2019年ロンリーハーツ植物紀行
9月17日、乳頭山を目いっぱい愉しむ。1

乳頭山には7月にまだ行ったことが無かったので、今年は7月15日に行ってみた(記録はこちら
が、よく考えたら、9月にも行ってなかった。
このところ低山続きで気詰まり感もあったので、17日に行ってみた。
なお近くにある千沼ヶ原にはちょこちょこ立ち寄っているので、今回は割愛し、乳頭山だけを目いっぱい愉しむことにした。

田代平山荘付近から乳頭山を望む(下山時に撮影)。

今回も孫六温泉から入山、山頂を極めた後は岩手県側、小乳頭の山頂手前まで行き、来た道を戻る。
帰り道、田代平では少しだけ北側に寄り道してから下山した。

非合法マップ。
今回、歩いたルートはオレンジ破線。

温泉から約一時間、ブナの樹林帯の中を歩く。
今日はこのコース、ワタシ独りだけのようだ。クマさん、どうか現れないでね。

途中のブナ林
(写真は下山時撮影したもの。登りの時は終始逆光だった。)


ねじくれたブナの枝にヤドリギ ブナの根っこ道

季節柄、ブナ林内に花は皆無。
キノコと木の実が少しだけ有ったが、いずれも有毒だった。

シロタマゴテングタケ ツルシキミ

樹林帯の坂道を一時間半ほど登ると、道が突然、平ら(木道)になり、田代平の湿原が始まる。
このコースはこの解放感がたまらなく好きだ。今日は天気も好く、秋田駒や近隣の山々もよく見えた。
樹木の紅葉はまだごく一部だったが、湿原では既に草紅葉が始まっていた。

田代平から秋田駒ヶ岳を望む。

草紅葉。赤いのはキンコウカのようだ。

田代平にはちょっと変わったワレモコウの仲間が生えている。
これは以前、10月2日に来た際、気付いた(記録はこちら)のだが、今回はその最盛期に当たっているようなので
もう少し詳しく観察してみる。
ナガボノアカワレモコウ
Sanguisorba tenuifolia var. purpurea

ここには東北の他の山にも多いシロバナトウウチソウも生えている。
一応、花穂が直立し、上の方から咲くようなので、シロバナトウウチソウとしたが、もしかしたら、ナガボノシロワレモコウかもしれない。
場所によっては、赤穂と白穂が混生したり、中間的な色合いのものも見かけた。

シロバナトウウチソウ Sanguisorba albiflora 赤穂と白穂の混生

オオカメノキ(特別早く紅葉したもの)

他には今の時期、ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)とエゾオヤマリンドウも多い。

ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク) Solidago virgaurea subsp. leiocarpa
とエゾオヤマリンドウ Gentiana triflora var. japonica subvar. montana
写真には撮らないでしまったが、
隣接地にはエゾリンドウ Gentiana triflora var. japonica も有った。

エゾオヤマリンドウ
Gentiana triflora var. japonica subvar. montana

エゾオヤマリンドウ Gentiana triflora var. japonica subvar. montana
の群生。

リンドウに見とれて歩いているうちに、いつの間にか山頂。

乳頭山の南岩壁 乳頭山山頂

今日はとても眺めが好い。まず北側を眺めると・・・
やや西寄り、森吉山の方角。
田代平、大白森越しに森吉山

焼山の方角。
倉沢山、曲崎山越しに焼山

よく見たら、倉沢山の後方に岩木山も見えていた。

倉沢山越しに田代岳や岩木山

八幡平の方角。

大深岳の方角。
大深岳と源太ヶ岳の連なり。左奥に茶臼岳。


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(本頁は2019年12月26日にアップしました。)