2013年ロンリーハーツ植物紀行
春を追いかけて、秋田のミニ尾瀬へ

昨年(『春を追いかけて〜大場谷地・雪中水芭ショー』参照)同様、今年も5月末に大場谷地を訪ねてみた。
ところが今年は雪が多すぎたのか、はたまた春の低温続きで雪解けが遅れているのか、湿原はまだ雪がびっしりで、木道も定かでなかったため、進入は断念した。

少し間をおいて、6月半ば頃、再度訪ねてみたら、今度は大丈夫だった。
まずは雪中水芭ショーから。


続いていろいろな草の芽だし風景。
ミズバショウとニッコウキスゲの芽だし
ニッコウキスゲの芽だし エゾノリュウキンカの芽だし
雪消えの早い場所では、リュウキンカも開花していた。
エゾノリュウキンカの開花シーン

コバイケイソウ三態
雪の下では伏して芽だししていることが判明

芽が立ち上がった。

だいぶ葉が広がってきた状態
少し乾いた場所にはスプリングエフェメラル(以下、スプエフェと略)の姿も。
キクザキイチゲとコバイケイソウ アキタフキ

大場谷地から焼山火山を望む。
・・・とこんな按配だった。
この湿原、個人的には『秋田のミニ尾瀬』と呼びたい。
なおミズバショウやエゾノリュウキンカの大群生シーンは、昨年のレポート『春を追いかけて〜大場谷地・雪中水芭ショー(2)』を参照されたし。


今回は湿原周辺のブナ林にも入り込んでみた。
新玉川温泉付近から焼山火山を望む。
この辺はブナやアオモリトドマツの混交林に覆われている。

春の里山ではあれほど優勢だった
スプエフェが深山のブナ林に行くとほとんど見られなくなるのは何故だろう。


これは長年抱いていた疑問なのだが、今日その謎が解けた。
ご覧の通り、ブナは新緑の真っ最中だが、林の下はまだびっしりと雪に覆われている。
(^◇^;)これではスプエフェは生育できない。
元々スプエフェ(の多く)は開花生育時、陽光を好むが、木の葉が広がってしまったら(雪が解けても)日光量が足りない。更にササも茂るともっと条件は悪くなる。
よって高所深山のブナ林にはスプエフェのお花畑が極めて成立しにくいのだ。
それでも沢筋や急斜面、道路端など樹木やササが手薄になった場所には少しだが生えている。
キクザキイチゲ ヒメイチゲ

そのような場所には、下界とは少し違う顔ぶれの草花も現れてくる。
コミヤマカタバミ ヤグルマソウ

シラネアオイ。
黄色いスミレはオオ( ̄も ̄;)☆\バキスミレ。
サンカヨウ サンカヨウの花アップ

シラネアオイとサンカヨウについては後日別頁で取り上げようと思う。

行くよ〜
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(本頁は2013年7月6日にアップしました。)