自然のお手本/広葉草原に魅せられて・・(原題:北方系高性野草ガーデニング)その3

6330.高性野草(秋用)
月イチガーデナー@東京杉並/月イチ長野   2月20日(日) 21時36分
ムク様。お褒めの言葉、有難うございます。この掲示板に集う諸先輩方に較べたら、まだまだ底が浅く・・ご参考程度でもなれば幸いです。
樹音様。クガイソウ、私も注目しています。これもモ本に言及があったと思うのですが、葉が輪生で造形的にも美しいので、カリガネソウ花前&花後も鑑賞に堪える優秀な植物だと思います。育てやすいとのことですから、パーフェクトですね。
ところで洋風ガーデニングにも堪える高性野草、初夏から夏まではいろいろあるのですが、
秋に楽しめるものがあまりないな(トリカブトとミズヒキくらい)・・・と思ってたのですが、
もんこ師がリンクを張ってくれた草遊庭さんのガーデン(感動モノ!)を拝見して、うっかりしていた自分に気づきました。
まずカリガネソウ。葉に触ると独特の臭気があるのが難点ですが、青く細かい花を沢山つけ壮観です。
8月終わり〜9月の一番花の少ない時期に咲いてくれるのもありがたいです。
これの斑入り葉は白覆輪も鮮やかで紫花とのコントラストも鮮やか、高さも出るため使い勝手がいいです。
次にアキチョウジ。これも花の少ない秋に細かい花をカラミンサ的につけてくれるシースループランツ。
カラミンサより高さが出て、他の草の陰になっても全然平気ですので、花壇後方に適しています。
紫のほかに白花もあり、当庭では白花を植えています。切り戻すと葉腋からまた咲いてくれます(さすがシソ科!)
カリガネソウ、アキチョウジに共通するポイントとして、
1.カンカン照りは禁物で、半日陰で充分、
2.肥えた土地に植えると巨大化して却って花付きが悪くなるので、腐葉土をちょっと混ぜるくらいで充分、
3.どちらも丈が高くなりすぎると(特に多肥環境で)倒伏してだらしなくなるので、状況に応じてサポートリングをつけるか、
6月くらいに1回摘心すると、草丈がほどほどになり花数も増える・・・があります。
日本のものですから暑さ寒さにも強く(最低気温-12℃の長野県飯田では越冬に問題なし。
ちょっと北海道ではどうか分かりませんが・・樹音さんスミマセン)、もっと本邦ガーデニングに取り入れられても良い素材だと思います。

右写真はカリガネソウ@モ庭。モウズイカ提供。


6331.樹音@北海道    2月20日(日) 22時5分
月イチ様。カリガネソウは当地でも越冬します。臭いと言いますが、ゼラニウムとかに比べれば余り気になりません。
ただ斑入種は開花が遅く、霜で開花に至らない事があります。大花種と桃花種は今期確認の運び?となっております。
アキチョウジは欲しいな〜リスト!に入っています。やっぱり買っちゃおうかな〜 (*^_^*)
遅めの物で見返草(ミカエリソウ)なんかも検討の余地有り!では・・。


6333.花菱@横浜   2月20日(日) 23時5分
北方系・・・だいぶ無理ですが(^^; 半日陰に耐えるものがあがってますね。花菱もこの林立系っぽいの好きなようです。
どうだ〜〜〜って感じ(^^;;; こんな園芸もありでしょ(((((((;^^)


6334.メルモ@都内某所  2月21日(月) 0時22分
#6299.樹音さん
カライトソウが見事ですね。こんな大株の写真、見たことないです。私は、拡大するまでは枝垂れウメに見えてました。
トリカブトの色もすっっごくきれいです。ウチじゃ、これは無理だろうなあ。
#6309.setton8さん
我が家も多年草と花木中心の庭なので、一年草はポット苗で寄せ植えをつくり、2〜3台のスタンドを組み合わせて高低差を付けて、
日陰や日向の環境にあったコーナーにするという手を使っています。
種を直播きして育てられる場所はないも同然ですし、発芽した苗を間引くことができなくて全部育てようとするので、種から始めると収拾がつかなくなるんです。
それから別スレですが、八王子より都内の方が植物の種類が多いのではなく、周りがアスファルトな分、ちょっとした緑でも目立つのだと思います。
でも都内有数の自然林である吹上御苑は、なにも手入れをしないでただ放置しておくようにという昭和天皇のお言葉で、
もともとあった植物やら、小鳥や風に運ばれた種やらであんな景色になったそうですから、やはり東京の気候や環境は、多様な植物が育つのに適していたのでしょうね。
少なくとも戦後40年くらいまでは。樹音さんちのサンカヨウ


