2019年ロンリーハーツ植物紀行
6月25,26日、初めての大鳥池以東岳 (2)大鳥池で寛ぐ

(本頁は「6月25,26日、初めての大鳥池以東岳(1)大鳥池への道」の続きです。)

これが最初に見た大鳥池(標高966m)。


湖畔(制水門)で、釣りをしている男性が二人居たので、挨拶したところ、片方は小屋の管理人だった。
宿泊の申請と同時に、泡滝ダム手前の落石の件、車三台が閉じ込められている件を報告したところ、
「我々は今朝、車を置いて入ったところだ。落石はその後に起こったに違いない。地震で緩んでたのが、昨日の雨で今日になって落ちたんだ。
教えてもらって有難い。すぐ市役所の建設課に伝える。」との返答。
「電波圏外なのに連絡できるんですか。」と訊ねたら、小屋に衛星電話があるから大丈夫とのこと。
なお管理人の足元では2m前後の大ヘビが日向ぼっこをしてたので、
これも指摘したら、ここはヘビの多いところなので、いちいち構ってられないとかのレスポンス。
なお、その後、管理人から、「電話したら、既に市役所の方で落石を撤去したあとだった。よかった。よかった。みんな帰れる。」との報告。

 
 制水門  
   
制水門から下流を望む。 タキタロウ山荘

大鳥池は小屋以外、人為的なものは皆無と思っていたが、かならずしもそうではなかった。制水門などは大規模工事の賜物と言える。
それら経緯はこちらを参照頂きたい。

タキタロウ山荘から見た大鳥池


花は26日に登る以東岳に期待していたが、大鳥池の畔にもいろいろ咲いていたので報告してみる。
湖面の標高は966m、つい最近まで雪に覆われていた処もあり、
ここの季節感は下界で言うところの四月下旬から五月アタマくらい、約二ヶ月間の時差(月差)を感じた。

タムシバとムラサキヤシオ タムシバ Magnolia salicifolia

ムラサキヤシオ Rhododendron albrechtii

ミヤマスミレ Viola selkirkii

オオイワウチワ Shortia uniflora
この山域で咲き残っていたものは純白ばかりだった。
タニウツギ Weigela hortensis
この花は春と言うよりも初夏のイメージ。


しばし大鳥池の夕景を。
池に着いたばかりの時、空はすっかり晴れ上がっていたが、水面にはさざ波が有った。
小屋に荷物を下ろし、晩飯の支度をしていたら、波もだいぶ鎮まって来たようなので、水汲み場に下りてみた。
ここからは以東岳もよく見えた。
水汲み場から大鳥池と以東岳

以東岳山頂付近。以東小屋もよく見える。

1446m峰。

以東岳アーベンロート。

この日の宿泊客はワタシも入れて二名だった。


昨晩のアーベンロートに味をしめ、6月26日の朝はモルゲンロートを期待したが、こちらは山の位置の関係で難しいようだ。
それでも早朝の大鳥池の風景はよかった。

早朝の大鳥池、以東岳。

早朝の大鳥池、以東岳と小法師山。

早朝の大鳥池、小法師山。

早朝の大鳥池、小法師山。


6月26日は以東岳に登る日。
5時15分、タキタロウ山荘を出発。以東岳には直登するかオツボ峰から廻りこむかで直前まで悩んだが、
同宿者の勧めもあり、後者にした。
樹林帯の登りはしんどかったが、小一時間程度で森林限界になり、そこから先は天国のようだった。

登り初めの樹林帯 この枯れブナが現れたら、もうすぐ高木限界。

花後のカタクリ ミツバノバイカオウレン(コシジオウレン)
Coptis trifoliolata

ウラジロヨウラク Menziesia multiflora

森林限界付近からは大鳥池が二つに分かれて見えた。

ふたつに千切れたように見える大鳥池。バックの山は化穴山(1446m峰との重なり)と甚六山。


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(本頁は2019年11月28日にアップしました。)