2018年ロンリーハーツ植物紀行
6月3日、初夏の虎毛山1

6月3日、秋田県南、最奥の地に有る虎毛山に行ってみた。
虎毛山山頂付近から見た眺めた神室山(+前神室山)、そして鳥海山。

何故、この日に行ったのか。そもそものきっかけはfb友人、渡部淳さんの五月下旬のfb投稿記事だった。
隣にある神室連峰や遠く鳥海山の眺めが実に素晴らしいのだった。
(´π`;)ワタシも早速、観に行きたいと思ったが、何しろマイナーな山なので平日単独ではクマさんがおっかない。
ところがその後、渡部淳さんから6月3日が山開きだと教えてもらった。
いくらなんでも大人数が登るその日くらいはクマさんも遠慮するだろう( (´π`;)元々、虎の山だし)と思い、天気も上々なので、ことに及んだような次第。
結果は↑写真の通り。
(´π`;)欲を言えばもう少し残雪が多ければ、神室山はもっと神々しい姿だったかもしれない。

なお虎毛山は昨年9月16日に初めて登っている(記録はこちら)。この日は曇り日で視程もイマイチだった。

虎毛山はとても奥地にある山なので、(秋田県側の)下界からその姿を見ることはかなり難しい。
次の写真は秋宮温泉入り口から見た姿で、もしかしたら下界(山麓)ではここともう一箇所くらいだろう。
秋宮温泉入り口から見た虎毛山(下山後、撮影)。

旧・赤倉橋の手前に駐車。 誰も渡れない不思議な赤い橋(旧・赤倉橋)。

登山口からホンの少し奥、旧・赤倉橋の手前までクルマを進め、駐車。 このすぐ先に通行止めの標識があるが、約2キロ先の登山ポストまでクルマを進める人も多い。
山開きの日なのに、まだ早すぎるのか、登山者は我独りのみ。
朝6時頃、クマ除けホイッスルを吹きながら、歩き出す。頭上には誰も渡れない謎の赤い橋が。
この付近の標高は約480m、1433mの山頂までの標高差は950m。今のところ、今年一番の標高差で、長丁場になりそうだ。
よってこのレポートも少し長くなるが、どうかお付き合いのほどを。
初めは渓流沿いの平らな道だが、これが一時間くらい続く。今の時期、花はフキ以外はさっぱりだった。

渓流沿いの平らな道 秋田蕗の終わり花

ブロンズ葉のヤグルマソウ

一箇所だけ、ラショウモンカズラに遭遇。 崩壊地の雪崩あと

崩壊地にてたぶんこれこそ今年最後と思われる
キクザキイチゲ

崩壊地を過ぎると、ほどなく、赤倉沢の最後の橋(標高約625m)に到着。
ここを渡った場所は休憩地とも呼ばれるが、今まで平らな道を歩いてきたので、休憩するまでもない。
その後は、高松岳への分岐点の有る1234m地点まで長い登りが始まる。標高差は約600m。
地図で見ると、けっこう厳しい登りのように見えるが、いざ登ると危険な個所も無く、神室山(西ノ又コース)に較べたらずっと楽だと感じた。
それは登山道がとてもよく整備されているから。地元の関係者の努力に感謝。

赤倉沢の最後の橋。渡った先は休憩地。 現実は休憩もなく、急登が始まる。

ギンリョウソウの芽出し

針葉樹の多い森林は暗く、はたまた季節的なものなのか、花はほとんど無かった。
急な斜面がひと段落すると、枯れた針葉樹がやたらと多くなる。ここの針葉樹はヒバ(ヒノキアスナロ)やクロベ。
枯れた針葉樹林 枯れていない針葉樹林

たぶんクロベ

夫婦桧付近でサラサドウダンがほどよく咲いていた。
サラサドウダン


珍妙な樹木も愉しむ。

さらに進むとブナ林に変わる。

樹間越しの山岳風景。
神室連峰最高峰・小又山

遠くの山は山形県の葉山。その陰には朝日連峰も。

ブナ林の登りは続く。

そうこうしているうちにポッカリと1234m分岐地点に到着( (´π`;)一応、ここまではコースタイムの三時間で到着)
少し歩くと、目の前に虎毛山がその姿を現わす。
ここから見る虎毛山は、東北の高山には珍しく山頂まで森林にびっしりと覆われている。
虎毛山本体を望む。


次(2)へ行く。
裏庭トップに戻る
モガ狂トップに戻る
管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
(本頁は2018年6月29日にアップしました。)