6338.コージ@東京ドーム帰り  2月21日(月) 1時37分
樹音さまのお家のサンカヨウは素晴らしいですね。感涙ものです(T▽T)
こちらでは販売されていたとしても、休眠中の株を掘り起こした山採り株を細切れに分けたものしか無いので活着しません。
メギ科の宿根草は全般的に休眠中の移植を嫌う傾向が強いのですが、それに輪をかけてひどい扱いをしているのですから当然です。
種子も新鮮なものでないと発芽しないので、いまだに成功したことがありません。
いつの日か良い種子を手に入れる機会があれば、栽培を試みてみたい「憧れの植物」であります。

右写真は樹音さんちのサンカヨウ(バックにキバナカタクリ)。


6343.樹音@北海道    2月21日(月) 9時46分
おはようございます。今日は素晴らしい青空が広がっております。雪はもういらん・・
#6326.ムク様。すっかり見逃しており、失礼しました。サンカヨウは#6328.モン様のご説明通りです。
一言加えるならば、実も食える!でしょうか(私はコレに弱い)(^_-)
花菱様。こんな園芸有り!です。大有り!! (こんなのも! !(^^)! )
メルモ様。取りあえずやってみる!というにはどんなもんでしょうか?私は耐寒性の問題でいくら授業料 納めたのか解らないです(-_-;)
コージ様。山荷葉ってそういう扱い受けていたのですか。可哀想に家の子は山鳥天然物で、庭では普通に特別な〜んにもしてません。
丈夫な子だくらいだったのですが、少しは扱い向上して上げよっと(^_^)
シオン&サワヒヨドリ系も好きサ。


6345.ムク@いつまでもパダ・ワン   2月21日(月) 12時56分
モウさま
>サンカヨウはイカリソウやトガクシショウマと同じく草本です
あ、そうなんですか・・やっぱり。樹音さんの写真を見る限り木っぽくないなぁとは思いましたが、見れば見るほどカワイイ〜(≧▽≦)/ 〃 でもきっとあるとこにあるからカワイイんだ・・。
とみちゃん
>海外旅行にも、高級ショッピングにも行きたいとは思いませんが、*6310、*6311のような場所に一度でいいから立ってみたい。
ホントだねぇ〜!
ところで#6314の下写真がミソガワソウですよね?この青もトリカブトの青もキレイ!
ちなみに今ムクは青ウイルスに感染中ですから(困)でも熱しやすく冷めやすい性格だからすぐ別のウイルスに感染するでしょう・・(大困)


6348.樹音@北海道   2月21日(月) 15時52分
写真整理ついでに送っちゃえー。家はせいぜいこんな物。
フウロソウ系他&スプリング・エフェメラル達(これは低性)。

↑樹音さんちの花壇。今咲いてるのはフウロソウの仲間やトロリウスなど。
↓樹音さんちのとても元気なスプリングエフェメラル達。
キバナカタクリ、オオバナエンレイソウ、アネモネ・ネモローサ、エゾエンゴサクなど。

6349.モンコ@帰宅   2月21日(月) 22時27分
樹音さん(^o^;)凄んげえ!
>家はせいぜいこんな物、フウロソウ系他&スプリング・エフェメラル達(これは低性)。
「こんな物」どころじゃないですよ。こりゃ。
首都圏や西日本では、このタイプの植物がこんな素晴らしく生育するなんて夢の夢でしょうね。
冷涼な気候、肥えた土、広いスペースなどいろんな条件に恵まれてのこととは存じますが
(ただし(-_-;)ヒトがセイカツするには決して恵まれた条件とは言いがたいが・・・)、雪国秋田の住人から見ても超裏山し〜!の花パラダイスであります。
#6317.月イチさん>モ本にあるアコースティックガーデンは広葉草原お花畑の再現をイメージされた結果でしょうか?
必ずしもそういうわけじゃなくて、たまたまなんですが、青花フウロやメドウセージも入ってるので、そんなふうにも思えて来ました。
#6330.これも月イチさん>ところで洋風ガーデニングにも堪える高性野草、初夏から夏まではいろいろあるのですが、秋に楽しめるものがあまりないな(トリカブトとミズヒキくらい)・・・
探せばけっこうありますよん。まずはシュウメイギク。

