2011年、雪国のぼやき番外編
1月29日。白銀の奥州アルプスを巡る旅

1月29日、土曜日。
本来なら、今日は、前日28日開催の某イベント参加もあり、東京に居る筈なのだが、急に事情が変わり、東京行きは取り止めに。
かわりに行ったのは雪深い横手の実家。
実家玄関からは、白銀に輝く欧州奥州アルプスの峰々が間近に望まれた。
その姿は、涸沢から望む穂高連峰を髣髴とさせるものがあるが、
全山、雪と氷から成ることから、欧州アルプス、いやヒマラヤ山脈の方が近いかもしれない。新雪が降り積もったら、ヒマラヤ襞も現れそう。
こんな山脈を作るに至った造山運動の凄まじさにしばし思いを馳せ・・・

・・・とそろそろ、種明かしをしよう。
実家の玄関前にも大人の背丈を越す高さの雪が。
欧州ならぬ奥州アルプスの正体は、実家前を走る市道の片側に屹立する雪の壁だった。
手前が奥州アルプス。奥に見えるホンモノの山並みが奥羽山脈前衛。
八甲田には及びもつかぬが、一応、『雪の回廊』になっていた。
で、我々(私と家内)は、ここへ何しに来たのか。

(^o^;)一応、除雪の応援である。
奥州アルプスをバックに婦人除雪隊の皆さん。
右下の黄色いソリが噂の『ママさんダンプ』。
どうやって雪の壁を登ろうかと
思案中の隊員

赤壁じゃない雪壁を登れば
奥州アルプス越しに奥羽山脈前衛を望む。
右手前の鉄骨はビニールハウスの屋根。
先行していたアバ(母)の見つめる先には、林檎畑と向かいのお家があった。
向かいのお家は二階屋根と地面が繋がっていた。
参考までに、ほぼ同じ場所の初夏。
詳しくはこちら(2010年(`◇´)アバ庭の復活)参照のこと。
左側にはビニールハウス。右奥にちょんまげ松。
ビニールハウスやちょんまげ松を基準にすると、積雪量がどの程度なのか、凡その察しがつくと思う。

現在の積雪量は約160センチ、通算の降雪量は5m超と聞く。 2月1日の積雪量は192センチ、通算降雪量は6m超と聞く。
雪を被って『かまくら』のようになっているのは、林檎の木。
こちらはうちの柿の木。
こんなふうに雪を被ってしまうと、林檎の木は、もう使い物にならなくなる。とアバがつぶやく。
雪を被ると、太い枝が裂けて折れ、更に野鼠に喰われて散々な有様になっている。
果樹農家は屋根の雪下ろしよりも果樹のメンテナンスを優先して頑張っているが、今年はいくら下ろしても新しく降り積もるので、どうしようもない。皆疲れきっている。
このことがニュースになるのは、もう少し先のことだろう。・・・

うちの実家では、オド(父)の死去を受けて昨年のうちに林檎の木は全て始末してある。
屋根の雪は、さいわいなことに数日前、プロの除雪隊(大工さん)が下ろして行ってくれた(二階屋根の雪下ろしは今年二回目)
我々、除雪応援隊の仕事は、下ろした雪を更に遠くへ投げ飛ばすこと。落ちた雪は、圧縮されているので、予想外に重たいが、
それをしないと家屋の窓は塞がったままであり、家の中に日が入らないのだ。
豪雪地帯では、このように一階の窓ガラスに覆いを施していることが多い。
これは雪の圧力でガラスが割れないようにとの措置。
雪をほりあげ、どかせば、このように室内に日光が入ってくる。
室内ではオウバイが咲いていた。
今日は真冬日だが、時折、日が差し込むから、これでも好天日。
近所の雪の回廊を散歩してみる。
この除雪機は近くの家のものだが、今朝、故障してしまい、修理を待っているところ。
各家々の前の雪壁は、そのまま『かまくら』や雪の造形として転用出来そうだ。
しかしそんなことをする人は稀だ。スキーに出かける人もたぶん・・・(T_T)居ない。
皆さん、日夜、雪と格闘するので充分、疲れきっているのだ。

1月30日、日曜日。
昨晩からずっと雪が降り続いている。
モ庭の積雪は80センチくらいになるだろうか。それでも実家に較べたら、この程度の雪は屁でもない
と言いたいところだが、
(つ‐T)道路は除雪されていないし、時折、吹雪いて何も見えなくなる。家を出るには少し覚悟が必要。
1m近く積もった物置の屋根の雪下ろしをしようと、家の裏側、鉢置き場の方に廻ってみたら、
巨大なスガ(氷柱)を発見。その先端は地面に達していた。
モウ雪景色にはうんざりだろう。
室内(居間)で咲き出したカランコエ。右下は形の崩れたハオちゃん。

(´π`;)/δ雪との闘いはまんだまんだ続く。
次(2月)へ行くよ〜
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(本頁は2011年1月30日にアップしました。)