2019年ロンリーハーツ植物紀行
5月14日、男鹿でオオサクラソウ(二回目)

男鹿毛無山には今年になってから何度も来ているが、山頂部まで行ったのは3月17日だけだ(記録はこちら)。
今はオオサクラソウの開花時期なので、それが咲いている山頂部まで、約二か月ぶりに上がってみることにした。
なお初めてオオサクラソウを見た時の記録はこちら

五月も中旬になると、山もすっかり緑色。
鵜ノ崎海岸から毛無山を仰ぐ。

五社堂の廻りの林も緑が濃くなっていた。
五社堂

先月、いっぱい咲いていたカタクリ(記録はこちら)は実姿に。もうじき枯れて地上からは姿を消す。

カタクリ Erythronium japonicum
の実姿
シラネアオイ Glaucidium palmatum
白花

連休時、見頃だったシラネアオイの花は終盤モード。ちょっと藪こぎをしたら、残り花の中に白花を見つけた。
今、盛りなのはヤマツツジ。他は地味な花ばかりだった。

ヤマツツジ Rhododendron kaempferi

チゴユリ Disporum smilacinum

今回はササについて少し。
ササの花 この細かいササは何だろう。

ササの開花は珍しいと言われるが、↑のような花ならば、私自身、毎年必ずどこかの山で遭遇しており、珍しいとの認識はマッタク無い。
ササは何十年かに一度、一斉に咲いて枯死するほかに、必ずしも枯れないで、部分的に開花する習性もあるようだ。
今回、気になったのは、↑右写真のように小型の葉が密に茂っている状態。これは何らかの病的な状態と思われるが、さっぱり話題にならない。
友人に聞いたところ、これはチシマザサてんぐ巣病によっできる菌えいではないかと教えて頂く。

緑の中の山歩きも愉しいものだ。男鹿の山は(今のところ)クマさんの心配がない。
道の両側には面白い形の樹木が立ち並んでいる。


以前も話題にした「顔の有る木」は、
今回見たら、お化粧直しされて、以前よりもパワーアップしたような感じ。

ヤマジノホトトギス Tricyrtis affinis
の芽出し

ルイヨウショウマ Actaea asiatica この道の両側にはスミレの仲間が咲いていた。

ミヤマスミレ Viola selkirkii

地味で白い花が多くなった。
タニギキョウ
Peracarpa carnosa var. circaeoides
クルマバソウ Asperula odorata

ホソバノアマナ Lloydia triflora
今年はこの山のあちこちで見かけている。
ミヤマハタザオ
Arabis lyrata var. kamtschatica
ヒョロヒョロと地味な花だが、初めて見た。

山頂部、オオサクラソウ群生地が近づくと、コキンバイがまだ咲き残っていた。

コキンバイ Geum ternatum

そろそろオオサクラソウが・・・

ミヤマカタバミ Oxalis griffithii オオサクラソウ Primula jesoana

オオサクラソウの群生

オオサクラソウ オオサクラソウの群生

今回は一昨年(こちら)よりも花の数が多いように感じた。

山麓ではひと月前に咲いていたキクザキイチゲが山頂部では今頃咲いていた。

キクザキイチゲ Anemone pseudoaltaica

このところ終点はいつもこの場所。
山頂部から加茂青砂(かもあおさ)の港を見下ろす。


次(深浦)へ行く。
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(本頁は2019年7月12日にアップしました。)