2012年モ庭6月号A
オープンガーデンに参加してみた。

昨年末、近所にお住まいの○松さんから、「秋田県全域でのオープンガーデンを企画している。ひとつ乗ってくれないか。」との申し出があった。
個人的なセミ・オープンであれば、2007年6月2008年6月と既に二回くらいやっているが、本格的なオープンは今回が初めて。
他の先進エリアに遅れること約10年。辺境秋田でもやっと県単位でオープンガーデンが始まる。
このところ私は本業が忙しく、仮にオープンしたとしても、来場者の応接などで平日カイシャは休めない。土日も居るかどうかわからない。
家人は居るものの花のことはほとんど分からない。勝手に来て頂き、勝手にご覧頂くという素っ気無いスタイルだが、それでもいいとのこと。
他のメンバーにも忙しい方は多いようだし、今回は、この沈滞した秋田で何かやるんだという心意気に賛同し、私もひと庭、加えさせて頂くことにした。
「2012オープンガーデン秋田」ガイドブック 案内板

で、オープンにあたってのモ庭の実施要項は、
◆日時: 4月21日〜6月17日、時間は特に定めない。
◆公開方法: 何時でもご自由に。
◆駐車: 1〜2台なら可、エンジン停止。
◆庭主からのメッセージ: バラと流行の花はありませんが、100種を超える植物が早春から晩秋まで切れ目なく咲きます。
 本業多忙につき、不在が多いのですが、どうぞご覧ください。
と極めてゆるい(無責任とも言える)ものにした。
ところが、ガイドブックの発刊が大幅に遅れてしまい、会長の○松さんが取材を受けた記事が県内に大々的に報じられたのは6月1日だった。
したがって、うちの庭がオープンしたのも、その日以降ということになる。

前週まではキングサリがミニマムながらも黄色いナイアガラ瀑布のように咲き、それなりにみごとだったが、6月以降は枯れて見苦しくなって来た(6月3日に思い切って除去)。
咲いている花はそれほど多くはないが、ひとまず開園。
王様サリーはもはや退位なされ、パーゴラはヴィヴィアン女王の御世。
キングサリとクレマチス `ヴィヴィアンペンネル'。
2012/06/03
クレマチス `ヴィヴィアンペンネル'単体
2012/06/09
わざわざこんな庭を見に来る人は居るのだろうか
と初めは半信半疑だったが、家人の話では、6月4日以降、平日でも毎日数組、10人超の(主に)奥様方が来場された模様。
中にはチャイムを鳴らして見せてくださいとおことわりする方やご丁寧にお菓子を差し出す方も居られたようだが、
大勢でズカズカと入り込み(もちろん何のお声がけもなく)、庭で談笑するだけの一行や、30秒くらいで風のごとく去っていく方もあったとのこと。
さいわい花が抜き取られたり、ゴミを置いて行かれたりといったマナー違反はなかった。
2012/06/03
奇特にもモウ○イカの庭と分かってお訪ねの方もおられたが、
大多数の皆さんは、そんなことはもちろん花の名も何もわからないまま、通り過ぎて行かれたようだ。
お茶出しはおろか説明者も居ないのだから、当然である。
また見に行きたくても、諸々の事情でそれが出来なかった方々も居たかもしれない。そういった方々のためにも、
オープン期間中、咲いていた花や庭の様子をネット上にアップしてみる。
元祖メドゥセージことサルビア・プラテンシス
2012/06/03
リクニス `ジェニー'とムラサキツユクサ
2012/06/03 
宿根草は植えっぱなしが多く、時期が来れば律儀に咲いてくれる。
反面、一年草はみずからタネ蒔きし、養育して咲かせているので、開花時期をある程度調整できる。
オルラヤ・グランディフォリア(セリ科一年草)とシュッコンアマ(宿根草)
2012/06/03
この花は何だろう。(後でまた出てくる)
2012/06/03
ヤグルマギクとオルラヤ・グランディフォリア(ともに一年草)
2012/06/03
私がたまたま居るときにいらした方から、ヤグルマソウ(正確にはヤグルマギク)がこんなに早く咲くのは何故ですかとの質問があった。
逆に貴方はいつ蒔いてますかと訊ねたところ、春、雪が融けてからとのこと。
その時期に蒔くと、開花は真夏近くになってしまう。
秋田の夏はけっこう暑いし、蒸れるので、(夏場、乾燥気味の)ヨーロッパ原産の一年草は綺麗に咲かないで枯れることが多い。
だから、私の場合は、秋10月頃、ビニポットに蒔き、冬場は風除室で避寒養育し、四月になったらすぐ定植します。すると今頃咲くんです。と返答。
近頃はホムセンに行けば、色とりどりの開花苗(ビニールハウスで養育)が大量に並んでいる。
花と言えば、それだけを買って飾る人が多くなり、わざわざタネから咲かせる人はかなり減ったのではなかろうか。
更に風除室のあるお家は限られるので、私のやり方は秋田ではけっして一般的とは言えないが、可能な方はお試しあれ。
ちょっと工夫すればいろいろな花をタネから咲かせることが出来る(ホムセン花苗だと種類がかなり限定される)。
オープンガーデン二週目
2012/06/10
2012/06/09 ♪コクリコ♪コクリコ=ヒナゲシ(虞美人草)とヤグルマギク。
マトリカリア(ナツシロギク)も咲き出してきた。