秋田ジャンゴで見かけたシュウメイギクの大株

6352モンコ@帰宅   2月21日(月) 22時47分
次いで、サラシナショウマの仲間。
こちらのキミキフーガ Cimicifuga は、野生のサラシナに較べると、穂の数が多すぎるような気が駿河、どなたか正確な名前知ってたらよろしく。
右はエゾリンドウの園芸品種。丈が1mを超えていたので、これはたぶん切花用の改良品種だろね。
こういう渋いピンクは、トリカブトの青紫やシュウメイギクの白やピンクともよく合いそう。ただし栽培は、夏場、涼しいところでないと難しいだろな。

キミキフーガ ラセモーサ? こちらはエゾリンドウの改良品種と思われる。

6366.ムク@快晴群馬   2月22日(火) 13時2分
樹音さん。
せいぜいこんな物ですってぇ( ̄(エ) ̄;北海道はレベルが違うのね・・(つ-`)これ以上寒いとこでは生きていけませんがうらやますぃ〜!
>探せばけっこうありますよん。
>まずはシュウメイギク

次にクジャクアスター?んでもってダリア?←秋に咲くダリアを見たことがないわしσ( ̄(エ) ̄;


6368.樹音@北海道   2月22日(火) 15時7分
野草以外も手がけています。田舎オリジナルですが・・。
モンコ様、ムクさん。北海道はこの手の物は有利のようですね。
でもあの手の物(ハイビスカスとか)は不利なのでお互い様なのかな。モン様のサラシナ系良いですね。
名前判明したら、欲しいな〜リスト!に入れちゃいます。月イチ様 シオン、ススキ(斑)なんかは、どないです〜。

↑↓樹音さんちの花風景。

6369.ムク@おやつの時間   2月22日(火) 15時40分
おうおうおうおうっ!樹音さん、次から次へとステキなお写真を・・!憧れますねぇ〜♪あとモウさまのピンクのりんどうも好きだぁー!!


6370.樹音@北海道   2月22日(火) 17時36分
まずったよ〜。前のやつ、考えてみたら、あの感じって、#6300.月イチ様の1.中途半端なイングリ庭・・ と、
3.「花いっぱい」の・・ ファンシー花壇の見本だった。月イチ様、そして皆々様、呆れないで下さ〜い。
こんな趣味悪いおばさんですが、花好き!ですから・・。構って下さいませ m(_ _)m


6374.ムク@一生パダ・ワン   2月22日(火) 20時41分
え??どの辺が中途半端で趣味悪いんですか〜?
ところで急に思い出したんですが・・何度も登場してるベロニカって宿根ですか?
ウチの社長は耐寒性ないと思って地植えしたベロニカは一年草扱いで秋に急いで挿し芽をして株を更新したんですが
その挿し芽も鉢に挿しただけで結局外に置いてあるんですよ〜!意味ねぇー(>o<;;)
今雪の下なのでどんな状態で越冬してるのか見ることできないんですが、霜に当たったり雪に埋もれても大丈夫ですよね?クガイソウ


6375.モンコ@帰宅   2月22日(火) 21時26分
凍てつく大地、いや雪をも融かすような樹音さんの北方系生き生き花パワーには感服する次第。
で、
>え??どの辺が中途半端で趣味悪いんですか〜?
道灌です。きっちりカラースキームやテクスチャー(質感)がどうのこうのなんてのは、
商業的なディスプレイ花壇(寄せ植え)や某雑誌グラビアなどに任せておけばいいんです。
そんな奇麗ゴトは冬場零下・夏場超高温&多湿・神風の吹く日本では通用しません。
まずはいろいろやれるだけ試してみること。場所によって、うっ溜いんぐりスタイルが出来るところはやっていいわけだし、
出来ないところはアジア・モンスーンの原点に立ち返って、その地に合った新しいスタイルを創って行けばいいのであって・・・。

>ところで急に思い出したんですが・・何度も登場してるベロニカって宿根ですか?ウチの社長は耐寒性ないと思って地植えしたベロニカは一年草扱いで秋に・・・
旧ベロニカ・グループにもいろいろあるようですが、耐寒性が無いのは南半球原産のヘベ属(Hebe)くらいかな。
それ以外、Veronica (狭義ではオオイヌ○フグリの仲間)、Pseudolysimachion (ルリトラノオやヒメトラノオ、トウテイラン、ミヤマクワガタの仲間)、Veronicastrum (クガイソウやスズカケソウの仲間)の耐寒性はかなりのものだと思うんす。

