2017年ロンリーハーツ植物紀行
5月22日、奥羽山系の湿原とブナの森巡り

今頃の季節になると八幡平の大場谷地を毎年のように訪ねている。
此処は標高1000m近い高所なので春の訪れは遅い。下界よりもひと月以上遅れて、今やっとミズバショウが咲き出していた。
大場谷地から焼山火山を望む。

ミズバショウ Lysichiton camtschatcense の群生

ミズバショウと・・・
この湿原は
ミズバショウの他にエゾノリュウキンカも多い。
エゾノリュウキンカ Caltha palustris var. barthei

ニョキニョキと突き出している元気な芽だしはコバイケイソウ。
コバイケイソウ Veratrum stamineum の芽だし

コバイケイソウ Veratrum stamineum の芽だし


湿原の奥の方にサンカヨウの群生地があるのだが、
今日のところはまだ雪の下敷きだった。
仕方ないので、鹿角市側に少し下り、ブナ林に入ったら、
咲いてる。咲いてる。
サンカヨウ Diphylleia grayi ニリンソウ Anemone flaccida


大場谷地から南下し、玉川ダムまで下ると、西の方に屏風のようなスラブが見える。
正式な名前はわからないが、地図を見ると「椈森(ぶなもり)」ということになっている。
宝泉湖と椈森?のスラブ。
このスラブ、長年、名前が分からないでいたが、
fb友達の伊藤恭平氏から、「川崎十三観音」と記された書籍が有ると教えて頂いた。

椈森とは別場所だが、
とあるブナの森の中に踏み込んでみる。
いつもこの木は何なんだろうと
思っていたが、fb友人・秋元さんから
インドの神様「ガネーシャ」に似ているとのご指摘あり。
(´π`;)なるほどと感心した。


そこには特別なお姫様がおられる。
昨年の「ブナの森の葉隠れ姫に・・・」に引き続き、 今年も密会させて頂いた。
トガクシショウマ(トガクシソウ) Ranzania japonica


トガクシショウマ(トガクシソウ) Ranzania japonica

一緒に咲いてた他の花
シラネアオイ Glaucidium palmatum ショウジョウバカマ Heloniopsis orientalis


この日は最後にまた別の湿原に立ち寄っている。
この湿原、4月中下旬にはミズバショウやザゼンソウで観光客でいっぱいになる刺巻湿原(例えばこちら)なのだが、
その後が気になり、寄ってみた。
さすがに5月下旬ともなるとこの通りの状況で (´π`;)ワタシ以外は誰も居なかった。
ミズバショウやヤマドリゼンマイの葉っぱ
と思っていたら、
初老のご夫婦が入ってきて、「あのう。ミズバショウ咲いてますでしょうか。」と聞かれた。
「一ヶ月くらい前に閉店しました。目の前の芭蕉のような大きな葉っぱがミズバショウです。」と答えておく。
地味な花だが、ミズバショウ湿原にはまだ花が咲いていた。
ホウチャクソウ Disporum sessile ナツトウダイ Euphorbia sieboldiana


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(本頁は2017年6月27日にアップしました。)