2013年モ庭6月号A
あっという間のシラカン期

ムスカリ期の次はうちではシラカン期になる。
シラカンとはシラー・カンパニュラータ Scilla campanulata (ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ Hyacinthoides hispanicaのことで、私が勝手につけた略称である。
「ツリガネズイセン」という和名もあるが、何故かあまり使われていない。花自体はけっこう目立ち、よく見かける割には呼びやすい名前の無い花のひとつ。
例年ならば、この花の咲くのは5月の中下旬なのだが、今年は春の進行が異常に遅く、5月もどん詰まりになってやっと咲きそろった。
2013/05/31
春の球根植物は、日なたに咲くものが多い。シラカンの凄い点は、多少日陰でもまた他の草が生えていようが、お構いなく咲くこと。
うちでは植えっぱなしで20年近くなるが、いまだにジワジワ殖えている。
同時期、山野草のシラユキゲシが咲き出した。この花、一見、ひ弱そうながらも、性質は強く、地植えするとランナーを伸ばし、彼方此方走り回る。
じっくり鑑賞したいがため、地植えを鉢に替えた珍しいケース。
シラユキゲシ  2013/05/31
今年は暑い日が続いているせいか、シラカンの開花期間は短かった。それこそあっという間だった。

ここでちょっと悲しいお知らせを。
去年(2012/05/23)のキングサリ
例年ならば、シラカン期になると、パーゴラに絡ませたキングサリが黄色いシャワーのように咲くのだが、
あぅぅぅ(つдi) 今年はどうしたことだろ。
今年(2013/06/01)のキングサリ
何か病気にかかったようで葉が萎縮し、花つきもさっぱり。あと大枝の一本は完全に枯死。

有名な有毒植物のひとつなので、虫による食害は少ないだろうと思っていたが、細菌やウィルスまでは想定してなかった。
どなたかこの病気への対応方法などご存知ないものか。

ところで、うちの庭は既にオープンガーデンの期間に入っている。
イエローブック(庭のガイドブック)には、おすすめの花として、キングサリを挙げていたのだが、あぅぅぅ(つдi)残念なり。
続いて黄色つながりでヒメカンゾウを。
ジャンゴ(秋田の郡部)に行くと、よく庭先に見かける花だが、園芸店ではさっぱり売っていない。
20年近くも前の話だから、インターネットはまだ無く、パソコン通信で呼びかけたところ、九州の花仲間がわざわざ送ってくれた。
ヒメカンゾウ 2013/06/08
ヘメロカリスの仲間では一番早く咲く。高山植物のニッコウキスゲに似るが、草丈は低く、斜めに突き出すように咲くのが特徴。
いつも決まった時期になると忘れずに咲いてくれるが、いかんせん開花期間が短かすぎる(これもあっという間)。
一年草のヤグルマギクも咲き出した
(秋にタネを蒔き、風除室で越冬)。
これは一見、アヤメやカキツバタのようだが、
「長井小紫」というハナショウブ。
シラカン期の次は何の期か。
よそ様の庭などを見ると、シランやシャクヤク、ジャーマンアイリスなど豪華派手目の花が目を引くが、これら宿根花は残念ながらうちには無い。
無いものは期の花とはし難い。
季節の進行とともにきちんと順番に咲く、しかもメジャーな球根花はうちではシラカンが最後だ(カマッシアもきちんと咲くが、開花期間があまりにも短すぎる。あと他の庭ではまず見ない)
カマッシアの白八重品種  2013/06/02
これからは季節に関係なくハウスで養育された草花が多く開花するようになるので、
○○期と呼ぶのはシラカンで最後としよう。

【葉壇の様子】
ホスタ `ハルシオン'の青味がかった葉をベースに
左からエピメディウム・ベルシコロル `スルフレウム'、斑入りアマドコロ、キバナイカリソウ。
2013/06/02
ギレーニア(ミツバシモツケソウ) Gillenia trifoliata
背景はホスタ `グレートエクスペクテーションズ'。
葉壇の最深部。
サルメンエビネがまだ咲き残っていた。

キレンゲショウマ  2013/06/02


【ボーダー風花壇の様子】
2013/06/02 メドゥ・セージ(サルビア・プラテンシス)
フウリンソウ(カンパニュラ・メディウム)
これは春にホムセンで買った苗。
デルフィニウム・ハイブリッド
これも春にホムセンで買った苗から開花。
右の紫穂は別属のチドリソウ。
2013/06/02

【憧れのデルフィニウム】
そもそも自分が園芸ガーデニングに嵌るきっかけのひとつはデルフィニウムだった。
世の中にこんなに青くて神秘的な花があるなんて信じられない。出来れば(切花屋から買うのではなくて)身近で咲かせてみたい・・・

ある意味、イングリッシュ・ボーダーの主役、象徴とも言える花だが、いざ日本で咲かせるとなるとこれがまた難物。
まずタネを蒔いてもほとんど発芽しない。苗を買って植えると、これまたチンチクリンで大人の背丈どころか膝丈にもならない。
稀に高く伸びるものがあっても、今度は支柱が必須。それを怠れば、地に伏したり、枝折れは必定。
多くはその年の夏に枯れ、まれに生き残っても(実家の屋敷畑でも)三年とはもたない。

そうこうしている間にこの花もあまり話題にならなくなり、
私自身も植えなくなったが、今年、久々にチャレンジしてみた。
蕾のついた苗からのスタートなので、今のところ、咲いているが、 (´π`; しょぼい。

斑入りススキの周辺  2013/06/02

2013/06/06

【アバのオニゲシ】
6月8日はちょっと用事があって、横手の実家へ。
実家の屋敷畑は今丁度、オニゲシ(オリエンタル・ポピー)が盛りだった。
2013/06/08
オニゲシのアップ いつも同時期に咲くアリウム `マウントエベレスト'
例年よりも花はでかいのだが、丈は低い。
アバ(老母)の話では、今年は春が遅くて、その後、旱が続いてるので、総じてチンチクリンとのこと。
このオニゲシ、元はうちの庭に有ったものだが、狭い庭では衰える一方なので実家に移植、その後、タネで勝手に殖え、今では庭中に広がっている。
姿はいかついが、毒も麻薬成分も無い。

さて、明日6月9日は一日家に居てオープンガーデン・コアの日としよう。
へ行くよ〜
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(本頁は2013年6月29日にアップしました。)