2012年モ庭4月号B
4月中旬、北国の青い空と花

4月中旬のとある日、私は本業で県南の湯沢市を訪ねている。
この日は今年最高の碧空だった。その西の端には素晴らしく美しい山が見えた。
鳥海山だー!。日本広しといえどもこんなに真っ白で優美で端正な富士山型は他に無いだろう。

園芸ガーデニングに関係ない話で恐縮だが、今回は少しだけ秋田の山自慢をさせて頂く。
県南内陸部は豪雪地帯。平地なのにまだ雪が残っていた。

鳥海山はこの方角からだと富士山のように見えるが、ちょっとだけ緩やか。
秋田富士、庄内富士、出羽富士
と富士山に擬した呼び名は数あれど、私は本名の『鳥海山』が一番好きだ。
その山姿に魅せられ、更に近づくと、
鳥海山そのものは前山(出羽丘陵)のうねりに隠れて見えなくなってしまう。
富士山型の鳥海山を間近に仰げるスポットはかなり限られてくる。
写真はそのひとつ。2010年5月上旬、由利本荘市・笹子(じねご)峠で撮影。


4月15日、秋田で一番目か二番目に早く春がやってくる男鹿半島を家人と一緒に訪ねてみた。
某神社?の参道脇に小規模だがスプエフェの咲くエリアがある。
コバルトブルーの穂花はエゾエンゴサク。
今年のモウズイカは青い花、それも赤味の無いブルーに強くこだわってるようだYoYoさんのテコフィラエア・キアノクロカスに始まり、先月はヒスイカズラとか)
これはたぶん・・・
青空へのアコガレいや飢えだろう。

秋田のような裏日本地方では、一年の三分の一は鉛色の空や真っ白けの風景に支配される。
花の色は赤、白、黄、橙、桃、紫と数あれど、青く咲く花はとても少ない。
偶に見かける早春の青花に、私は青空をイメージしてしまう。更には遠く過ぎ去った青春を・・・。

エゾエンゴサクの相方、キバナノアマナは既に終盤に差し掛かっていた。
キバナノアマナ
爆弾低気圧や霜にやられたのだろうか。葉先が傷んでいるものが多かった。

昨年の同時期に較べると、今年のスプエフェはお疲れモードだった。
男鹿地方は、元々、積雪が少ない場所なので、早く芽を出したはいいが、長引く低温やこの前の爆弾低気圧の強風などで葉や花も傷んでしまったのだろう。

参道の上の方ではカタクリが盛りになっていた。


モ庭はどうなったか。
あいかわらず花は疎らなままだが、4月14日、15日の模様を少しだけ紹介しよう。
ウスバサイシン(鉢植え)。これでも一応、花。
カタクリの花筵でよく見かけるヒメギフチョウの食草となる。
いつのまにか山野草の仲間が多くなってきた(いずれも山鳥にあらず。ちゃんと買ったもの)。
庭ショウジョウバカマ 庭カタクリ(何故か広島由来)

モ庭の青春花
ムスカリ・アズレウム(鉢植え)

チオノドクサ・ルシリエ(庭植え)
やっとこチオノド期に突入したモ庭だが、地植えのチオノドクサは以前よりも花数が減ったように感じる。
他のグランドカバーの勢いが勝っているのだろう。そろそろ球根を補給しなくちゃ。
チオノドクサ・サンデルシー(鉢植え)。
こちらは一茎あたりの花数が多い。

4月15日午後。
冬の間、風除室で養育してきた一年草や宿根草の苗を一斉に定植。
植えてから、少し早かったかなとも思ったが、まあ何とかなるだろう。
次は暖色系・イエローのスイセン期だ。
へ行くよ〜
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(本頁は2012年4月21日にアップしました。)