lapisさんが語る英国園芸の意外な真実
ブルーベルの青い海原 (Emmetts Gardenから)

lapis@こちらも花冷え [URL] (序の口/1回)   2009/04/26(日) 05:30
No. 4004
「ブルーベルのさざなみ」をお届けしてから後、2年続きで春に日本に帰国していましたので、
大好きなブルーベル(イングリッシュ・ブルーベル Hyacinthoides non-scripta)に出会えずにいたのですが、今年はようやく「ブルーベルの海原」をお届けする事ができます。

4月22日、ケント州にあるナショナルトラストのEmmetts Gardenに行って来ました。
ここは19世紀の後半にFrederick Lubbockによって作られた庭園ですが、
彼はWilliam Robinsonの友人だったのでその影響が強く、中国やヒマラヤなどの珍しい樹木やプランツなどもたくさん集められています。

今の時期はブルーベルでも有名なのですが、まだ少し早いだろうとあまり期待しないで出かけたのに、
お天気に恵まれて、すばらしい光景に出会うことができて、ラッキーでした。
残念ながら、実際に目で見る美しさは写真ではとても表わせませんが、みなさまにも、「ブルーベルのさざなみ」もしくは「青い海原」のお裾分けです。
No.4005
庭園のある場所は、
この写真からご想像できるようにかなりの高台になっています。
日本でなら、里山とでも言えるような場所ですね 。
No.4006
ブルーベルの広がっている場所は、崖に面した急斜面で、その間に複数の小道が作られていて、
上からも下からもブルーベルが見えるようになっています。

No.4007
見渡す限りブルーベルの青い海原が続いていて、

No.4008
woodland全体がやさしく甘い香りに包まれています。

No.4009
近寄って見ると、
そっくり返った花弁が可愛いくて、妖精の花と言われるのも改めて納得できますよね♪
No.4010
たま~にこんな白いのが混じっています。
私が見つけたのはこの広い場所でたったの2輪だけ。
No.4011
ブルーベルの中に所々、ログで作ったこんなベンチが置かれています。
花を踏みつけてしまいそうで、心配になりました。

No.4012
大きな日本のモミジの樹とブルーベルが珍しい組み合わせだなと思います。

No.4013
前景のブルーベルの花の向こうは急斜面で、中景に霞んで見えるブルーは実はかなり深い谷底なのですが、
写真には遠近が全く出ていませんねぇ。

lapis@こちらも花冷え [URL] (三段目/11回)   ..2009/04/26(日) 05:52
No.4014
ほんのちょっぴりブルーベルの森にいる雰囲気を味わって頂けましたでしょうか。

モウ@冷たい雨 (序の口/4回)   ..2009/04/26(日) 08:04
No.4018
(^^♪やはり念波が通じたんですね。ありがとうございました。
2007年の「ブルーベルのさざなみ」以来、ろくろっ首を長くしてお待ちしておりました。

> ほんのちょっぴりブルーベルの森にいる雰囲気を味わって頂けましたでしょうか。
けっこうたっぷり・・・(○´ε`〇)ごっつあんです。
とみちゃん・ビンゴ♪ [URL] (前頭/140回)   ..2009/04/26(日) 09:48
No.4022
> 残念ながら、実際に目で見る美しさは写真ではとても表わせませんが、みなさまにも、ブルーベルのさざなみもしくは青い海原のお裾分けです。
lapisさん、おすそわけありがとうございました。
ベンチに腰かけている2人を自分と想定して楽しみました。
うっとりです。ありがとうございました。














lapis@こちらも花冷え(三段目/12回)   ..2009/04/27(月) 07:15
No.4028
モウさん
スローな私のこと、なかなか書き込みができなくて申し訳ありません。
でも、ドンジャラはいつも拝見して楽しませて頂いています。

ブルーベルの花、なぜか写真に撮ると淡いライラックのような色になってしまいます。実際にはもっとブルーなのですけれど。

ブルーベルの海原に時々白い波が立って・・・
でも、お互いに邪魔せずに住み分けているようです。

No.4029 ワイルドガーリック Allium ursinum
とみちゃん
楽しんで頂けてうれしいです。
アップダウンのきつい庭なのでベンチの設置はうれしいのですが、
ブルーベルの中にも平気で花を踏んづけてずんずん入って行く人がけっこういて、見ている方はヒヤヒヤする事が多いのですが、
モウさんが何処かのスレで書かれていたように、本来は少々ズカズカ入って行こうが、花摘みをしようがおおらかな自然は平気のはずなんですけれどね。。。
ここはたくさんの人が訪れるのに、柵もツナも全くありませんでした。

白い波はワイルドガーリック。








モウ@盛岡帰り (序の口/1回)   ..2009/04/27(月) 21:41
No.4038
> 白い波はワイルドガーリック。

わっ(^o^)この花、アリウム・ウルシヌム Allium ursinum じゃないですか。
昔、と言っても7,8年くらい前ですが、山形のホムセンで球根(かなり萎びたもの)を売ってましたのでに大量に買ったのですが、一球として芽を出しませんでした。
エゲレスではこんなふうに元気に咲くんですね。








ami@京都 (大関/232回)   ..2009/04/27(月) 21:46
No.4039
うわ~~~すごい!
これはほんとに見頃でしたね!!

lapisさんありがとうございます♪
lapisさんのラッキーお裾分けいただき感激です♪
奥の方まで青いのがよくわかります。
ほんとうにすごいですね~!チャランの仲間
香りもなんとなく伝わってきますよ~♪