右写真はクガイソウ(岩手県焼石岳)。高所で風が強いせいか、背丈は40センチくらいしかなかった。モウズイカ提供。


6385.月イチガーデナー@東京杉並/月イチ長野   2月22日(火) 22時57分
樹音様。オタカラコウ
#6370.「中途半端ないんぐり庭」「趣味悪」・・なんてとんでもないですよ! 
これまでアップして下さった樹音さんの写真全てに、植物に対する溢れんばかりの愛情と、
アレンジ&育成の技術と年期が反映されていると思います。特に#6348の写真とりわけ2枚目には感動です! 
ネオ日本スタイルのウッドランドガーデンアレン地面トとして、全世界に発信したいくらいです。
ケイ山田さん「霧が峰」をイメージして作った庭がチェルシーでゴールドギルデッドメダル(でしたっけ?)を取るくらいですから、
かなりアピールするものがあるのではないでしょうか?もっとも評価だ、賞だ、スタイルだってのは、趣味エンには邪魔な概念ですよね。
というか楽しみながら試行錯誤して実践しているうちに、
その人の感性&愛情と植物の偉大なパワーの相乗効果でできた庭こそ、独自のスタイルを持ち、賞賛にも値するのでしょうね。
ところで樹音様、この環境と腕だったら、アツモリソウの群落なんて作っていたりしてませんか〜?
もう様、ムク様。
確かに秋に咲く背の高い植物っていろいろありますが、「北方系」イメージのものってあまりないと思いませんか? 
シュウメイもススキもシオンも言ってみれば「里山系高性野草」で、北方系という感じはあまりしません
(その意味では私があげたカリガネソウ、アキチョウジなどもそうですが・・・)。
しかしリンドウサラシナショウマはバッチリですね。ま、これにトリカブトと、あとリグラニア系(例えばこんなのがあったら、
葉の細めのグラスと混植して、秋の北方系高性野草コーナーがバッチリできますね(あと欲をいえば草紅葉になるフウロソウの葉と、
コバイケイソウの咲きがらなどあれば完璧! そういえばコバイケイソウってガーデング植物としてはどうなんでしょうね? 
樹音さんのところではすごくよくできそうですが)。

右写真はリグラリアの一種、オタカラコウ Ligularia fischeri (白馬岳)。モウズイカ提供。


6390樹音@北海道  2月23日(水) 10時10分
うぅ〜〜 ありがとうごぜ〜ますだ〜 (*^_^*)皆様のお言葉、この辺境の地で、変人と呼ばれ、草むしりに勤しむおばさんには最大の賛辞!と聞こえますです・・ハイ(-_-;)
我家の思いつき&試行錯誤(植える隙間)の結果、一部には「うっ凄イングリ系」も存在します。
これからも人一倍の愛情と手抜き(自生状態)で進化していきたいとおもいま〜す。
月イチ様。深いですね〜。バイケイソウは居ますが、コバイケイ、ミヤマバイケイは一部の盆栽系の方が持ってるくらいかな〜。
花がらも鑑賞するならば面白い! 酸性(~o~)
ついでに、ヤマブキショウマヤナギランクサレダマなんかは? 結果(莢)がおもろい!草紅葉が美しい。
あとセリ科シシウド系もドライ風がおもろいよ(うちは株大事!なので切りますが・・・)。
アツモリ系は最後の聖域ですね〜。怖くて持ち込めません。良く解らないのです。何度も手には取るのですがやれるでしょうかね〜?
天然晒菜(サラシナ)ショウマ&ヤマブキショウマ。記録風写真しか無いヨ〜。

樹音さんちの
サラシナショウマ
樹音さんちの
凄く花付きのいいヤマブキショウマ
樹音さんちのサラシナショウマ 樹音さんちのヤマブキショウマ

もんこ
参考までにリグラリアやコバイケイソウ(花がら)のある風景を一枚。

黄色いキク科はトウゲブキ Ligularia bodgsonii。白い花はカラマツソウ、左隅にヤマブキショウマ。
コバイケイソウは既に葉が枯れ出し、結実していた。焼石岳上沼にて。 1992/07/29

もう一枚

伊吹山山頂近くのお花畑。
伊吹山は決して高山とは言えないが、山そのものが石灰岩で出来ており、
西日本に位置しながらも、積雪量が多いことなどから、特異な植生が見られる。
その景観は北方の花園を髣髴とさせるものがある。

黄色いキク科はメタカラコウ Ligularia stenocephala。左下の黄色はキリンソウ。青紫の穂花はクガイソウ。
ピンクはシモツケソウ。少しわかりにくいが、イブキトラノオの赤みがかった穂花も見える。
手前の細かい葉はコイブキアザミ Cirsium confertissimum か。手前右の黒っぽい穂花はシュロソウ。
 2005年7月下旬。amiさん(京都)提供。

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(本頁は2005年3月19日にアップしました。7月30日、伊吹山の写真追加。)