里山シリーズ/御所野の春 2005/04/29
♪マグノリア・ガーデンにリュウ・・・を見た!

私の住む秋田市御所野地区は意外にも自然が豊かなところです。かつては、雑木林やススキに被われた台地で、少数の開拓農家と大規模なゴミ捨て場くらいしかなかった場所でしたが、現在は秋田県を代表するニュータウンに変貌しております。それでも台地の端っこの方、段丘の斜面には、雑木林が少し残っており、往時の面影を偲ぶことが出来ます。
今回、4月29日に訪ねた「ふれあい公園」は、以前、地元有志が作ったハーブガーデンを二度にわたり、取材紹介した場所です。

[参照]
緑の風の町に舞い降りて/2001年初夏編1 
緑の風の町に松田アナウンサーが舞い降りた!(2001年・盛夏/NHK・BS2ガーデン・ロケ編)

今の時期、さすがにハーブは咲いていませんが、周囲の雑木林にはちらほらと白い花影が見えます。ヤマザクラにしては、ひとつひとつの花が大きく、色も赤みを帯びていません。その正体ですが、タウチザクラ(田打ち桜)ことコブシです。
時を同じくして、拙BBSで、樹木、特にマグノリア(モクレン科)が話題になっていました。
いつもなら「ああ。コブシが咲いたな。」と遠く眺めるだけの木ですが、たまには近くに寄ってじっくり見てやろうと思いました。
ふれあい公園の雑木林。
手前左や右奥にポツポツ見える白いのがコブシ。本格的な新緑はこれからだ。

散策路の中ほど。
ここのコブシはへたな桜よりも見応えがあった。
コブシの花アップ。
(^^;)香りは確かめないでしまった。
ここでちょっとワープ。
愛知県西部にお住まいのゆ〜ほさんが、野生のシデコブシ Magnolia stellata (絶滅危惧2類)画像を送ってくれました。
 シデコブシ自生地の地面はミズゴケに覆われていたそうです。
↓シデコブシの花アップ。
↓モ庭のシデコブシ。
こちらはピンクでヒメコブシの名で売られていた。

また公園に舞い戻って・・・
公園の斜面にフキのような丸い葉っぱと黄色い花を見つけました(上写真の白矢印箇所)。
リュウキンカです。隣にはミズバショウもありました。
ミズバショウはともかくとして、リュウキンカは秋田では、けっこう山深いところにあるものと、私は思っていました。ところがここはもろ人里です。そのため、これは公園を造った方の粋な計らい、遊び心で植え込まれたものかなと思いました。ところが少し奥の方に歩いて行ったら、スギ林の下にご覧のようにリュウキンカが群生(明らかに自生)しておりました。
園芸用に山取りされるリスクもあり、公表すべきかどうか迷いましたが、私は皆さんの良心とマナーを信じます。
スギ林下のリュウキンカ。
周囲にはオオウバユリやギボウシが繁茂していた。
リュウキンカのアップ
リュウキンカは本来、湿地や渓流の畔など水浸しの場所に咲く花なのですが、何ゆえこんな林の中にあるのか?
たぶんこの地点は御所野台地に一旦しみ込んだ水が湧き出すところなのでしょう。段丘斜面のすぐ下に湿地や沼があり、ミズバショウが多く見られるのもそのせいかと・・・。

雑木林には他にもいろんな植物がありました。
エンレイソウとゼンマイ キツネノカミソリの群生
この林はやたらとオオウバユリが多かった。
花の頃は壮観だろうな。
スミレサイシン
日本原産のスミレとしては最大級の花をつける。

てっきり私は
オオウバユリだと思っていたのですが・・・

その正体はこちら
2005/07/23追記

昨年、ゴショノの春&うちの春で紹介したミズバショウの群生地です。うちから徒歩10分で行けます。
↑ ほたる橋から群生地を望む
↓ 橋の下はこんな感じ
さて、この時期のモ庭はどうなっているものやら?

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(本頁は2005年5月7日にアップしました。2005年7月23日、一部訂正。)