2008 セプテンバーブルー 3
竜ヶ原湿原に竜胆(ゲンチアナ)ロードを見たり

9月アタマに大場谷地を訪ね、リンドウやトリカブトを見た『大場谷地・セプテンバー青』参照)ばかりだと言うのに、私モウズイカはまだ何か物足りない。
自然のお花畑に対する強烈な渇きがまだ十分に治まっていないのだ。
今年の9月中旬連休は天気も良さそう。家にこもっていてもしょうがないので、連休中日の9月14日、しばらくぶりに竜ヶ原の湿原を訪ねてみた。
ここは鳥海山の北東斜面中腹にある標高1212mの中間湿原。登山をする方には、鳥海山矢島口、祓川ヒュッテ隣にある湿原と言った方がわかりやすいだろう。
私モウズイカは20年前、1988年9月18日にこの場所から鳥海山に挑みかかっている『初秋の康新道』参照)
なのに竜ヶ原湿原には一言も触れていない。何故なんだろう。その理由を確かめる意図もあり、今回の訪問となった。
祓川の駐車場にクルマを止め、ほんの数十歩でこのような景色が広がる。
あいにく鳥海山は雲をかぶったまま
ミツガシワ
竜ヶ原湿原は大場谷地同様、ヌマガヤ(イネ科)の多い中間湿原だが、花は多いものと予想される。
今回は、木道を歩き出すと、竜胆(厳密にはエゾオヤマリンドウ Gentiana triflora var. japonica subvar. montana と思われる)がパラパラと咲き出していた。
先に行くほど、竜胆の密度が濃くなっていく。
誰かが木道の両脇に植え込んだように咲いている。竜胆のボーダーガーデンだ。
なお木道は複線なので竜胆は三列縦隊となる。
(`◇´)これでもか(`◇´)これでもかーっと竜胆が繰り出してくる。
上から見たら
横アップ
竜胆が寄せ植えやフラワーアレンジになったようにも見える。
竜胆以外の花は
シロバナトウウチソウやイワイチョウはモウ紅葉している。 シロバナトウウチソウ
コガネギク(ミヤマアキノキリンソウ)
メバチソウ

秋になると、紅紫や青紫の花をつける野草が多くなるような気がするが、それは何故だろう。
植物学者の大場秀章先生によると、
「秋の七草のうち五つまでは、赤や紫系統の花である。再び枯れ葉をまじえはじめた山野で、それらは人目ならぬ虫目を引く花なのである。」
竜胆は秋の七草ではないが、その深いブルーの花色は草紅葉をバックにすると、とてもよく目立つことを再認識した。
なのに20年前は、竜ヶ原湿原に一言も触れていない。
こんなに素晴らしい竜胆ロードを見落とす筈はないと思うのだが・・・
もしかしたら・・・
20年前にはこんなに竜胆が生えていなかった(かどうか(^^;)定かではない)
木道を敷いてしばらく経ち、湿原の微環境が変化、木道の傍が竜胆にとって居心地のいい環境となったのかもしれない。
奥の山は稲倉岳(1554m)
鳥海山の支峰、稲倉岳は昼過ぎから見えるようになったが、鳥海山本体は私の居る間、最初から最後まで姿を見せなかった。
湿原の天気もときどき日が照る程度の曇り空。
そのおかげで今回は竜胆のブルーや草紅葉の色合いがとても綺麗に感じられた。晴天の強い日差しだったら、これらの色は間違いなく飛んでいただろう。
と言いつつも、山麓に下りたら
にかほ市冬師(とうし)地区より望む
鳥海山の雲はすっかり取れているじゃないか。
微かに雪渓が残っているが、もう半月もしたら、初雪だ。
来年は春〜初夏にも行ってみよう。
次(八幡平の紅葉)行くよ〜
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(本頁は2008年9月15日にアップしました。)