(^◇^♪お待ち遠さまでした。
lapisさんが語る英国園芸の意外な真実:2007年版
1.超暖冬の庭〜イギリス編

2007超暖冬の庭 ーイギリス編ー
23238.lapis@イングランド(日本里帰り中)   2月22日(木) 0時27分
冬の小さな楽しみを見つけに
1. ーA hazy Shade of Winterー
 
 
  
  Look around 
  Leaves are brown 
  And the the sky   
  is a hazy shade of winter

イギリスの冬の散歩道は、
ポール・サイモンの歌詞のように、
The sky is a hazy shade of winter
まさにそのものです。

今年はイギリスでも信じられないような暖冬ですが、暖冬だからと言って、明るいわけではありません。霜の降りる日は確実に少ないでしたが、雨の日が多く、グレーな曇り空が続くのは例年と同じです。
でも、そんな暗〜いイギリスの冬にもその気にさえなれば、小さな冬の楽しみが見えてきます。
そんな小さな冬の楽しみを見つけに、一緒に散歩に出かけてみませんか。

冬枯れのグラスやシードヘッドに出会うのも、冬の楽しみの一つです。
夏の姿とはまた一味違った面白さがあって、「一粒で二度美味しい」と言ったところでしょうか。
ブルーグレーの色のは、ロシアンセージでしょうね。
下のシードヘッドは、ちょっとおもしろいと思いませんか。

23242.
霜の降りた冬の散歩道は、こんな風です。
こんもりと赤っぽく見えているのは、花が枯れたあとの秋咲きのヘザー。↑
水際のグラスも、常緑のシュラブの中で微妙な色を見せています。↑
冬枯れのグラスガーデンを散歩していると、同じく散歩をしているキツネのコンタに出会ったりします。
コンにちは〜」と声をかけたのに、知らん顔をされてしまいました。↓

23243.
ヘザーも、こちらでの秋・冬には欠かせない植物です。
花の色や葉っぱの色、サイズもいろいろなので、秋咲きのもの、冬咲きのものをうまく組み合わせると、
随分長い間楽しむ事ができます。

23245.lapis@イングランド(日本里帰り中)   2月22日(木) 0時48分
冷たい空気の中を散歩していると、不意に甘い香りに出会うことがあります。
もちろん香りのある花はいつの季節にもありますが、冬の張り詰めた空気の中で出会う香りには、何か特別なものを感じてしまいます。
何処から来るのかしらと周りを見回すと、そこに見つかるのはたいてい目立たない小さな花の姿です。

右はロニセラ・スタンディシイ Lonicera standishii 
冬に咲くハニーサクルです。

次は、Viburnum grandiflorum f. foetens
このヴァイバーナム(日本ではビバーナム?)はピンクの花が多いのですが、これは珍しく白花です。

そして、三枚目は極めつけサルココッカ・フーケリアーナ(ヒマラヤサルココッカ) Sarcococca hookeriana
本当に、何の変哲も無いただの小さなシュラブです。そして、ゆっくりゆっくり成長するので、花が咲く頃までには植えたことさえ忘れられてしまうほどです。

でも、時が来ると、ある冬の日小さな花から甘く濃厚な香りを放ち、人々はその存在を再確認させられます。
それぞれの香りをお届けできないのが、とても残念です。


Viburnum grandiflorum f. foetens Sarcococca hookeriana

23246lapis@イングランド(日本里帰り中)   2月22日(木) 0時56分
冬に咲くクレマティス、Clematis cirrhosa
夏のクレマティスのように目立つ派手さはありませんが、うつむいてひっそりと咲く可憐な花ですね。
晩秋から早春にかけて、随分長い間咲いてくれます。
「冬咲き」とは言っても、南ヨーロッパから地中海にかけての原産ですので、イギリスでは南向けの壁に這わせるなどシェルターな場所が必要になります。
花は白に近いクリーム色からワイン色までさまざま、fleclesと言って、花びらの中に斑点の入るものもありますね。
最近は日本でも人気が出てきているとのことですが、栽培可能な地域はどのあたりまででしょうか。
例年ならば、寒さの中で小さなベルを揺らしているこの花ですが、今年は壁の上で日向ぼっこをしているみたいに、たくさん花をつけています。
クレマチス・キッルホーサ Clematis cirrhosa var. balearica Clematis cirrhosa `wisley Cream'

