2009年、モウズイカの沖縄植物紀行
東南植物楽園2 さすが亜熱帯、11月でも咲いてる。咲いてる。

11月になったら、北国秋田では外に咲く花は皆無に近い(例えば、こちら参照)のだが、南国沖縄はたいしたもんだ。
さすがにかつての樹音さんレポートの時のように、ドバーッ!と洪水のような開花には巡り合えなかったものの、ここ東南植物楽園では11月でもいろんな花がパラパラと咲いていた。
入園してすぐ目に付いたのは、黄色のアラマンダ。
オオバナアリアケカズラ Allamanda cathartica `Hendersonii' (キョウチクトウ科)
この花、原産は熱帯アメリカだが、今では世界中の熱帯、亜熱帯地域(主に都市部)で見られるようだ。
花や葉の美しいトロピカルプランツは総じてコスモポリタン化するようで、地球上の熱帯、亜熱帯、温室ならどこに行っても同じような顔ぶれだと聞く。
ハイビスカスもそうだ。
フウリンブッソウゲ Hibiscus schizopetalus (タンザニア原産)
赤以外の品種もいっぱいあったが、個人的にはシンプルな赤が一番好き。

サンダンカはディゴ、オオゴチョウと並び、沖縄の三代目以下、じゃない三大名花と言われる。
サンダンカの園芸品種、スーパーキングと思われる。 サンダンカ Ixora chinensis
(アカネ科。原産地は中国南部)
ペンタス Pentas lanceolata
別名クササンダンカ。近頃は夏の花材として北国のホームセンターでもよく見かけるようになった。
アカネ科といえば、北国ではアカネやヤエムグラ、ヘクソカズラなど地味なものしか生えていないが、南国に行けば、綺麗な花や非常に有用な種類が出てくる。
花の綺麗なものとしては、サンダンカの他にクチナシやコンロンカなどがあるし、コーヒーノキやキナノキなどもアカネ科の一員だ。

赤い花が多いなという印象は樹下のレッドジンジャーの存在で更に強まった。
レッドジンジャー Alpinia purpurata (ショウガ科。インド、東南アジア原産)
これもレッドジンジャー。 キフゲットウ
しばしショウガ科が続く。
ハナシュクシャ(ハナミョウガ) Hedychium coronarium これは?
⇒ 樹音さんから、コモスス・ベイケリ Costus comosus var. bakeri
と教えて頂く(比嘉正一氏も同意見でした)。

マメの木の
オオゴチョウ(大胡蝶) Caesalpinia pulcherrima
マメ科⇒ジャケツイバラ科。原産は西インド諸島。
こちらはホウオウボクかなと思ったが、
オオゴチョウだそうです(比嘉正一氏)。
オオゴチョウとホウオウボクはパッと見にはよく似ている。どちらも葉はネムノキにそっくり。
2007年、樹音さんが訪ねた時のホウオウボクはみごとだった(⇒こちら)。今回は残花にも間に合わなかったが、11月なのだから文句は言うまい。
オオベニゴウカン Calliandra haematocephala
マメ科⇒ネムノキ科。南米ボリビア原産。
花は今ようやく咲き出したばかり。小葉は幅広く、ネムノキよりもニセアカシアを連想した。
アメリカセンナ Cassia hebecarpa
マメ科⇒ジャケツイバラ科。
これはセンナ・スルフレア Senna sulfulea
ほかのトロピカル・フラワー
ベンガルヤハズカズラ Thunbergia grandiflora (キツネノマゴ科)
東南植物楽園でも咲いていたが、これは琉球村で写したもの。
ノボタンの仲間の園芸品種、コートダジュール Tibouchina `Cote d'Azur'
花は小ぶりだが、花つきがとても良い。
ヤコウボク(ヤコウカ) Cestrum nocturnum
ナス科。原産は西インド諸島。
花を嗅いでみたが、何も匂わなかった。私の鼻がいかれたのか、
はたまた夜しか香らないのか。
ブーゲンビレア(ブーゲンヴィレア) Bougainvillea
オシロイバナ科。原産は中南米。

ブーゲンビレアやシーサーに囲まれ、ご満悦のメタボ将軍

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(本頁は2010年2月28日にアップしました。)