わたしの好きな「花の季節を訪ねて」というタイトルでNHK-BSで放送されていたデビットタラント氏が野草を訪ねて世界の野原を訪ねるカナダの番組があるんですが、
イングランドの回はイングリッシュブルーベルを訪ねる旅だったのです。
で、氏が訪ねたときはワイルドガーリックが全盛期で「ガーリックの香りがします」とちょっと匂う結末でイングリッシュブルーベルは
まだ咲き始めのつぼみばかりでとても残念がってました。
デビットタラント氏にも見せてあげたいです♪













lapis@こちらも花冷え(三段目/16回)   ..2009/04/28(火) 04:47
No.4047
モウさん
ワイルドガーリック、Allium ursinumですね。
こちらではブルーベルと前後する時期に、小川のほとりやウッドランドの湿地のような場所がこの白い花で埋め尽くされます。
匂いを別にしたら、とても綺麗ですよ♪

ドイツやフランスでも見かけましたから、ヨーロッパでは普通に生えているんだと思います。
根っこも葉っぱも食べられますよ。
クマさんやイノシシ君も大好きのようです。

フタリシズカみたいなチャラン属のプランツもブルーベルと住み分けていました。
No.4048
amiさん
花を訪ねる旅って、けっこうタイミングが難しいですよね。
amiさんもギリシャの旅ではいろんな花に出会えてラッキーでしたね♪
おかげで珍しいギリシャの花々を楽しませて頂きました。

うちの近辺にもたくさんブルーベルの咲く場所があるのですが、
けっこう個人の所有地だったりするのと、この国って車で走っている時に道端には止められないので、
うわ~~!とか、きゃ~~!とか叫びながら猛スピードで走り去る事が多いのです。
モウ@コリーダ♪趣味 (序の口/2回)   ..2009/04/28(火) 22:21
No.4055
> フタリシズカみたいなチャラン属のプランツもブルーベルと住み分けていました。

ちゃら~ん \(^_^)/
林家コンペイ師匠を思い出しましたが、師匠元気なのかな。
はさておき、チャランって今調べてみたら、原産は中国なんですね。
英国っていろんなところの植物が帰化を通り越して元からあったような顔をして生えている。不思議な国です。
lapis@こちらも花冷え (幕下/21回)   ..2009/04/29(水) 07:12
No.4059
> 英国っていろんなところの植物が帰化を通り越して元からあったような顔をして生えている。不思議な国です。

それって、言えますね。
でもそのせいで反対に大変な事にもなっていると思うのですけれど。。。
ブルーベルの場合は、スパニッシュが元々ここにいたのは自分の方だとばかりに
のさばっています。
2年間春に不在だった間に、周り中がスパニッシュに征服されてしまっていました。
近所の家の前庭にはすべてスパニッシュがいますし、3年前には隣の庭の片隅に3m×2mのスズランの密集して生える場所があったのですが、
この春その場所はすべてスパニッシュに占領されてしまっていて、スズランの気配もありません。








ああ、ブルーベル
てぬ@人生、二重封筒 (序の口/2回)   ..2009/04/29(水) 12:16
No.4062
今日は気温が上がってきましたよ~
ブルーベルの世界に行きたい! No.4011のベンチに座る人になりたい!
No.4012のお写真にうっとり!もう、たまりませんです。
平九郎@周囲は田植え (序の口/1回)   ..2009/04/29(水) 13:31 山下達郎のビッグウェイブ♪
No.4063
lapisさん はじめまして
イギリスに行ったことのない私には、もうビッグウェイブ♪山下◎郎でした。

かの地でもスパニッシュは強いのですね。
スズランまで追っ払うとは。
もちろんあのような場所はナショナルトラストですから、
スパニッシュなそ持ち込まないようお達しが出され、保全されているのだろうと察しますが、
ずっとずっと咲き続けていて欲しいですね。






lapis@こちらも花冷え(幕下/23回)   ..2009/04/30(木) 07:57
No.4071
てぬさん
ブルーベルの森、楽しんで頂けてうれしいです。
私も久しぶりだったのですが、改めてブルーベルの魅力に惹かれました。
静かなwoodlandの中に聞こえてくるのは鳥たちのさえずりだけと言う至福のひと時でした。
そして、香りがなんとも言えないのです。
甘ったるくなく清々しさのある本当にやさしい香りですよ。

ここだけに柵がありましたが、これはブルーベルを守るためというよりは、この辺りが急勾配の坂のため人が摑まるための柵のようでした。











No.4072
平九郎さん
> かの地でもスパニッシュは強いのですね。
そうなんですよね。スズランもかなり毒性が強いと思うのですが、見事に消滅です。

ナショナルトラストのような所は、おっしゃるように1本のスパニッシュも生えないように管理されているのでしょうけれど、
そこの敷地を出て少し行ったところの村にはちゃあんとスパニッシュが生えていましたよ。

一般の英国人にも両方の区別のつかない人が多く、異邦人である私がイングリッシュブルーベルの未来を危ぶんで、
周りの英国人たちに必死でスパニッシュ撲滅運動を働きかけているのですが、時すでに遅し、ごまめの歯軋りみたいな気もします。
うちから歩いて10分という所にもブルーベルのさざなみが広がっているのですが、いつまで維持ができるのかしらと危機感でいっぱいです。

どうやら夏場は、羊歯の樹海になりそうですね。

次(オーリキュラ)へ行くよ~
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(本頁は2009年5月16日にアップしました。)