2011年ロンリーハーツ植物紀行
宴の後、湿原はどうなった。

5月下旬のとある日、仙北地方にある某湿原に立ち寄ってみた。
ここは4月の中下旬ならミズバショウ(こちら)を見に来るお客さんでパンクする場所だが、それが終わってしまえば、モウ誰も寄り付かなくなる。
ミズバショウはその後、どうなったのか。
これがあの清楚なミズバショウの晩春モードだが、葉っぱはこれ以降もさらにでかくなり、長さも1m以上が当たり前になって来る。

ザゼンソウは?
中央部の株がザゼンソウ

春の役者達のその後がどうなったのか確かめることも重要な任務ではあるが、
こちらはオオウバユリ。
葉だけ見たらザゼンソウとそっくりだ。
それ以上に重要なミッションは、
ある種のエンレイソウに会うこと。湿原の奥の方、やや乾いた場所にそれは有った。
フレッシュな時期は通り越してしまったが、まだ見れる。
下の四つ葉はツクバネソウ
白面の美少女、いや衣替えをした女子高生みたい( ̄も ̄;)☆\バキ


このエンレイソウは当初、ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)かと思ったが、詳しい方によれば、
オオバナノエンレイソウ Trillium kamtschaticum とのこと。
北海道では当たり前に見られるエンレイソウだが、本州では岩手や宮城の限られた地域にしか分布していない。秋田ではたぶんこの湿原だけだろう。

本湿原には、ただのエンレイソウも有るが、ほかのエリアでさんざん紹介しているので、今回は省略。
先のレポート(4月中下旬・仙北地方の花どころ)で、「湿原の奥のやや乾いた場所には、カタクリの群生地があり、例年みごとな花筵になる・・・ 」と書いたが、
今年は花筵の時期、訪ねるのを逸してしまった。花筵の模様は沢内の「銀河の森」などを参考に想像にお任せするとして、
宴の後はホレこの通り。↓

カタクリの実がだいぶ膨らんでいた。 左側にキクザキイチゲの実も見える。

これから咲き出す花&モウ咲いてる花を幾つか
ユキザサの蕾

ホウチャクソウ ナツトウダイ

ツクバネソウ 羊歯の仲間とオオバナノエンレイソウ


さらに一週間後。
マイヅルソウと花後のオオバナエンレイソウ

ユキザサが咲き出していた。 カタクリの葉はもう溶け出していた。
これからこの湿原林は長くて暗い夏休みに入る。

次(われ幻の・・・)行くよ〜
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(本頁は2011年6月11日にアップしました。)