(^^♪Wetland Joy
大場谷地2009/06/02A
(^o^;)一部、別湿原も・・・

一昨年秋からよく行くようになった八幡平・大場谷地だが、今年は6月2日が初回の訪問となった。
本業で秋田県北部を訪ねた折り、あまりにも天気が良かったので、少し遠回りだったが、大場谷地を掠めてしまった。
奇遇にもクルマにデジカメが積んであったので、つい写してしまっ( ̄も ̄;)☆\バキ
当然だが、昨年の5月17日よりは、心もち季節が進んでいる。
ハンノキの仲間が特有の花序を垂れていた。
背景のブナの新緑はけっこう深くなっているが、湿原のグラースや低木はまだ灰褐色のまま、
本格的な芽吹きはこれから。
もう遅いかなと思ったが、新鮮なミズバショウに出会えてうれぴ〜(^^♪
今年のミズショウは去年のような茶色ではなかった。遅霜や遅雪をうまく交わした模様。
湿原内の流れのある処には、エゾノリュウキンカも咲き残っていた。
咲き残りどころか、エゾノリュウキンカは今が盛りだった。
ミズバショウとの蜜月シーンを満喫する。
エゾノリュウキンカ単独
Caltha fistulosa
またごちゃ混ぜ
ミズバ単独
と思いきや
葉にゴワゴワ筋のある元気な芽だしが多く見られる。これはコバイケイソウ。
コバちゃんなら、あうぅ(つдi)去年は不発だったが、今年は大丈夫なんだろうか。
ミズバショウとコバイケイソウ 中央部の黄色っぽい芽だしはニッコウキスゲ
コバイケイソウとモミジカラマツの芽だし
写真は無いが、木道から遠く離れたところで、キクザキイチゲが咲いていた。
この地(標高900m)では、今がしゅん(旬、春)、スプエフェの咲く時期なのだ。
ワタスゲの花。
白い綿毛姿を花と勘違いしている人も多いと思うが、あれは果穂。花はご覧の通り、地味だ。

日本の素晴らしい自然の花風景を幾つか挙げろと言われたら、
私なら、まずは高山のお花畑北国の春のスプリング・エフェメラルが花筵のようになって咲く光景のふたつを推してみる。
モンスーン気候に支配され、雨の多い我が国では、植物の種類はとても豊富だが、樹木の勢いが強いため、だまっていると地面はあっという間に樹木や蔓に覆われてしまう。
日照の乏しくなった林床に地味な花は幾つかあるが、一面に草花が咲き乱れるヨーロッパのメドゥのようなお花畑はきわめて成立しにくい。
かろうじて成立できるのは、厳しい気象条件により、樹木が生育しにくい高山とか一部の海岸、限られたエリアの高原、それと人工的に維持している花壇くらいだろう。
スプ・エフェ花筵は北国では比較的あたりまえの花風景だが、こちらは春先、木の葉が広がる前の限られた期間だけのもの。完全な自然状態では花の密度はあまり高くない。
例えばこちらのようなみごとな花筵にするにはある程度のコツというか人手が必要なのだ。

今回、大場谷地のミズバショウやエゾノリュウキンカを見て、初夏の湿原の花風景もなかなかのものだと感心した。
実はそれ以前に尾瀬や東北の他の山々などでも、同様な光景を目にしており、その折には素晴らし〜い!と感激した筈なのに、(^_^;)うっかり忘れていた。
これからはこちらも加えてみっつあることにしようと思う。

ミズバショウやリュウキンカは、秋田では標高数十メートルの低地から、ハイマツ帯直前の1400メートルくらいの高さまで広く分布している。
低地ではスプリング・エフェメラルの開花とほぼ同時期、4月には咲いてるが、標高が高くなるにつれ、徐々に遅くなり、標高1000メートル近い大場谷地では5月下旬から今頃にかけて開花。
更に高地で積雪の多いところでは真夏の7月下旬から8月上旬にかけてやっと開花ということもあり得る。
したがって、今の時期の大場谷地は下界の暦では初夏だが、谷地自身としては春の真っ最中なのだ。
高山植物の場合は、耐暑性の問題などもあり、低地での生存は多くの場合、難しいが、高山ではそこが春になる季節(下界の暦では夏)に背が低いまま、一斉に開花する。
その様子が人間の目には素晴らしい花風景として認識されるのであろう。
以上、私モウズイカの勝手なモウ想でした。


ここでちょこっと他エリアの凄まじい花風景を紹介しよう。
こ〜ちら♪
( ̄π ̄;凄〜く重た〜い写真なので心してご覧あれ。










またもや大場谷地。
こちらの湿原は木道の敷設以外、人手はほとんどかかっていない(ものと思われる)。


次(大場谷地の続き)行くよ〜
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(本頁は2009年6月13日にアップしました。)