2011年ロンリーハーツ植物紀行
6月19日、見渡す限りのスズランは?

キミカゲソウ(スズラン)の花に逢いたくなって、6月19日、岩手の某高原を訪ねてみた。
ところが、高原に着いて、まず目に入ったのは、真っ赤なレンゲツツジだった。赤のほかに黄色も混じっている。
黄花は珍しいので、誰かが遊び心で植えたのかなと思ったが、高原一帯に分布しているところを見ると、そうでもないような気がして来た。
ホントのところはよく分からない。


白っぽい花をつけた低木もあった。
蕾や咲き始めの花は赤味を帯び、なかなか美しい。ズミというリンゴの仲間だ。
ズミ(エゾノコリンゴ)

原っぱのあちこちに実姿になったオキナグサが散らばっていた。
オキナグサの実姿
より詳細は『うずのしゅげを知っていますか』の下の方を参照のこと。
アズマギク

オキナグサ有るところにアズマギク有り。
しかしこの高原での開花期は少しずれており、アズマギクの方が遅い。花の密度は以前、訪ねた時よりもずっと濃くなっていた。

アズマギク


さて、表題のスズランだが、見渡す限りの葉っぱ群生は、春とほとんど変わらない。「うずのしゅげ・・・」の下の方でも紹介してあるので、
敢えて群生写真は載せない。
しかし、葉の陰を覗くと、今回はしっかりと花が咲いている。
スズラン

このような花を写すには、アクロバット的な姿勢が要求される。またアップでないと、サマにならない。

ところで、今回、山を下りてから、この花の素晴らしい香りを嗅がないでしまったことに気付いた。
来年の愉しみに残しておこう。
スズラン ヒメイズイ。
スズランに少し似てるが、こちらはアマドコロの仲間。

野生のスズランは秋田では極めて少ない。私は昨年、大館のN風穴でほんの数株を見ただけであるこちら
それに較べると、岩手や青森の高原地帯にはまだまだ豊富にある。
この植物、毒があって動物に食べられないため、放牧地などでは大群生になりやすいと聞く。レンゲツツジが多いのも同じ理由だろう。
となれば、この地のスズランやレンゲツツジの群生はべこ(牛)の作った花風景とも言える。

スズランは草地だけでなく、森林の中にも侵入している。
ただし日陰が強くなると、その勢いは衰え、別の植物に代わられてしまう。
マイヅルソウ
赤味を帯びたスズランのような花は、
ベニバナイチヤクソウ

上向きのスズランのような花は、
ササバギンラン ラン科は他にコケイランも有った。

この高原、次はどんな花風景を見せてくれるのだろう。
行くよ〜
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(本頁は2011年7月16日にアップしました。)