2019年ロンリーハーツ植物紀行
6月25,26日、初めての大鳥池以東岳(4)以東岳を下る

(本頁は「6月25,26日、初めての大鳥池以東岳(3)以東岳に登る」の続きです。)

30分待っても以東岳山頂のガスは晴れなかった。今日は下山してからも、泡滝ダムまで歩き、その先は車で秋田市まで帰らねばならない。
よって、10時半頃、意を決して直登コースを下山することにした。
少し下りたら、ガス帯を脱し、大鳥池やまわりの山々が見えるようになった。


ヒナザクラ Primula nipponica イワカガミ Schizocodon soldanelloides

大鳥池をアップで。

このコースから見える大鳥池は熊の敷き皮のようだと言われるが、ワタシにはイカの姿フライのように見えた。
花は初めこそ少なかったが、少し下りたら、イワカガミやチングルマが多くなった。

チングルマ Geum pentapetalum ヒメサユリ

更に下ると、笹原の中でヒメサユリが咲いていた。
こちらは数は少なかったものの、綺麗どころに出会うことが出来た。

ヒメサユリ(オトメユリ) Lilium rubellum

ヒメサユリ(オトメユリ) Lilium rubellum

今回の山行きの最大の目的はヒメサユリの花だった。
オツボ峰のものは時期が早くて、イマイチだったが、最後によく咲いたのに逢えて嬉しかった。

向かいの稜線鞍部から月山

他に咲いていた花たち
ベニサラサドウダン Enkianthus campanulatus var. palibinii
これは初めて見た。

サラサドウダン Enkianthus campanulatus
こちらはオツボ峰で見たもの。

アカモノ(イワハゼ) Gaultheria adenothrix

大鳥池

いよいよ樹林帯まで降下。

ツバメオモト Clintonia udensis オオイワカガミ
Schizocodon soldanelloides var. magnus

樹林帯まで下りたら、別のイワカガミが咲いていた。
たぶんオオイワカガミだと思うが、イワカガミに較べて格別大きいわけてはなく、小型のものが多かった。
なお樹林帯の傾斜は思った以上にきつかった。ここを登ったらしんどいだろうなと思った。

大鳥池はもうすぐ。池に注ぐ東沢も見えて来た。

大鳥池に降下する直前、春の残り花が多い雪崩斜面を通る。

リュウキンカ Caltha palustris var. nipponica オオバキスミレ Viola brevistipulata

他にはサンカヨウやシラネアオイも多かったが、花は終わるところだった。

以東岳直登コース下り、最後の難関は東沢の渡渉だった。
東沢は以東岳山頂やオツボ峰に源を発し、池に注ぐ沢としては最大だろう。
今は融雪時期で水量も多く、皆さん、その渡渉には難儀されてるようだ。

東沢から以東岳を振り返る。

今回、ワタシは思い切って山靴、靴下を脱ぎ、素足でチャレンジ。
ズボンは膝までまくり上げて挑んだもののそれでも濡れた。それ以上に厳しかったのは、水の冷たさと流れの強いこと。
さいわい尖った石は無かったようで無傷で渡渉出来た(この時の反省もあり、下山してすぐ山用のサンダルを購入した)。

渡渉後にひと休み。 池の東岸の道

東沢を渡渉し、池の東岸を歩くようになってからも道はけっこう厳しかった。池にずり落ちそうでハラハラした。

1446m峰

お昼の大鳥池は風波が立っていて鏡面風景は無理だったが、
小法師山と1446m峰の間の雪渓は何故かしっかりと湖面に映っていた。

小法師山と1446m峰

小法師山と雪渓

雪渓をもう一枚 タキタロウ山荘

さらばタキタロウ山荘。お世話になったね。近いうちにまた来るかも・・・。


次(8月の大鳥池以東岳)へ行く。
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(本頁は2019年11月28日にアップしました。)