23247lapis@イングランド(日本里帰り中)   2月22日(木) 1時3分
そして次は、冬に咲くアイリス・ウングィキュラリス Iris unguicularis
冬に咲く花は白っぽい色が多いように思うのですが、その中でこのブルーの色はぱっと目を引きます。
春先にIris reticulataがつんつんと出てくるまで、このアイリスの独り舞台です。
`Walter Butt' これは珍しく白花 `Mary Barnard'

23244.ami@京都   2月22日(木) 0時50分
lapisさんこんばんはー。途中で挟んですみませーん。
シードヘッドと呼ぶんですね、こういうのはドライフラワーで冬を楽しむ感覚なんでしょうか。
きつねどんの登場にミスポターを思う。
23248.lapis@イングランド(日本里帰り中)   2月22日(木) 1時21分
amiさん 早速コメントありがとうございます。
こちらの人は、seedhead を、とても大切に考えているようですね。
たとえば、クレマティスの広告の説明などでも花の記述だけではなく「花後のシードヘッドも楽しめる」なんて書き加えてあったりします。
私も、イギリスに行ってから枯れ姿の美しさを改めて思うようになりました。
暖冬のせいで餌が豊富なのか、散歩の途中で出会うきつねどんは今年はみんな栄養満点で丸々しています。
23250てぬ   2月22日(木) 8時33分 サルココッカ
lapisさん、素敵なお写真ありがとうございます。
冬に咲くハニーサックル、ビバーナム、サルココッカいいですね〜
香りがまた楽しませてくれるのでしょうね。

`Walter Butt'はカンザキアヤメの白なのでしょうね。
見たことないです。あれば欲しいです。
23252.とみちゃん(ビンゴ♪)   2月22日(木) 12時0分
lapisさんーイギリス編ーありがとうございます。

山道で、セイタカアワダチソウとススキのドライフラワー群生を見てこの風情もいいな!と思っていた矢先のアップでした。
国は違えど、チョイうれしかったです。

23245,23246匂いをかいで見たい・・・
画像にクンクンすると香りが楽しめればいいのに・・・
23254.麦@温暖化だけど雪だらけの庭   2月22日(木) 12時24分
わーーー全く違いまシ。
今朝の庭はこんなでシ。雀の足跡が寂しいと思いませんか?
でもお天気は凄いピーカンです。
ってことで、これから娘とラーメン食べに出かけます。さんぱちのとんこつらーめんでーす。

23257.ムク@ポカポカ群馬   2月22日(木) 12時52分
lapisさん、真夜中のレポありがとうございます♪
写真が多いので嬉しいでつ。どれも絵になりますねぇ!!
ムクもこの時期に楽しめる何かがないかなぁと昨日庭を物色していたら・・
クロちゃん開花〜♪いつもなら雪に覆われているし、なんせ初めてのクロちゃんなので早いのか遅いのかわからんのですが。。
今更ながら気になったのは・・早春に咲く花木のツボミ♪
梅もそうですが、毛皮のコートを着てるんですねぇ(* ̄(エ) ̄*)画像はムクんちのハナモモ。
いつ毛皮を脱ぐのかなぁ?
麦さんとこはまだまだ寒そうですネ(つ‐i)
23258.ぱめ@熊本のラベ中毒   2月22日(木) 16時43分
lapisさん、こんにちは〜。懐かしいですねぇ、S&G(遠い目・・・)
こんな写真を見るとグラスっていいな〜と思います。それぞれに微妙な色合いが組み合わされて、とってもきれい。
で、香りフェチな私は香る花三連発に釘付けですo(*^▽^*)o サルココッカをずっと探していますが、熊本では見ないですぅ。
23261.arisu@しんじょう(=^^=)♪   2月22日(木) 19時41分
lapisさん。お写真沢山。嬉しいです(^^)y
コン太くんに激しく反応! ( ̄m ̄*)わたしの仲間だ!
あっ!他の写真もちゃんと見てますよ(^^ゞへへ。
でもね…コン太くんがいいのぉぉぉ。触りたいぃ。
麦さん。埋まってますね。(^^;)あはは。ムクさん。めんこいでしゅ。(〜^^)〜
23262.IDU@関東某所   2月22日(木) 21時47分
>散歩の途中で出会うきつねどんは
散歩の途中で出会うきつねうどんは・・と読んでしまった。(^^;)☆\バキ
lapisさん、生で絶対に見られない沢山の画像をありがとうございます。
23267.もんこ@どんべぇ   2月22日(木) 23時38分 lapisさんのコルヌス
おおおっおお( ̄∬ ̄;こりは凄い!
lapiさん。貴重な画像&レポートありがとございました。m(__)m
英国の冬庭情報って、
既存の紙メディアやテレビで紹介されることって極めて少ないんです。
ネット上に躍り出たのは、おそらく今回が本邦初なのでは・・・。
メモリアル化致しませう。

