4月30日は西和賀、5月1日は刺巻へ。 |
4月30日は介護絡みの急用で早朝から横手実家へ。折角行ったので、鳥海山を観に行くが、ご覧の通りの朧げなる姿。
ここしばらく秋田は珍しく晴天続きだが、シベリア森林火災由来のpm2.5が来襲しており、視程はさっぱりだ。
これでもここ数日のうちではよく見えた方だろうか。クリアーな純白鳥海を見られなかったのは残念なり。
横手実家付近から見た鳥海山
用件はすぐ終わった。
このまままっすぐ秋田市に帰ってもつまらないので、横手から国道107号線を東に走り、岩手県の西和賀町、雫石町を通って帰ることにした。
西和賀町の旧・沢内村に入ると、奥羽の山並みや新緑がことさら美しい。
女神山
和賀川越しに西のお山を。
手前の新緑はヤナキ、バックの山の斜面はブナ。どちらも美しい。
今日、遠くの山は霞んでいるが、近場の山はナントカ見えている。やはり今頃の和賀岳は美しい。
和賀岳
まだ早いだろうなと思いつつも、安ヶ沢のカタクリ群生地を訪ねてみる。
安ヶ沢のカタクリ群生地駐車場付近から。左の山は中ノ沢岳だろうか。
田んぼには一部、雪が残っているが、一本桜はもう咲いていた。
田んぼの畔に咲くカタクリ
名物の一本桜(オオヤマザクラ)
一本桜の下ではカタクリがちらほら。
カタクリ群生地は雪解けの真っ最中。
残雪を突き破ってカタクリが芽を出していた。 やけに濃いキクザキイチゲ
カタクリの群生地をもう一箇所、訪ねてみる。
「銀河の森」の群生地は先の安ヶ沢地区よりも北側、高所にあるのに、早く咲く傾向が有る。
積雪量が少ないのだろうか、理由はよく分からない。
高下岳
カタクリの群生は例年よりも疎らに感じた。訪ねた日がたまたまそうだったのか、今年の傾向なのか。
カタクリ Erythronium japonicum
カタクリにキクザキイチゲが参入。
ここはキクザキイチゲとカタクリのコンビネーションが好いところ。
キクザキイチゲ Anemone pseudoaltaica とカタクリ
カタクリ単独。色の薄い株も混じっている。
ナニワズ Daphne jezoensis オトメエンゴサク Corydalis fukuharae
翌5月1日は盛岡近郊の東根山に登っているが、帰りに国道46号線沿いにある刺巻湿原(秋田県仙北市)に寄ってみた。
前日(4月30日)も同じところを走っているが、日が傾きかけていたので、その日は寄っていない。
ミズバショウ Lysichiton camtschatcense カタクリ Erythronium japonicum
名物のミズバショウやザゼンソウはもう終わっていたが、カタクリには間に合った。
カタクリの群生
木道の配置と時間の関係で逆光でしか撮れなかったのは残念なり。
本州では珍しいオオバナノエンレイソウが咲き出していた。
オオバナノエンレイソウ Trillium camschatcense
次(岩手の東根山)へ行く。 管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
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(本頁は2018年5月22日にアップしました。)