2011年ロンリーハーツ植物紀行
8月下旬、黄金とマゼンタの草原を彷徨う。

昨年8月23日、初めてここを訪ねた時は、オミナエシの量がすこぶる多いこと、そして乾いた草原なのに何故かミソハギが絨毯のように咲いているのに驚いたが、
今年(8月28日)もやはり同じ顔ぶれの花達が綺麗に咲いて迎えてくれた。
まずは今年のオミナエシ。そしてミソハギ。
いずれも盆花フロラの代表格。
オミナエシ ミソハギ

この地のミソハギは丈が低く、コンパクトにまとまっている。何故だろう。
草原の象徴的フロラ、ツリガネニンジン
はここでは脇役に徹しているが、あえてクローズアップしてみた。
ツリガネニンジンはヒョロヒョロで下葉が枯れかかっている。うどん粉に塗れている株もあった。
これは夏の旱がきつかったせいだろう。
それでも今は渾身の力を振り絞り、花を咲かせている。

この地のミソハギの丈が低いのは、慢性的な水不足のせいと思われる。
ミソハギは湿原や休耕水田など湿った場所のイメージが強いが、このような乾いた場所に何故居ついているのか。それは謎だ。
ミソハギとツリガネニンジン
そんな花達が絶妙なアレンジメントを披露。
白いセリ科はイブキボウフウ。

この高原、何故かマツムシソウは生えていない。
関東や信州の高原では、マツムシソウは一般的なのに、東北地方の高原(草原)にはほぼ皆無となっている。
他に信州では一般的なのに東北に無い植物としては、シモツケソウ(アカバナシモツケソウ)コウリンカ、キスゲ(ユウスゲ)などが挙げられる。

再度、オミナエシに戻して・・・
秋が近づくと、マゼンタ系、中でもアザミ花が多くなる。
ゴメン。このアザミの種名は不明。 こちらはタムラソウ。

タムラソウは一見、アザミのようだが別の属。棘が無いので触っても痛くない。
同じくトウヒレン属も痛くない。↓のトウヒレン属は初夏から気になっていたのだが、種名はわからない。
赤味を帯びた草姿はカッコいいのだが・・・ ミソハギの原っぱに変なキノコを発見。
傘の径は優に20センチはあった。
マゼンタ系は他にヤマハギもあるが、今回は省略。

草原の一部では早くも草紅葉が始まっていた。
草紅葉の正体はスズラン。
こんな密な草叢でも僅かな隙間を見つけて別の花が咲き出す。
ハナイカリ(リンドウ科)
ウメバチソウが咲くと、
♪今はもう秋の気分だが、高所ではもっと早くから咲いている。


8月28日、シラカバ林で見かけた花達。
ゴマナ

シラヤマギク
草原の代表選手。秋田の山ではよく見かけるが、この高原では少ない。
林の中で一株だけ見つけた。
ハンゴンソウ
草原、湿原、林縁、道路端と出番の多い花。

ツリガネニンジン

ヌスビトハギ(実)
この実を秋田では「のさばりこ」と呼ぶ。
タニミツバ


次(9月中旬)行くよ〜
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(本頁は2011年10月1日にアップしました。)