へザーも新鮮ですね。
で(^^;)出来ましたらコルヌス画像の追加もお願いし( ̄も ̄;)☆\バキ
23270.樹音@流氷は・・・   2月23日(金) 10時50分
lapisさ〜ん すんばらしい〜〜〜冬景色!? ありがとうございます。。
まっしろしろすけなこちらでは有り得ねーー景色ですだ。
枯草風情が良いですねん、雪圧でぶっつぶれな我庭とは植生が全く違いまんがな・・
なんと言ってもこの時期に「開花!」ですか〜 裏山に鹿が群生ですだ。。

ヘザー達元気ですね、こちらではエリカとかエリカ・カルーナとかと呼んで、群生させてる例が多いですよ。

ここで質問♪ そちらで言う「ヒースの丘」に生えてるのって、「ヘザー」なのでしょか??
何かの本にはヒース=エリカ又はカルーナ(lapisさんの写真のタイプ)の記載が有ったので疑問でした。教えてくんなましー。。
23271.lapis@イングランド(日本里帰り中)   2月23日(金) 14時14分
てぬさん
アイリス Iris unguicularis 、和名はカンザキアヤメなんですね。
昔からのもの以外の和名に弱いので、皆様の書き込みでいつも確認させていただいています。
`Walter Butt' は、私も今年初めて見ました。

とみちゃん
ドライフラワーとか冬枯れの野って風情がありますよね♪ふゆめがっしょうだん
香りのある花のときは、香りをお届けできないのはホントに残念!
>画像にクンクンすると香りが楽しめればいいのに・・・
実は私も同じことを考えていました。

麦さん
今年の冬は南部で雪が積もったのはたったの3回だけ。マイナスになった日も少ないでした。
いつか話題に出たカリフォルニアライラックが1月から蕾をたくさんつけていて、一体どうなるのかしらと思います。

ムクさん
クロッカス、可愛い!
冬芽もそれぞれ違っていて、それを見つけるのも冬の楽しみですよね。
昔、『ふゆめがっしょうだん』という楽しい写真絵本があったのですが、図書館などで見つけられたら、ぜひご覧になってみてください。
とっても楽しい本ですよ♪ オススメ!!
┬┴┬┴┤π`;) 参考までに
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?No=1903 
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4834010201
                
スモークツリーのふわふわのドライフラワー

23272.lapis@イングランド(日本里帰り中)   2月23日(金) 14時22分
ぱめさん
熊本は随分暖かいのでしょうね!

>サルココッカをずっと探していますが、熊本では見ないですぅ。
この前確かグランドカバーのスレの時に、葉っぱさんかボロボロの木さん(違っていたらごめんなさい)が、
書き込みなさっていたので、売られているのでしょうけれど・・・
こちらでも、マイナーなシュラブなので、これを植えている人はかなり熱心なガーデナーということになるでしょうか。
玄関先とか、庭に出る裏口のすぐ外とかに植えて身近に香りを楽しむ事が多いですね。安西氏が加筆した巨大ナマケモノ。原画は無断コピーです。

arisuさん、IDUさん
いつもだと冬のキツネ君はもっとやせているんですけれどねえ・・・
実はこの写真の後、動物や鳥と話のできる?同居人がうっかりコンタに声をかけてしまったもんで、30分もつきまとわれて、困りました〜。
私は5m以内には近づきませんが、彼らの間隔は50cm〜1mです。
きつねうどん、好きですよ〜♪
散歩の途中で出会うのは、きつねどんやウサギやりすたちだけではなく、↓こんなヒト?や守護神?にもばったり出会ったりします。

