アコガレの信州・高原のお花畑に迫る
ペンション アルペンフロラの庭2

この庭の標高は1400m。高原の野草もふんだんに使われている。
ヤナギランは山から取って来たものではない。
或る日突然、裏庭で勝手に咲き出した。種子が裏山(霧ケ峰)から飛んで来たんだろうとのこと。その後、出来た種子を庭の他の場所に蒔いて増やしている。

マツムシソウについても以下同文。
ペンションの裏山(見かけは正面)は殿城山。標高1800m、霧ケ峰のれっきとした一峰なのだ。
ちなみにペンションのオーナー・北嶋氏は霧ケ峰のお花畑を守るべく、現在も草刈り作業に参加していると聞いた。

以下の野草はいずれも姫木平に元からあったものばかり。
此方のミズヒキは葉にくっきりと斑紋が入ってる。 オオバギボウシ

クリンソウの大株 クサフジがあちこちに絡まっている。

サラシナショウマの花茎が伸び出した。 和洋の草花が入り混じって咲いている。


ところで皆さ
ツキヌキソウって知ってますか?

茎が葉を突き抜けたように見える。
ご覧の通りの地味な植物なので、つい見過ごしてしまいそう。花は6月頃、これまた地味な黄色の小花。
手持の書籍によると、
ツキヌキソウ Triosetum sinuatum は、日本では長野県東部の標高1000〜1200mの高原だけに生え、日当たりの良いところや樹木の疎らな林で数株ずつ固まって集団をなしている。別荘地造成やゴルフ場開発などで個体数が激減し、絶滅危惧種のひとつに数えられるようになった。例えば、菅平(すがだいら)高原の自生地は、県の天然記念物であるが、今では昔日の面影はなくなってしまった。
・・・ツキヌキソウ属は、東アジアに3種、北アメリカに3種が隔離分布し、更にそれぞれの種についても、ツキヌキソウが中国の吉林、遼寧省と日本の長野県東部に見られるように隔離分布している。
以上、週間朝日百科・植物の世界より(^^;)無断引用。

この庭のツキヌキソウは、姫木平の別荘造成時に偶々発見されたもの。そのまま絶滅させるに偲びがたく、この裏庭(雑木林エリア)に移植し、増やしているとのこと。

実はこの植物、うちにもあるんですよ
な〜んて嘘です。
うちにあるのは、ヒヨドリバナの仲間、ユーパトリウム・パーフォリアツム Eupatrium perfoliatum (北米東部原産)という代物。
またアルペンフロラに戻ります。
泊まった部屋の窓から、まりもっこりとした蓼科山が見える。

アルペンフロラの裏庭には他にも興味深い植物がいっぱいあるが、今回はこれぐらいで・・・

信州の高原お花畑シリーズ目次
霧ケ峰(車山)1     八島ヶ原1   八子ヶ峰1   アルペンフロラ1 2 
行くよ〜
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(本頁は2007年9月22日にアップしました。)