2016年ロンリーハーツ植物紀行
7月の海と山の花

7月2日の鳥海山は散々な雨だったが、その翌週平日にポッカリ晴れた日があった。
所要があり、能代に行ったところ、隣の八峰町(旧・峰浜村)の広大な畑の彼方に鳥海山が見えた。
雲の合間に山頂部が出ており、それはふたつに分かれていた。
個人的には(低地では)最北の地から見た鳥海山になる(雲が無く、もっと視程が良ければ岩木山からも見えると聞く)
八峰町(旧・峰浜村)から見た鳥海山

秋田青森県境で見た光景。

秋田青森県境付近の海岸風景。
奥に見える陸地は艫作崎(へなしざき)。

県境を越えてさらに北へ進む。
行合崎(青森県深浦町)


行合崎の海岸風景

行合崎(いきあいざき)は6月中旬にも訪ねている(⇒ こちら)
海岸植物の豊富なところで、今、咲いてるのは
ノハナショウブ Iris ensata var. spontanea

ニッコウキスゲ Hemerocallis dumortieri var. esculenta
の残花
エゾオグルマ Senecio pseudo-arnica

エゾオグルマの群生地
今回、行合崎を訪ねたのは、エゾオグルマを見たくなったから。
このキク科植物は名前からも分かるように北海道が本場だが、本州では青森県だけで見られる。この地が分布の南限にあたる。


7月10日(土)の秋田の天気は曇り(降水確率40%)との予報なので、早起きして外に出たら雨が降り出した。
それでもやがて天気は好転するだろうとの甘い見通しで、
秋田駒ヶ岳をめざして東へ向かうが、雨は一向に止まない。結局、角館まで走って諦め、家に6時帰着。

今年の夏は週末のたびに天気が崩れるのが宿命のようだ。
翌11日は雨こそ降っていないが、こんな天気だった。
山麓から秋田駒ヶ岳方面を望むが雲しか見えない。
それでも登ってみる。
霧雨の中で咲く花たち
ハクサンシャクナゲ Rhododendron brachycarpum

ニッコウキスゲ Hemerocallis dumortieri var. esculenta
は咲き出したばかり。
タカネアオヤギソウ
Veratrum maackii var. longibracteatum

ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ) Leontopodium fauriei

コマクサは霧雨+暴風の中で咲いていた。
コマクサ Dicentra peregrina

オノエラン Orchis fauriei エゾツツジ
Therorhodion camtschaticum (Rhododendron camtschaticum)

下山したら、一瞬だけ、田沢湖が見えた。

山麓の湿原で見た野生ラン
カキラン Epipactis thunbergii


翌週、7月16日(土)は月山に行ったが、こちらも天候はイマイチ。
山麓の志津付近は濃霧で何も見えなかった。さすがガスサンだ。
ヤマブキショウマ Aruncus dioicus var. kamtschaticus

オニシモツケ Filipendula camtschatica ドクゼリ Cicuta virosa

エゾアジサイ Hydrangea serrata var. megacarpa

姥沢まで上がったら、今頃、タニウツギが咲いていた。
タニウツギ Weigela hortensis ミズキ Swida controversa

これより高いところで見た花は次の頁で。

行くよ〜
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(本頁は2016年8月10日にアップしました。)