2012/06/09
♪赤いスイートピーが見ごろになってきた。
2012/06/10
スイートピーとアグロステンマ `桜貝'
いずれも毎年タネで更新中。
2012/06/10
ノラニンジン Daucus carota (セリ科)
ブラックレースフラワーの名前で売られていた。
根っこはニンジンと同じ形だが、黒っぽい。食えるかどうかは不明。
2012/06/10

ヒラヒラと咲いている中央部の花壇だけ見て去り行く人が多かったが、
出来たらシェード領域の葉ものや地味な花たちも見て欲しかった。
斑入りススキ
暴れないように大鉢に植えたまま、埋めている。

2012/06/03
トラデスカンチア  'スイートケート'
ムラサキツユクサの黄金葉品種。紫花とのコントラストが素晴らしい。花は昼には萎む。
2012/06/09
ジギタリスは本来よく目立つ花だが、咲き初めは楚々としてめんこい。
2012/06/03
チョウジソウ
2012/06/03

葉のカラースキーム
ホスタ `ハルシオン'とキバナイカリソウ、アマドコロ(斑入り)。
2012/06/03
青いグラース、フェスツカ・グラウカ。
左側の黄葉はミリウム・オーレア、茶葉はカレックスの一種。
いずれもこぼれダネで蔓延るので、適宜引き算する。
2012/06/10

パーゴラ下のホスタ(ギボウシ)
2012/06/10
結実モードのスイートピー。
2012/06/16
閉園間近のモ庭
近所のバラが目立つようになってきた。借景に使わさせて頂く。
2012/06/16
今年の初夏は異常気象だろうか。
秋田では5月下旬以降、晴天続きで乾燥しまくっている。午後になると、庭花もうなだれ、ものによっては枯れ出したほどなので、仕方なく水遣りも始めた。
花たちの開花スピードも速く、あっという間に爽やかな初夏は駆け過ぎていく。
今日明日の休みくらいは家に居て、ご来園の皆様の応接をしなくちゃ

なんて書いていたら、6月16日の土曜日は昼前から小雨がぱらつき出した。翌17日の最終日は朝から驟雨に見舞われている。
ニュースでは秋田地方も愈々入梅したとのこと。さすがにこんな日は誰も来んだろう。
これからも花は切れ目なく咲くが、フワヒラ花の多くは雨が天敵なので倒れて見苦しくなる。また全体に草が茂り、虫もいっぱい出てきて、庭の居心地は悪くなる一方。
なので、今日を境に一旦、閉園しようと思う
(今後もお出で頂くことはかまいませんが、庭の様子はひどいです。良い部分だけ切り貼りしたホームページでご覧頂くのが賢明と思われます)
次(た庭)へ行くよ〜
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(本頁は2012年6月17日にアップしました。)