6.いよいよ大雪渓

白馬を訪れる登山者の大多数は大雪渓を登ってやってまいります。
私たちは逆に下りに使ったわけですが、おかげで登山者の渋滞にイライラすることもなく、気持ちよく下界に降りることができました。

葱平から見下ろす大雪渓。
登山者の列は新宿駅から延々と続いてる(嘘)。
私は降りる方なので、こんな客観的な写真を撮る余裕がある。
来しかたを振り返る。
白馬尻の小屋が見えてきた。
今日の天候は悪化の一途だったが、なんとか終点まで持った。
雪渓の終点(登る人にとっては始点)・白馬尻
山頂までの標高差は約1450m。
これから登る皆さん。お疲れ様です。

白馬尻の標高は1500mくらいですが、雪渓の冷気のせいか、ある種の高山植物が豊富です。
名花オオサクラソウはあいにく見逃してしまいましたが、キヌガサソウ Kinugasa japonica はご覧の通り、雪渓の縁にうじゃうじゃ。
以前はツクバネソウ属 Paris に含められたこともありますが、似た植物が他に無いことから、現在は日本特産1属1種。
主に本州日本海側の高山に分布し、東北では月山、神室山、焼石岳、八幡平などでも見られます。

キヌガサソウの群生
キヌガサソウのアップ
サンカヨウ Diphylleia grayi

7月の中旬なのに、ここでは春の花、ニリンソウがまだ咲いてました。
ほんとは「今ようやく咲いている」と言った方が正しいのでしょう。白馬尻は今が春なのです。
他にオオバミゾホオズキやタニウツギなど、初夏の花もまだ初々しい状態でした。

ニリンソウ Anemone flaccida
オオバミゾホオズキ Mimulus sessilifolius


タニウツギ Weigela hortensis (スイカズラ科)
これはヒメウツギ Deutzia gracilis かな。 (ユキノシタ科)

一昨日、昨日、そして今日と三日間、天候に恵まれた山行きでしたが、
猿倉からタクシーに乗り込んだ途端にポツリポツリと雨が降り出しました。
白馬村の中心部に着く頃には土砂降り。我々は村の温泉に飛び込み、三日間の垢と疲れを流し、すっかりいい気分なのですが、
この頁の上の方、大雪渓ですれ違った方々はたいへんでしょうね。
まあ人生、いいこともあれば悪いこともある。私モウズイカにとって今回の白馬はいいことづくめでした(少し前の焼石や秋田駒は(TT)ひどかった)

ツルアジサイでしょうか。

この白馬を最後に一連の私の山歩き(遠征)は終わりました。その後は園芸(ガーデニング)に邁進しております。


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(本頁は2010年1月2日にアップしました。)