2018年ロンリーハーツ植物紀行
2018年三月の白いお山フェチ

今年の二月は天気が良くなかった。まともに晴れたのは2月2日(こちら)くらいか。
この冬の秋田地方は降雪量も多く、横手の累積積雪量は10mを優に超えたとのこと。
三月になっても曇りや雪続きだったが、3月7日、ついに晴れた。
この日は久しぶりに県境を越えて岩手県雫石へ。そこから見えた岩手山や県境の山々などを列挙してみる。
2018/03/07 小岩井農場から見た岩手山。


岩手山を見るのは昨年秋、紅葉真っ盛りの三ツ石山登山(こちら)以来だ。
折角なので岩手山から西に続く山並みも。

網張温泉まで上がると烏帽子岳(乳頭山)がちらと見える。
網張温泉付近から見た烏帽子岳(左)と小乳頭(右)。

網張温泉付近から見た笊森山(1541m)。
その手前の屏風のような山の上が千沼ヶ原になっている。

秋田駒ヶ岳は見る角度によって大きく姿を変える。
岩手(赤渕付近)から見ると柔和な感じだが、
赤渕付近から見た秋田駒ヶ岳。

県境を越え、秋田側(旧・田沢湖町)からだと、颯爽とした感じになる。
旧・田沢湖町から見た秋田駒ヶ岳。

田沢湖町の南の方に見える屏風のような山塊は朝日岳。

朝日岳の山名は全国各地にある(一般的には山形が有名)。区別の意味で、羽後朝日岳とも呼ぶこともある。
この山の部名垂(へなたれ)沢の上流部付近の地形だが、個人期には奥穂高岳と前穂高岳の間、吊り尾根に似た風景だなと思っている。
2018/03/07 羽後朝日岳・部名垂(へなたれ)沢上流部付近

参考までに、穂高連峰の吊り尾根を。
河童橋と穂高連峰 1992/07/28

羽後朝日岳が平地から見えるのは旧・田沢湖町など仙北市の一部だけと思っていたが、
意外にも遠く離れた秋田市(雄和地区)からも見えることがわかった。
秋田市(雄和地区)から見た羽後朝日岳や和賀岳の山並み。
本写真は2017/02/28に撮影。

再び3月7日の山岳展望に戻って。
角館から美郷へ仙北平野を南下すると、奥羽山系の山並みがよく見える。
北の方。ここから見える秋田駒ヶ岳は丸っこい姿になる。
2018/03/07 左は秋田駒ヶ岳。右の奥に見える三角形の山は岩手山。

真東の方向、平野からいきなり聳えるのは白岩岳や小滝山。

その少し南、奥まった場所には和賀岳と薬師岳。

その少し南、平野からいきなり聳えるのは大台。それ以外の山々の同定は怪しくなる。

その南には真昼岳が連なる。
仙北平野から見るその冬姿は神々しく、とても1000m程度の低山とは思われない。

真昼岳のクローズアップ

その南は女神山。
ここからは女神山と秋田女神のふたつに分かれて見える。
2018/03/07 女神山(左)と秋田女神

この冬の秋田市は天気が悪く、すぐ近場の太平山でさえ、なかなか見えなかった。
今日(3月7日)はよく見える。南側の旧・河辺町から眺めるとこの山、何やら山脈みたいだ。
2018/03/07 南側の旧・河辺町から見た太平山山脈(?)

奥岳付近をクローズアップ

2018/03/07 太平山地の最高峰・白子森(1179m)
3月7日に見たお山はこれでおしまい。

鳥海山は2月2日(こちら)以来、まともに見てなかった。
次に見たのはなんと3月20日だった。この日は花が目的で鶴岡に行った。帰りに見た庄内鳥海を。
2018/03/20 鶴岡市北部から見た鳥海山。

2018/03/20 酒田市本盾付近から見た鳥海山。

2018/03/20 遊佐町吹浦付近から見た鳥海山。

2018/03/20

翌3月21日は横手実家へ。実家付近から見た少し朧げなる鳥海山を。
2018/03/21 横手市十文字町から見た鳥海山。


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(本頁は2018年4月3日にアップしました。)