2019年ロンリーハーツ植物紀行
5月下旬〜6月、男鹿でチョウセンキバナアツモリソウ他、稀少植物を見た。

国内では男鹿(毛無山周辺)だけに生え、絶滅寸前のチョウセンキバナアツモリソウ(の栽培品)が一般公開されている
との記事が、5月22日の秋田魁新報に載った。
以前から一度、この眼で見ておきたいと思っていた花なので、翌23日、栽培している自然保護団体事務局に電話を入れ、見学させてもらった。

チョウセンキバナアツモリソウ Cypripedium guttatum

チョウセンキバナアツモリソウ Cypripedium guttatum


保護栽培地。監視カメラが作動中。


読みにくいかもしれないが、
時間にゆとり、ご興味のある方は是非一読頂きたい。


栽培地は男鹿市北浦真山。ナマハゲで有名な真山神社の入り口付近にある。
開花時期には一般公開されているが、監視カメラの作動下、自然保護団体「男鹿の自然を見つめ直す会」会員立ち合いの元、見学が出来る。


なお、この日、お相手してくれた自然保護団体の方から、
「入道崎で丁度、コハマナスが咲き出した。折角来たのだから、是非観て欲しい。」と言われ、近くにある入道崎に向かった。
コハマナスは教えられた場所で咲いていたが、濃淡のあるピンクの一重のバラだった。
ハマナスとノイバラの雑種で非常に珍しいそうだ。
コハマナス Rosa x iwara コハマナス Rosa x iwara

折角、行ったので、入道崎の風景や他の花も見て廻った。

入道崎から水島を望む。

入道崎の断崖 入道崎灯台

西側の海岸

入道崎から寒風山を望む。

スミレ Viola mandshurica ホタルカズラ Lithospermum zollingeri

帰りに男鹿大橋から
田植えをしたばかりの安全寺棚田と男鹿三山を眺めてみた。

安全寺棚田と男鹿三山(左から毛無山、本山、真山)。


4月に来た時、五社堂裏でヤマシャクヤク(蕾)を見つけている。それがそろそろ咲いているのではないかと、
5月29日、確認に行ったら、あぅぅ(つдi)、抜かれていた。近くの山菜が一様に採られていたので、一緒に掘り盗られたようだ。
また別場所のものは既に花が終わっていた。
と言うわけで、今年のヤマシャクヤクは惨敗だったが、この日は想定外のランに会えた。

ヤマシャクヤク(花後) 想定外のランは
キンラン
Cephalanthera falcata

キンランとウゴツクバネウツギ

ウゴツクバネウツギ Abelia spathulata var. stenophylla


6月になると低山はめっきり花が少なくなる。稀少植物の宝庫とされる男鹿の毛無山もそうだが、
6月15日に行ったら、デワノタツナミソウやコケイランに会えた。

デワノタツナミソウは発見場所は男鹿半島だが、本州の日本海側地方に広く見られる。
通常はポツリポツリとしか咲かず、男鹿のように群生になるのは珍しいように思われる。
「男鹿の自然を見つめ直す会」の方に聞いたところ、このように群生になるのは登山道の笹刈りのおかげだが、
単に笹刈りをすればよいというわけではなく、その時期や草刈り機の刃の高さなど微妙な工夫が必要だと聞いた。

登山道の両側に延々と咲いていた。 デワノタツナミソウ Scutellaria muramatsui

デワノタツナミソウ Scutellaria muramatsui

ところでデワノタツナミ・・って、相撲部屋みたいな名前。

コケイラン Oreorchis patens


次(摩耶山)へ行く。
裏庭トップに戻る
モガ狂トップに戻る
管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
(本頁は2019年8月16日にアップしました。)