2017年ロンリーハーツ植物紀行
9月25日、初めての三ツ石山・紅葉(前編)

岩手の三ツ石山は紅葉がとても綺麗だと聞いていた。
写真は昨年10月2日、乳頭山から見た三ツ石山だが、遠く離れていても山頂部が赤くなっていることが分かると思う。
2016/10/02 乳頭山から望んだ三ツ石山

三ツ石山は比較的近場に有るのにまだ行ってなかった。
face book 等の情報では、他の高山に較べ、紅葉するのが早く、人気スポットなので休日は凄まじく混雑しているとのこと。
(´π`;)ワタシは毎日が日曜の身分なので、混雑を避け、9月25日(月曜日)に行ってみた。
この日の天気は午前中少し曇るが、午後から晴れとの予報だった。写真は朝5時半頃の網張温泉付近の様子。
遠く早池峰山は見えるのに、三ツ石山に続く岩手山は雲を被っていた。三ツ石山の天気は行ってみないとわからない。

平日早朝にもかかわらず、奥産道(奥地等産業開発道路)登山口の駐車場には既に20台を超えるクルマが乗り入れていた。
噂には聞いていたものの、この登山口ゲートは実にユニークだった。
此処から先は歩行者と背負った荷物しか入れない。
その後、アスファルトで舗装された登山道?がしばらく続く。
一時間弱歩いてやっと土で出来た道。ブナ林が少しだけ続く。
傾斜がきつくなると樹林が途切れて展望が開ける。
下の湯気は葛根田地熱発電所だろうか。
その後、平らになったら、今度はアオモリトドマツの針葉樹林になる。
三ツ石山荘のあたりはガスで視界ゼロだった。
朝の三ツ石山荘 エゾオヤマリンドウ
Gentiana triflora var. japonica subvar. montana
三ツ石山山頂(1466m)には朝8時前に到着したが、ガスで何も見えない。
先行者が一人だけ居た。ご挨拶したら、なっ( ̄π ̄;なんと今朝5時からガスが晴れるのをずっと待ち続けているとのこと。
着いたらすぐにガスが晴れた。
朝8時頃の三ツ石山山頂
かと思ったら、すぐ見えなくなり、その後は30分経っても晴れなかった。先行者は諦めて下山したが、
ワタシは膝故障を押してまで来たのに、有名な紅葉を見られないのは残念、昼からは晴れるとの予報を信じて、
どこかで時間稼ぎをしようと思った。まずは稜線を西側に進んでみた。
ガスで遠くは見えないものの、登山道脇のミクロな紅葉なら見れる。
ミヤマダイコンソウ Geum calthifolium var. nipponicum
の草紅葉
オオバスノキ?の紅葉

木や草の実も色づいていた。
ツルツゲ Ilex rugosa

コケモモ Vaccinium vitis-idaea の実
とガンコウラン Empetrum nigrum var. japonicum
ゴゼンタチバナ Cornus canadense

三ツ沼はガスで何も見えなかったが、その先、
覘標(てんぴょう)ノ台、そして小畚(こもっこ)山まで足を伸ばしたところ、時おりガスが晴れてドキッとするような紅葉が見えた。
異常なまでに赤い紅葉

小畚山に続く稜線の紅葉も素晴らしかった。


覘標ノ台(1448m)を振り返る。

この稜線、高低差がほとんどなく、とても歩きやすい。晴れていたら、天国のような眺めだったろう。
ホソバイワベンケイ Rhodiola ishidae
の草紅葉
小畚山山頂から
大深岳のジグザク急坂を望む。

小畚山山頂(1467m)から大深岳を望む。鞍部の紅葉が綺麗だ。

大深岳まで行くとなれば、上り下りもあり、タイヘンそうだった。今回は小畚山山頂から往路を引き返す。

この稜線の樹木紅葉の正体はミネカエデだった。
ミネカエデ Acer tschonoskii

オレンジのミネカエデ Acer tschonoskii

黄色っぽいミネカエデ Acer tschonoskii
真っ赤もあればオレンジや黄色も。
ミネカエデはたった一種類でいろんな紅葉を演じていた。お疲れ様と言ってあげたい。

次(後編)へ行く。
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(本頁は2017年11月5日にアップしました。)