2014年ロンリーハーツ植物紀行
2014スプエフェ巡礼/豪雪地うぶうぶ編

沿岸部秋田市や男鹿半島に遅れることおよそ一ヶ月、4月も下旬になると、豪雪地帯(積雪2m超)の内陸山間部もさすがに春めいて来ます。
何だ。ただの枯れ草土手じゃないかと言われそうですが、白や薄青、黄色の粒々をご覧あれ。
これ皆、スプエフェです。

土手を下から望むと・・・
白い花っこがいっぱい日光と風にフリフリしてますが、これはキクザキイチゲ。
キクザキイチゲ
薄い青紫のコロニー
フクジュソウもまだ新鮮です。
(;´Д`)めんこいフクジュソウ

別の土手下ではこんな芽だし風景に出会いました。
何の芽だしか分かりますか。
そろそろお分かりですかな。
アズマイチゲの芽だしでした。
フクジュソウやカタクリが雪を破ってor雪解けと同時に芽を出し、咲く様子はときどき目にしますが、
アズマイチゲのそれは今回初めて見ました。4月末でも雪の残る豪雪地帯だからこそ見られる風景なんでしょう。

豪雪地帯では農地や道路端、土手など人臭い場所の彼方此方でスプエフェが咲き乱れます。
本来ならオオイヌノフグリやヒメオドリコソウ、セイヨウタンポポなどで覆われる場所ですが、豪雪のせいでこれら帰化雑草の侵入が阻止されているのでしょうか。
下写真はもろ道端、舗装道路の路肩と農業用用水路の間に勝手に咲いたスプエフェ。
白い花っこはアズマイチゲ、薄いブルーの穂花はミチノクエンゴサク。

続いてこの芽だしは
ミチノクエンゴサクの芽だし ミチノクエンゴサクとアズマイチゲ

秋田のスプエフェの横綱とも言えるキクザキイチゲ。白と青紫があります。
 (´π`; 白い花っこはキクザキの白かと思いきやアズマイチゲでした。
そのキクザキイチゲが咲くまでの様子を見ましょう。
 (´π`; ここでふと思ったのですが、
キクザキイチゲの葉色は緑ではなく銅赤色ではないですか。
花が終わり近くなると、変哲のない緑に変わるものもありますが、若い時は何故こんな色になるんでしょう。

fbの友人達から次のようなご意見アドバイスがありました。
◆熱帯の木々の新芽が赤いのと同じく、葉緑体ができるまで強光による葉のダメージを減らすためでしょうか?
◆天候不順が続いても光合成が旺盛にできる個体なのか、葉に含まれる成分を変えることで遅霜に強い個体になっているのか、はて?
◆少し調べたら、熱帯の木々の新芽が赤いのと、北国の植物の新芽が赤いのはまったく別の理由みたいです。
北国の新芽は低温ストレスでクロロフィルの合成が阻害される一方アントシアニンの合成が促進されるため、
熱帯の木々は強烈な紫外線でアントシアニンの合成が促進される一方クロロフィルの合成が阻害されるからだと。
巷の銅葉の品種群は、こういう制御のどこかが壊れたものたちなんでしょう。

以下、銅葉のキクザキイチゲが群れているところ。
白花タイプ

青花タイプ

上の青花タイプのアップです。 バッケとアズマイチゲ。
:このアズマイチゲの葉は銅赤でした。

本頁の写真は全て4月下旬に秋田県東成瀬村で撮影しました。

行くよ〜
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管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
(本頁は2014年5月10日にアップしました。)