冬は温室花の力を借りて・・・1

20年くらい前、南方にお住まいのある奥様から、「冬の庭はパンジー、ハボタンだけじゃつまらない。もっと何かいい花を紹介して下さいな。」なんてメールを頂いたことがありますが、
冬の秋田では戸外での園芸が不可能という事情をご存じなかった模様。
下写真は1月中旬の拙庭ですが、このような状況が12月から翌年3月まで、約四ヶ月間続きます。
かといって室内は暖房が強いので、シクラメンやポインセチア、プリムラなどの鉢花は一週間と持ちません。
また室内は狭く、貧乏なのでコチョウランなど贈答花も置けません(それ以前に誰も贈ってくれませんが・・・)。
なので、冬場、緑や花に うぅぅぅぅ(;゚Д゚) 飢えている私は、可能な限り、温室を訪ね、常夏の花たちを見て、当座の飢えを凌ぐことにしています。

本頁は主に2013年12月上旬に訪ねた大潟村の某植物公園温室の花たちです。
コートダジュール Tibouchina `Cote d'Azur'

シコンノボタン リュエリア・マクランサ Ruelia macrantha(キツネノマゴ科)

ネオレゲリアの一種
花ではなく葉の芯が綺麗な紫でした。名札が無かったので、後で花友に訊ねたところ、
パイナップル科のNeoregelia concentrica の園芸品種 ‘Bullis'ではないかとのこと。
芯が赤いのはときどき(ホムセンなどでも)見かけますが、紫は珍しいです。

エイリアン系の花をひとつ。アリストロキア・トリカウダタ Arisutorochia tricaudata
この花については、友人の青木さんから興味深いコメントを頂きました。ちょっと長いですが、引用させて頂きます。
tricaudata 尻尾が三つという意味ですよね。写真は四つに見える感じもしますが(眼を凝らしてみてしまいました(^^ゞ)、三つなんですね。近年になって、長らく東欧各地で風土病とされてきた腎萎縮により死亡する病気の原因が、これ(及びその仲間)だったかも、という説が出ているようですね。じわじわ時間をかけて蝕む系の毒なので……因果関係がなかなかわからないのですよね。
自然の驚異です〜。
引用:ジャコウアゲハはその裏をかいて毒に対する耐性を獲得し逆に利用しているのだ。つまりジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサのアリストロキア酸をせっせと食べて体内に蓄積して小鳥などの天敵から身を守っているのだ。さらにメスはウマノスズクサに産卵する際、産んだ卵にアリストロキア酸を含むクリームを塗布して外敵から守るという念の入れようである。孵化した幼虫はまずこの卵の殻を食べて効率的に毒で武装する。
http://members.jcom.home.ne.jp/kisono/jakouageha2/jakouageha2.htm

なんか寒色系色の花ばかり続きましたので、パーッとトロピカルな色彩を。
ハイビスカス フツーのカンナのようです。
温度さえあれば12月でも咲くんですね。


緑の鈴 Senecio rowleyanus
園芸店でもよく見かける。
パッと見にはエビネの白いのかなと思ったが、
キク科の多肉植物?、七宝樹の葉っぱのようだ。
ともにキク科のSenecio、キオン属。日本のキオンやハンゴンソウとは似ても似つかない。

プレクトランサス(シソ科)の白花品種。
紫やピンクは持っているが、白ははじめて見た。
アジアンタム・ペルヴィアヌム Adianthum pervianum
クジャクシダの仲間です。

これはポインセチアの原種でしょうか。
巷のケバケバした品種にはない引き締まった雰囲気。

これはフツーのポインセチアでしょうが、最近はいろんな色や形の苞がありますね。
これはポインセチアの園芸品種。12月下旬、潟上市の某温室にて。

ここらでコーヒーを一杯。
年明けて3月に別温室を訪ねたら、実が赤くなってました。
2014年3月上旬、能代エナジアムパークにて。 黄色い実の品種もありました。
2014年3月上旬、能代エナジアムパークにて。

大潟村に戻ってフルーツ系も少し。
パパイア レモン

レモンといえば、明るい黄色でラグビーボールのような形をイメージしますが、このように丸くてオレンジ色になるものもあるそうです。
オレンジの感覚で食べたら(^^;)酸っぱくてタイヘンでしょうね。

こちらはマイヤーレモンと言い、レモンとオレンジの雑種だそうです。
12月中旬、大仙市の某温室にて。


へ行くよ〜
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(本頁は2014年3月15日にアップしました。)