2013年ロンリーハーツ植物紀行
渚のバルコニー♪で見た花

私の野花巡りはいつも山の花が多いのですが、たまには海岸の花などいかがでしょうか。
6月22日、本業用事で青森に出張となりました。当日は家を早めに出て、深浦海岸を廻って行きました。
秋田市からはかなり遠回りになりますが、景色はこちらの方がゼッタイ良いです。
また今頃ならニッコウキスゲが咲いてる筈です。
この花、高原や高山の花とのイメージがありますが、北東北では平地や海岸でもときどき咲いてます。
ただし群生することは稀で、深浦海岸のそれは低地では貴重な群生と言えます。


この群生の見られる場所は行合崎(いきあいざき)と言います。

この海岸はニッコウキスゲ以外にもいろいろ興味深い花が見られる場所で、過去にも数回訪れています。
 深浦海岸にシーサイドフラワーを訪ねて(1) (2)   深浦オクトパスG2、男鹿への道  続・シーサイドフラワー/8月の深浦オクトパスガーデン1 
 初秋のシーサイドフラワー/深浦海岸編 

これらのレポート頁と重なりはありますが、今年6月22日の状況を報告してみます。
ハマナス エゾノヒナウスツボ

巨大な青座布団のような植物の名前はハマベンケイソウ。
ベンケイソウ科ではなく、ムラサキ科(ワスレナグサやコンフリーなどの仲間)。
秋田の男鹿半島より北の海岸に分布し、でかくなると2mくらいのマットになります。
こんなに全体が青い植物は園芸植物でもそうはないでしょう。
残念ながら花はまだ咲いてませんでした。
参考までに昔写した花の写真です。 ⇒ http://www.mouzuika.com/seaside0906a.html

この日見たムラサキ科をもう一種。先に紹介したハマベンケイソウと隣り合って生えてました。
こちらの方はスナビキソウと言い、葉っぱは普通の緑でややゴワゴワした印象。
花は白く径1センチ近くあり、わりと綺麗ですが、古くなると茶色に変わるのが玉に瑕。
香料植物のヘリオトロープに近縁なのか、香りが良いと聞きますが、私はいつも嗅ぐのを忘れてしまいます。

【渚のバルコニー♪で見た花】
キリンソウ(ベンケイソウ科)。山の草原でも見かけますが、海岸の岩場に咲いてる姿の方が絵になります。
園芸植物としても使われます。
キリンソウ。
両脇の青味がかったグラースはオオウシノケグサ。この仲間、フェスツカ・グラウカは園芸でも使われる。
キリンソウとエゾネギ(蕾) エゾネギ

キリンソウの隣で咲き出したネギ花は、ひとまずエゾネギとしておきます。
和野菜のひとつ、アサツキやハーブとして知られるチャイブと近縁、或いは同じものとも言われます。
ここ深浦海岸では岩棚だけでなく、砂浜にも大量に群生します。
私の行った時はまだ咲き出したばかりでしたが、最盛期になると浜が薄紫に染まるほどです。

ハマツメクサ

地味な花の次は派手な花を。
エゾスカシユリ

青花のマメ科も咲いてました。
クサフジ
内陸の草叢にも生えます。
クサフジ ノコギリソウ
【渚のヤロウ】
ヤロウとはセイヨウノコギリソウの英名です。
日本原産のノコギリソウは庭に植えられるセイヨウノコギリソウに較べると、花の色は地味ですが、いい草姿をしています。
山の草原にも生え、以前、信州の高原で見かけましたが、その次に見たのは深浦海岸でした。
北地の海岸には園芸植物にゆかりのあるきれいな花が多いです。
他にもいろいろ有りましたが、今回はここまで。 (´π`; 
行くよ〜
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(本頁は2013年7月20日にアップしました。)