男鹿三山の花図鑑3.初夏・盛夏編

(本頁は「男鹿三山の花図鑑2」の続きです。)

【初夏、盛夏に咲く花】

六月になると、他の低山では花がほとんど無くなるが、男鹿は必ずしもそうではない。
登山道沿いでは、デワノタツナミソウが青紫の絨毯を敷き詰めたように咲き、地味だが野生ランの仲間も多く見かける。

デワノタツナミソウ Scutellaria muramatsui
男鹿三山の遊歩道沿いに多い。
初夏に一斉開花するが、秋にも残り花を見かける。
2019/06/15
コケイラン Oreorchis patens
2019/06/15

野生ランは、へたに掲載すると山盗り家の採取熱を煽る危険性もあるので、一般的な種類だけにとどめておくことをお許し願う。

代りに地味な野草を少し続けてみる。

サワハコベ Stellaria diversiflora
2019/06/15
コバノフユイチコ(マルバフユイチゴ) Rubus pectinellus
2019/06/15

コバノフユイチコ(マルバフユイチゴ) Rubus pectinellus の実。
2019/08/24

梅雨の最盛期に咲く花たち。

オカトラノオ Lysimachia clethroides
2019/07/11
トリアシショウマ Astilbe odontophylla
2019/07/11

ヤマブキショウマ Aruncus dioicus var. kamtschaticus
2019/07/11

アオヤギソウ Veratrum maackii var. parviflorum
2013/06/27
シュロソウ Veratrum maackii var. japonicum
2013/06/27

男鹿の山林にはこのようなシュロソウ科の仲間がいっぱい生えている。
図鑑を見ると、花が紫褐色のものをシュロソウ、黄緑のものをアオヤギソウと呼んでいるが、
ここには両方が混生しており、中には中間的な色合いのものも有る。何と呼んだらいいものやら。

ホタルブクロ Campanula punctata
秋田県内ではホタルブクロをほとんど見かけないが、
男鹿三山には割と多い。
2019/07/22
ホタルサイコ
Bupleurum longiradiatum var.
elatius
東北ではあまり見かけないが、五社堂の上には多い。
2019/08/02

盛夏の山頂部に咲く花たち。
キバナカワラマツバ Galium verum subsp. asiaticum
とウツボグサ Prunella vulgaris subsp.
asiatica
2019/07/22

イブキジャコウソウ Thymus quinquecostatus
秋田県では男鹿と和賀山塊だけとされている。
2019/07/22
キリンソウ
Phedimus aizoon var.
floribundus
2019/07/22

山頂部に見られるものは、高山性のタカネナデシコとの説が有る。
2019/07/22

7月下旬、毛無山の山頂部ではトウゲブキやミヤマトウキなど高山性の要素も見られるが、
立ち入り禁止エリアなので割愛させて頂く。

クガイソウ Veronicastrum japonicum
山頂部で少し見かける。
よく似たヤマルリトラノオは海岸近くで見かける。
2019/07/11
エゾアジサイ Hydrangea serrata var. megacarpa
2019/07/22

再び、中腹樹林下に咲く地味な花たち。

ウメガサソウ Chimaphila japonica
2019/07/11
ジガバチソウ Liparis krameri
2019/07/11

クモキリソウ Liparis kumokiri
2019/07/22
オオヤマサギソウ Platanthera sachalinensis
2019/07/22

これはけっして地味ではない。
ヤマユリ Lilium auratum
東山麓、人里近くに多い。
2019/07/22

サワギク(ボロギク) Nemosenecio nikoensis
2019/07/22
ヤマジノホトトギス Tricyrtis affinis
2019/08/02

クルマユリ Lilium medeoloides
2019/08/02
オオウバユリ Cardiocrinum cordatum var. glehnii
2019/08/02



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(本頁は2020年2月18日にアップしました。)