2017年ロンリーハーツ植物紀行
晩夏の草原や里山で見た花

個人的な話で恐縮だが、8月10日、突然、身内に不幸があった。
これまでほぼ毎週のようにどっかの山に出かけていたのだが、さすがにしばらくは遠慮せざるを得なかった。
しかし、日が経つにつれ、我慢できなくなった。8月20日、低山なら良かろうと、男鹿の寒風山に行き、草原の中を歩き回って来た。
秋の七草のひとつ、オミナエシが盛りの時期を迎えていた。
オミナエシ Patrinia scabiosifolia
の他にクズやツリガネニンジンも混じっている。

カワラナデシコ
Dianthus superbus var. longicalycinus
ヤマハギとクズ、オミナエシ

クズは何処でもよく見かけるが、何故か撮影したことはなかった。
折角の機会なので・・・それにしても、花の香りが甘い。
クズ
Pueraria lobata / Pueraria montana var. lobata

穂はまだ出ていないが、ススキも入れると、この辺りには秋の七草のうち、五草が生えていた。
クズを出したついでに今咲いてるマメ科の草木を。
コマツナギ Indigofera pseudotinctoria
地面を這うように生育するが、一応、低木。

クサフジ Vicia cracca ツルフジバカマ Vicia amoena

寒風山は低山なのに花の種類が多い。古くから草原が維持されているせいだろう。
他の山ではあまり見られない、或いはマッタク見られない花もあった。
ホタルサイコ Bupleurum longiradiatum var. elatius
最近、早池峰山で見たばかり。

オガフウロ
Geranium yesoense var. pseudopalustre f. intermedium
シラヤマギク Aster scaber

ツリガネニンジン Adenophora triphylla var. japonica アオモリアザミ(オオノアザミ)
Cirsium oligophyllum subsp. aomorense

秋田市を境に北にはやたらと多いが、南では見かけない。

寒風山大火口内。奥の山は本山。

ヤナギタンポポ Hieracium umbellatum ヒキヨモギ Siphonostegia chinensis
(ハマウツボ科の半寄生植物)

オオナンバンギセル(横顔) オオナンバンギセル Aeginetia sinensis
今回、秘かに期待していたオオナンバンギセルは
はずれ年だったのか、はたまた時期が遅かったのかとても少なかった。
しかし、寒風山は低山なのにへたな高山よりも花が豊富だった。

秋めいて来たら、下界でも少しずつ野花が咲き出して来た。
8月20日、寒風山の帰りに秋田市郊外のとある里山でキツネノカミソリの群生に遭遇。
キツネノカミソリ Lycoris sanguinea



キツネノヒゲソリじゃないカミソリならば自宅の近辺にもあったなと思い、翌8月21日、近所の公園を訪ねてみた。
すると少しだけ咲いてたが、こちらの方は林の下なので花の色が淡かった。
他にたぶんオオヒナノウスツボだろうと思われるちょっと珍しい野草にも遭遇。
キツネノカミソリ Lycoris sanguinea オオヒナノウスツボ Scrophularia kakudensis
この公園、春はリュウキンカやヒメザゼンソウなども見られ.るところ(こちら参照)。
最近はクマも目撃されたようだが、今日、ワタシはオナガアゲハに遭遇。
オナガアゲハ Papilio macilentus とカエルさん

8月31日、由利本荘市の田んぼの畔でノカンゾウと思われるヘメロカリス類に遭遇。
秋田には無いものと思っていたが、沿岸部では所々で咲いているようだ。
ノカンゾウ Hemerocallis fulva var. longituba キンエノコロ Setaria pumila


へ行く。
裏庭トップに戻る
モガ狂トップに戻る
管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
(本頁は2017年9月22日にアップしました。)