2017年ロンリーハーツ植物紀行
春まだ浅き秋田の低山ふたつ

春になると無性に山に行きたくなる。
私の場合、花が目当てなので、まだ雪で真っ白な高山は下界から眺めるだけ。そろそろ花が咲き出したと思われる低山が主なターゲットだ。
まずは男鹿の真山。男鹿半島は日本海に突き出しているので、対馬暖流の影響もあり、春の進行が早い。
今年も三月から五社堂に通っている(こちら参照)が、4月も下旬になったので、そろそろ山の方もよかろうと思い、
4月21日に登ってみた。
秋田港(土崎)から男鹿半島方面を望む。

船で行ったわけではなく、柿の種号で陸路をひた走る。ε=ε=へ(+´π`;)ノ
出戸浜から男鹿三山と寒風山(右端)を望む。

男鹿なまはげラインを北上し、なまはげ大橋にさしかかると、
左側に男鹿本山と真山がよく見えるようになる。
ここは棚田の眺めが素晴らしい(特に秋は素晴らしい。⇒ こちら)
安全寺の棚田。真ん中に男鹿の最高峰・本山(715m)、右に真山(567m)が並ぶ。

真山にはなまはげで有名な真山神社から歩き始める。

スギ林を登っていくと、ちらほらと花が咲いていた。
フクジュソウ Adonis ramosa エンレイソウ Trillium smallii とキクザキイチゲ

キクバオウレン Coptis japonica var. anemonifolia 首の取れた地蔵様を散見。
以前、太平山でも見たが、何かいわれがあるんだろうか。

スギ林の次は雑木林、またスギ林・・・
の繰り返しなので、このお山、展望はさっぱりなのだった。

春が浅すぎるのか、笹藪のせいか、花は思ったより少なかった。
オオカメノキ Viburnum furcatum の花芽 真山山頂の奥宮
山頂からは何も見えないが、
真山神社の奥宮に上がると、東側が少しだけ見渡せる。
今日は視程がイマイチで見えたのは寒風山くらいだった。
寒風山

真山と本山の鞍部、フタツアイで休憩し、引き返す。
本山方面はまだ雪がいっぱい残っていた。
キクザキイチゲ Anemone pseudoaltaica
白が多かった。男鹿はその傾向が強い。


4月23日は高尾山、と言っても東京八王子の高尾山ではなく、秋田市の南の方にある低山(最高点の太平薬師で424m、高尾山で383m)だ。
今回は山頂近くの広場が起点で、歩いたのは、高尾山山頂と太平薬師の両方をかけても一時間半程度の(ゴム長)超軽登山。
例年なら今頃はいろいろな種類の花がいっぱい咲いてる筈なのだが、今年は春の進行が遅く、カタクリもやっと咲き出したばかり。
山頂部はスギ林なので展望は皆無だった。
高尾山神社の鳥居 鳥居のすぐ先で倒木があり、それより先にクルマは入れなかった。

太平薬師への登山道は雪が消えたばかりだった。

それでも日当たりの良い斜面では・・・
カタクリ Erythronium japonicum
は咲き出したばかりだった。隣の葉っぱはトリカブト。
左のカタクリ Erythronium japonicum
をアップで。

オトメエンゴサク Corydalis fukuharae この山の名物、オオバキスミレ Viola brevistipulata
ほんの数個、咲いたばかりだった。

帰りに山麓で紅白の桜に遭遇。

どちらも桜かと思ったが、
近寄ってみると、左の白い方はコブシ(タウチザクラとも言う)、右のピンクがかったのはヤマザクラだった。
逆光気味で発色はイマイチだったが、なんか得したような気分。来年はここで花見をしよう。
行くよ〜
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(本頁は2017年5月15日にアップしました。)