3.白馬山頂

三国境は山の一稜線にすぎませんが、新潟、長野、富山の三県県境になってます。
この付近からウルップソウやツクモグサなど他の山では滅多にお目にかかれない花達も現れますが、残念ながら、花の方はもう終わってました。
白馬の稜線にはところどころで二重山稜(舟窪)と呼ばれる不思議な地形が見られます。
窪んだところとその両側では風当たりも湿り具合も違うのでしょう。生える植物の種類も大きく違います。

三国境付近より白馬山頂を望む。
手前は二重山稜になっている。

コマクサは孤高の花です。
他の植物とは同居せず、風や乾燥が過酷な吹きっさらしのれき地に生えます。白馬では富山側の斜面に多く見かけました。

コマクサ Dicentra peregrina

いよいよ山頂(2933m)です。南側の景色が一気に開けて来ました。
山頂では隊長がリュックからウイスキーのホワイトホースを出して記念撮影(スライド無し)
すぐ下に見える白馬山荘は二日目の宿です。
シーズンなので、凄まじく混んでおり、廊下、階段、踊り場はもちろんのこと、トイレの前の板の間までお客さんでびっしりでしたが、
それぞれの場所(例えばトイレの前)に「チングルマの間」とかちゃんとした名前がついているのには(^o^;)びっくり。

白馬連山は総じて富山側がなだらかですが、
長野側はご覧の通りの絶壁。それでもいろんな植物が一所懸命張り付いてる様には感動しました。

山荘付近から山頂を仰ぐ。
白っぽい株はイワオウギか。
白馬山頂にて。
ミヤマオトコヨモギ Artemisia pedunculosa
バックのシルエットはウルップソウ(花は残念ながら終わってました)。
ツクモグサ Pulsatilla nipponica
残念ながら実になっていました。

白馬山頂からの展望は素晴らしく、まずは剣・立山連峰に驚嘆しましたが、
後になればもっと良く見えるようになるので、今回はもっと南の方角の山々を紹介します。

白馬山頂付近から南側を望む。
左から穂高岳、槍ヶ岳、薄く乗鞍岳、野口五郎岳?、黒岳(水晶岳)、赤牛岳、右端は黒部五郎岳。

有名な白馬の大雪渓を見下ろすと、登山者の列が切れ目なく続いてます。
一説でははるか遠く新宿駅から続いているそうです(嘘)。

白馬大雪渓

足元の草むらには黒百合がひっそりと咲き出しておりました。

ミヤマクロユリ
Fritillaria camtschatcensis ssp. alpina



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(本頁は2009年1月17日にアップしました。)