹き鳴らしての心細い進軍となった。

ブナ台。いつもここで小休憩。 滝倉。奥に水場有り。

今の季節、ブナ林に花は少ない。
滝倉から避難小屋跡地にかけて、やや湿った場所で見かけた花たち。

タマガワホトトギス Tricyrtis latifolia

タマガワホトトギスの花をアップで。

ヤマブキショウマ
Aruncus dioicus
var.
kamtschaticus
トリアシショウマ Astilbe odontophylla

エゾアジサイ Hydrangea serrata var. megacarpa

この山の樹林帯は実に長〜い。二時間近く歩いてもまだブナ林だった。

ブナの曲がった根元を跨ぐ道が続く。

倉方を過ぎ、樹林帯を抜けると、薬師岳に続く稜線が見えて来る。

倉方を過ぎ、樹林帯を抜けた瞬間。

と同時に、南側の視界が開け、真昼岳がよく見えた。

奥の高いのが真昼岳、やや左奥のピラミッド形は女神山。

しかし目の前の草藪は凄い。
おとなの背丈ほどの広葉草本がびっしりと生え、登山道に覆いかぶさっている。

丈の高い広葉草本のひとつ、
クロバナヒキオコシ Isodon trichocarpus
登山道に被さって咲く
タテヤマウツボグサ

タテヤマウツボグサ Prunella prunelliformis

クガイソウ Veronicastrum japonicum

この山の草パワーと言うか、草いきれは凄かった。
少し歩くと、右側に岩場が見え、そこには違う顔ぶれの花たちが咲いていた。

ミヤマトウキ(イワテトウキ)
Angelica acutiloba subsp. iwatensis
キリンソウ Phedimus aizoon var. floribundus
など

ヤマルリトラノオ Pseudolysimachion kiusianum ssp. miyabei var. japonica
など。

エチゴキジムシロ Potentilla togasii
だろうか。
ウスユキソウ Leontopodium japonicum

この岩場付近は真昼岳の南峰のお花畑(こちら)と似た雰囲気だった。

マルバキンレイカ Patrinia gibbosa と南側の山々。

ヒトツバヨモギ Artemisia monophylla ムツノガリヤス Calamagrostis matsumurae
だろうか。

花の撮影に夢中になっていたら、コースタイムを二時間近くもオーバーしてしまった。
稜線を登りきると、和賀岳が目の前にドーンと現れる。

薬師岳山頂手前から見た和賀岳。左側に迫り出しているのは小鷲倉。

ほどなくして薬師岳山頂に到着。

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(本頁は2019年11月8日にアップしました。)