23273lapis@イングランド(日本里帰り中)   2月23日(金) 15時6分
モウさん
イギリスの冬庭情報って、そんなに少ないのですか〜?
これが、例年通りの寒さで、もう少し北の方だとすばらしいフロストの画像なんぞが送れるでしょうに・・・
Cornus画像、バッチリですのでお任せ下さい!
Cornus sanguinea `Midwinter Fire'  
コルヌス・サングィネア(セイヨウミズキ) Cornus sanguinea `Midwinter Fire'
とはいうものの、雨ばかりで植栽のいいガーデンには出かけられなかったのが、残念なのですが、それはまたの機会に。
(自分で運転ができなくなってしまったので、週末にしか遠出ができませんでした)

週末はまたモウさんのUPになる(すみません、すでに期待しています♪)と思われますので、
続きは週明けに書き込みますね。

画像↑は
Cornus sanguinea `Midwinter Fire'
右はSalix かな? 時々見分けがつきません。
モウさん、次回はこんなのばんばん貼っちゃいましょう。

樹音さん
しばらく暖冬の庭で楽しんでくださいね!
樹音さんや麦さんのすばらしい庭が拝見できるのも、あともう少しの辛抱です。
今年は北海道の春も早いのではないでしょうか?!
日本ではエリカなんですね。
こちらでは、学名で呼ぶ時はErika、英名ではヘザー Heather あるいはヒース Heath を使いますが、
普通はヘザーが使われる事が多いですね。
品種名を使わずに説明する時などは、秋咲きのヘザー、冬咲きのヘザーなどと言いますね。
ヒースという語を使う時は、heathlandなどのようにヒースの原野のような所を指す事が多いように思われます。
私はヒースというと、やはり『嵐が丘』を連想してしまいますね。
昔、晩秋にヨークシャーの田舎を旅した時、その舞台を思わせるような荒涼とした風景の中で、
ヒースが地面にへばりつくようにして咲いていたのが印象的でした。



23274.ムク@かねなし   2月23日(金) 21時7分
( ̄(エ) ̄‖更に真っ赤なコルヌス・・凄っ!
ここいらで赤いのはやっぱりモウさまも紹介されてるベロニカですねぇ。秋からずっとこの色ですね。ベロニカ・オックスフォードブルーの紅葉
それから・・23272のオブジェ(??)カタチ系とかガーデングッ図鑑の頁を思い出して笑っちゃいました!!
ふ〜ん。エゲレス人もそんなの置くんだー!?ってヾ(≧∇≦)
『ふゆめがっしょうだん』楽しそうな本のご紹介ありがとうございます♪
そーいえばメルモさんにもご紹介していただいたのにあの本は結局見つからず終いだったのだわ・・(沈)
23280.もんこ@週末こそ全て♪   2月24日(土) 0時17分
>イギリスの冬庭情報って、そんなに少ないのですか〜?
(-_-;)少ないですね〜。
BISES辺りでもほとんど見た記憶ないですよ〜(ワタシの手餅の範囲では)。
せいぜい有ってもクリロー(ヘレボルス)や小球根くらいかな。真冬でも初夏の絢爛豪華な宿根ボーダーの特集とかに((((((逃ge込んでますよ。
夏場も含め、葉っぱ(一部グラス)までは行くんですが、樹木や冬庭となるとさすがに腰が引けるようです。

あと園○ガイドやマイ○ーデンはよくわかりませんが、趣○園の場合、ここ十年くらいの冬場は、定番の温室鉢花(シクラメン、シャコバ、シンビなど)やクリロー、正月鉢物などでビッシリ塞がってますので・・・
その点、昨年のRHSJ会報10月号の特集は新鮮でした。
「幹と枝の美しさを見直そう」とのテーマのもとに、ウィズリーのウインターガーデンの様子がホンの少しですが、紹介されてました。
もちろん色鮮やかなコルヌスの写真も2,3枚、載ってました。

>週末はまたモウさんのUPになる(すみません、すでに期待しています♪)と思われますので、続きは週明けに書き込みますね。

(^◇^♪愉しみにしてましゅ。って言うことは。こちらも・・・((((((準備 準備;
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管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
(本頁は2007年3月3日にアップしました。)