2019年ロンリーハーツ植物紀行
9月28日、紅葉の栗駒山(うぶ沼〜天馬尾根)2

(本頁は「9月28日、紅葉の栗駒山(うぶ沼〜天馬尾根)1」の続きです。)

展望岩塔から先に進むのは、昨年10月3日(記録はこちら)に続き、二度目だが、今年はどうだろう。
天馬尾根への下り道は今回も素晴らしい紅葉の連続だった。

向こうには秣岳と須川湖。



下るにつれ、紅葉の樹種はカエデの仲間が多くなる。
こちらは赤や橙の他に黄色も有った。

背景の山々は左から1397mピーク、モンサンミシエル峰、秣岳と思われる。

秣岳との鞍部に差し掛かるあたりの紅葉も綺麗だった。
その付近で今回は更に綺麗で素敵な方にお会いした。fb友の福島玲子さんだった。

背景は鬼首カルデラの山なみ。

背景は大崎平野か。

タラタラ歩いているうちに、稜線は秋田領になっていた。
振り返ると展望岩塔と栗駒山の重なりが。それよりも手前の笹と紅葉のコントラストが凄い。


行く手には草原と島のような小ピーク。モンサンミッシェル峰だ。


モンサンミッシェル峰

この辺の草原は「しろがね草原」に含めてもいいものかしら。
こんなに綺麗な草原は東北でも珍しい。

草原越しに焼石岳。

草原越しに展望岩塔と栗駒山。右の出っ張りは虚空蔵山(1409m)。

今日はモンサンミッシェル峰の岩場で昼餉とする。
この場の紅葉は昨年(こちら)に較べると、ホンの少し早いせいか、紅みは欠けていたが、他の色が多く混じり、これはこれで綺麗だった。

背景は鬼首カルデラ方面。

背景は左からハゲ禿、虎毛山、神室連峰など。

背景は左から神室連峰、高松岳、鳥海山など。

秣岳を望む。

今日の昼餉は珍しく家内が握ってくれた梅干しオニギリ二個だった。景色のせいもあろうが、(T_T) 泣けるほど美味しかった。

次は秣岳に向かう。

秣岳への登りからモンサンミッシェル峰を望む。

秣岳への登りからハゲ禿方面を望む。

秣岳山頂からの眺めはあまり良いとは言えない。
山頂から少し先に進み下ると、須川湖がでかく見えるようになる。


湖畔に駐車中の柿の種号も見えた。

秣岳から急な坂道を下り、鞍部で振り返ると・・・

ピラミッド形になった秣岳

ここで少し草花の話題を。

ネバリノギランの草紅葉 エゾオヤマリンドウ
Gentiana triflora var. japonica subvar. montana
しろがね草原で見たもの。

北東北の高山でよく見かけるリンドウの仲間は長年、エゾリンドウとされて来た。
ところがエゾリンドウは花が茎頂と茎上部の葉腋につくと説明されているのに対し、北東北の高山でよく見かけるものは茎頂にしか花が付かない。
このようなタイプを手持ち書籍(山渓ハンディ図鑑8、増補改訂新版 高山に咲く花)では「エゾオヤマリンドウ」と呼んでいるが、
分布地域は北海道としており、北東北のものについては言及してなかった。
何が契機となったのか定かではないが、数年前から巷(主にネット上)では、北東北に多いこのタイプのリンドウも「エゾオヤマリンドウ」と呼ぶようになった。
私自身は葉腋に花がつかないリンドウをエゾリンドウと呼ぶことに長年ためらいを感じていたので、
それに従い、自ホームページ上でも、「エゾオヤマリンドウ」とした。
すると茎上部の葉腋にも花がつく正真正銘のエゾリンドウを秋田ではさっぱり見かけないことに気付いた。
今まででは、低地の刺巻湿原と大仙市の某湿原で見た程度か。
今回、栗駒山を縦走したところ、見かけたリンドウは当初、葉腋に花の付かないタイプばかりだったが、
秣岳を少し下りた鞍部で見た株の多くは葉腋にもしっかりと花がついていた。しかし廻りを見渡すと、そうでないものもあった。
両方のタイプが混生しているが、こういう場合のリンドウは何と呼んだらいいものなのか。 

エゾリンドウ Gentiana triflora var. japonica

エゾリンドウ? 僅かの間だが、気持ちの良いブナ林を下る。

須川湖から見た秣岳。

須川湖から見ると、秣岳はほとんど紅葉していない。
今回、紅葉していたのは稜線の上と南側の限られた斜面上部だけだったようだ。
それでも素晴らしい紅葉を満喫した一日となった。

9月26日の三ツ石山と今日の栗駒山。この二山だけ、何故斯様に紅葉が早く、しかも美しいのか、その理由はいまだ十分解明されていない。


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(本頁は2020年1月2日にアップしました。)