2015年ロンリーハーツ植物紀行
大場谷地、2015晩春と初夏

大場谷地は八幡平・焼山火山の北西山麓にある湿原で、標高はおよそ950m。ブナと亜高山帯針葉樹が交じり合う高さに位置し、植物の種類も豊富だ。
国道341号線沿いにあり、アクセスも楽なことから、毎年、2回以上は訪れている。
今年は5月下旬に初めて訪ねているが、晴れ続きのせいか、花たちも早く咲き進んでいた。
ミズバショウ Lysichiton camtschatcense

ミスバショウにエゾノリュウキンカがほどよく混じって咲いている。

エゾノリュウキンカ Caltha palustris var. barthei
下のずんぐりした芽だしはコバイケイソウ Veratrum stamineum
ショウジョウバカマ Heloniopsis orientalis
廻りの芽だしはニッコウキスゲ
Hemerocallis dumortieri var. esculenta

線状の葉はニッコウキスゲの芽だし

キクザキイチゲ Anemone pseudoaltaica エンレイソウ Trillium smallii
カレンダーは晩春から初夏に切り替わる時期なのに、ここ大場谷地では今、キクザキイチゲやエンレイソウが咲いている。
ここは今が早春〜陽春なのだ。
林の中に入ると、サンカヨウが咲き出していた。

右奥の雪の残った山は焼山火山
こんな按配だ。

およそ一ヵ月後、6月下旬にまた訪ねてみた。

一ヶ月前とは色彩が全く違う。花の形も背丈も違う。
コバイケイソウ Veratrum stamineum

レンゲツツジ Rhododendron molle subsp. japonicum

一ヶ月前の主役、ミズバショウは芭蕉のような葉植物になってしまった。
ミズバショウ Lysichiton camtschatcense の葉と
エゾノリュウキンカ Caltha palustris var. barthei (実)
ワタスゲ Eriophorum vaginatum (実)


夏の主役、ニッコウキスゲも咲き出している。

ニッコウキスゲ Hemerocallis dumortieri var. esculenta ミツガシワ Menyanthes trifoliata

サンカヨウの咲いた林に踏み込むと、
サンカヨウ Diphylleia grayi とエンレイソウ Trillium smallii は実になっていた。
他にズダヤクシュ Tiarella polyphylla の花が。
今、咲いてるのは
ヒロハユキザサ(ミドリユキザサ) Maianthemum yesoense

ユキザサ Maianthemum japonicum マイヅルソウ Maianthemum dilatatum

この湿原と林は真夏以降、どんな花を見せてくれるのかな。

行くよ〜
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(本頁は2015年7月18日にアップしました。)