2013年ロンリーハーツ植物紀行
2013スプエフェ列伝・第四巻/5月上旬、毒ヶ森の草萌え

秋田県北部にある毒ヶ森(ぶすがもり)の林の下はスプエフェでびっしり覆われている。
それなのに咲いてる花は少ない。何故なんだろう。かわりに草葉がとても瑞々しく、しっとりと落ち着いた雰囲気を醸し出している。
花よりも葉だ。このスポットは以前にも、2008年、「萌える毒ヶ森」、2007年、「しっとり萌える草達」などで取り上げているが、
今年もまた来てしまった。
斜面をびっしりと覆う緑草は
トリカブト
(初夏以降も繁り、秋に開花するので、スプエフェとは言い難い)
主にニリンソウやアズマイチゲ、そしてトリカブト。
ニリンソウ
もう一週間も経てば、いっぱい咲いてみごとなのだが・・・

エンレイソウ
エンレイソウ ニリンソウの葉叢からシダが・・・

生態的にはスプエフェではないが、瑞々しい森林植物をいくつか。
オオウバユリ

ルイヨウボタン(メギ科)
花はさっぱりだが、ライムグリーンの葉が美しい。
トチバニンジン(ウコギ科)
漢方薬として有名な朝鮮人参の仲間。

山菜としても知られるユキザサ(蕾)

本物のスプエフェの花はご覧の通り、疎らである。
カタクリ

ミチノクエンゴサク アズマイチゲ
ニリンソウと・・・

意外かもしれないが、この植物も立派なスプエフェのひとつ。
猛毒植物ハシリドコロ(ナス科) 黄花タイプも咲いていた。

なお毒ヶ森(ぶすがもり)という地名は、私が勝手に名づけたものである。
ハシリドコロやトリカブトなど猛毒植物が異常に多く生えていることに因んだつ( ̄も ̄;)☆\バキ

スミレサイシン
スミレサイシン。
周りの葉はアズマイチゲやエンレイソウ。
とまあ、こんな按配である。
今まで紹介したスプエフェ・スポットは大なり小なり人手が入っている。定期的な柴刈りや草刈りなど適度な干渉があってこそ、
スプエフェのお花畑は維持されるものだが、此処、毒ヶ森に限っては手付かずの「原生林」。標高わずか50m、人里にもろ近い
この地に何故このような草葉風景が成立しているのか、これまた不思議である。


行くよ〜
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(本頁は2013年5月25日にアップしました。)