4月29日、平成ラストは太平山(後編) |
(本頁は「4月29日、平成ラストは太平山(前編)」の続きです。)
奥岳山頂からの展望を今少し続けてみる。
西側、太平山の連なりと秋田市方面を望む。
右手前から弟子還岳、左に寄って宝蔵岳、剣岳、鶴ヶ岳、また右に寄って中岳、前岳と連なる。
南側斜面のブナ林
南の方は、鳥海山の他に月山、神室山、栗駒山も見えたが、写真にはならなかったので省略。
南東方向は・・・
左に真昼岳。右の白いのは焼石岳。
和賀岳の山塊。
東側の眺め。
右に秋田駒ヶ岳。左は笊森山。
左奥に岩手山、右に乳頭山、笊森山。
八幡平方面。
遠く八甲田連峰。
北東方向。
白子森(太平山地最高峰)。
森吉山
結局、この日は秋田を取り囲む四辺の山々はほぼ全て、更に県外の名山まで展望できた。こんなによく見える日は珍しいと思う。
名残惜しいけど、そろそろ下山だ。
奥岳山頂を振り返る。
マルバマンサクと馬場目岳
マルバマンサク
下山はポピュラーな御手洗ルートを選択。
最初は好かったのだが、七曲りの急斜面あたりで雪が腐っていてズブズブの上に、スリップが停まらない。
一気にブナ帯まで滑り落ちる。さいわい怪我はなかったが、傍目からは完全な滑落に見えたことだろう。
下りでも面倒くさがらずにアイゼンを履くべきだったと猛省。
ブナ帯上部急斜面から、男鹿半島方面を望む。
御手洗上部の綺麗なブナ林
ブナの根開き 雪の下のササはこのようになっていたと知る。
御手洗の地蔵さん
雪は御手洗の地蔵さんの下までびっしり残っていた。
その下からあやめ坂にかけては、まだ新鮮なイワウチワが見られた。
オオイワウチワ
オオイワウチワの蕾 ヒメシャガの芽出し
こちらの群生の規模は小さいが、個々のイワウチワを見るなら、こちらでも十分かもしれない。
宝蔵岳ルートのイワウチワは来年再チャレンジしよう。
今回、紆余曲折はあったものの、私の平成最後の山は太平山ということになった。
ネコノメソウ
国民の森から仁別までの間の渓流沿いでは春紅葉が始まっていた。
カツラの新葉が逆光で浮き上がって見えた。
次(房住山)へ行く。 管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
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(本頁は2019年6月21日にアップしました。)